今日も頑張るぞー

あんバター塩パンと、おーいお茶、デイリーヤマザキで!寝坊した。7時出勤のときは5:32の電車に乗らないといけないので、いつも朝飯や昼用のおにぎりづくりを絶対にしたい俺は家を出る50分以上前に起きる。前までは、落合陽一が千葉さんと対談している時に、アラームかけるのやめましょーとあのゆるボイスで言っていたので、そうか、たしかに、と妙に納得して、アラームをかけなくてもそのまえに目覚められそうな、5:40に設定して、アラームは最後の砦のように使っていたのだが、それもだんだんズルズル後ろにずれていくのが人の常なのか、あとシンプルに40分、いや最後の砦なんだからそれでいいんだが、もう途中から40に一度おきて、そのあとまどろんで、のほうがメインストリームになってしまったので、となると普通に5分くらい遅い、いつもあと5分ありゃあなあと思っていたので、勘違いかもしれないが35分に設定し始めてみた。すると、けっこう余裕ができる。たまに、というか半々くらいの割合で、母が5時過ぎに起きてきて、いいよ、とおにぎりはむすんでくれる。あれありがたい。かなり時間のかけ方がかわってくる。というか、はなからどう配分して、という考え方はなぜかしていない、とりあえずやりたいことからやっていって、目についたものをひたすら片付けるとどうならいろいろやりすぎて間に合わなくなる、それは始発電車へ向かう道だけではなく、ある程度なんであってもそう、だと最近気づき、そんな感じでやってる、あまりにシステマティックにするのなら、朝飯は座って食えなくなりそうだからだ。俺はトーストを焼いて、取り出して、毎回座りたいかどうか確認して、毎回やはり座っている。

それで、今日は5:08に起きた。40分どころか4:00前に一度起きているのだが、まあそれもなれっこで、直後に出勤の控えてるときはそのまま早く起きたりせず必ず目を閉じておくことにしていて、とりあえず二度寝、三度寝めだったかな、四度寝まではありえる。それから35分のアラームでも起きて、珍しく、スマホにタッチするだけでなく画面を見て停止ボタンを押せてしまって、スヌーズ機能も切れてしまった。
なにかの物音で起きて、あ、と思ったのは、目が覚めてから1分経ってからだった。とりあえずあんバター塩パン食べる。

起きて、これ、6:02のほうか。いや、いろいろはしょれば?しかし今日は遅刻したくない。ああ遅刻させてくれてるミホさんありがとう、今日はどうする。今起きてるのは、母?!父かと思った。おにぎりがふたつ食卓に置いてあって分かった。なんてありがたいんだ。こういうことなら、朝飯をはしょればなんとか、よし顔洗って、鼻の穴かっぽじったら最近弱くなってて鼻血が出て、下手に触らない、と急いでいるときの自分を戒めて、それからなにをしたっけ、髪濡らして乾かして、ほとんどやったことないけど、朝飯食ってもないのにはー磨いて、あれ磨くもんないから歯磨き粉だけ行き渡らすように磨いて、スーッとして、水は飲まずに、ひっくり返してた弁当ぶくろ、レミちゃんから借りてるやつひっくり返して、とってのとこが弱いかなと思ってたらもう破れ始めちゃって、やべこれはひっくり返さないほうがいいんだ、まあこうして、丸めたら変わんねーんだけどね、とおにぎり二つを縦に入れた筒のような形にして、取っ手は丸めこんで、トートバッグに。それから本。ここ1週間は、毎日持ち歩く本を変えている。読みもしないが、それは大事だと思う。10秒、今日何持ってたら嬉しいか考える。毎日違うのだ。今日はタコの心身問題で、昨日はその日暮らし、そのまえはハン•ガンのすべての白いものたちの、その前は中沢新一と細野晴臣の観光だった。一行でも読めば良くなる気がする。そうなると。もともと、どれも通読できそうなものではない。そうするためにも買ったのだろうが、まあ無理っぽいし、気になるところがみつかるといいな、あとはまず、持ってるだけで嬉しい、心強い、と思える本を毎日、適任者を連れていく。今日はタコ。欲しいと思って買ったのに、次の日はこの本の気分じゃなかったりする。そういうものらしい。

時を経て、僕は自転車に乗っていた。その手があると母が教えてくれた。チャリ乗ってっちゃえば、と言われた。その手があった、とそんな母に言わないようなセリフも言う。朝飯をはしょって、そのあとは、100円ケチって歩くのをはしょる。コンビニで朝飯や飲み物を買わないのもはしょった。デイリーヤマザキに入って、電車が来るまで2分だったので、目についたパンをそのまま買おうと思って、いや、飲み物買っても間に合うな、と思い、チャリの上ではいやー水、飲んでないからなにもなしで向こうまでいくのは無理かもな、と思っていたので飲み物を買うのは決めていた、とりあえず先に飲み物コーナーにいって、おーいお茶が目につく。高校生のとき飲んでいたお茶。毎朝買っていた。受験期のときは。ミドルボンボンだと思った。それを手にし、いやさすがに上のプライベートブランドか、と思ったけど、いや俺はこの、出会いに30円払うよ、ということでパンコーナーへきびすをかえす。予定通りあんバターパンを買う。メロンパンと実質2択で、しかしレジを打ってもらってるとき、焼きそばパンが目につきその手があったかと思ったが、いやでもどうやらパッと選んで、俺はあまいのが食べたかったらしい、とデータを収集した。

チャリのうえで、きもちー、じゃない、きもちー、と思いながら、たのしー、と言って、そうなるとハイキューの映画の、たーのしー、映画ではなく漫画の一コマだった頭で動いてたのは、研磨もたーのしーといっていた。僕のあとに続いて。

階段を上がりながらおーいお茶を飲む。なにかを思った気がする。お会計が400円、いや300円と、チャリが100円。結構高いなこう見ると、しかしこれで遅刻しなくていいんだな、それを買ったのだと思えば、というか、毎日やるのなら高いけど、と階段をあがっていた。改札にはすんなり入って、なんだかんだでまだ乗るまで余裕があった。でもパンを食べられるほどではなかった。階段の途中で、コンビニの中でかな、パンを見る前は電車に乗る前にがーっと食べちゃおうとしてたけど、お金払ってるあたりで冷静に、いや千葉駅でいつも電車15分待ってるしそこで、となんでもできる時間を思い出して、そうすることにして、千葉駅まではなにもなく、隣に座ってたおじさんが本千葉で降りたのを意外に思ったくらいで、千葉駅に着いた。総武線各駅停車のホームに降りて、発車までずいぶん時間があるのを確認して、パンを開き始めた。明日を探したのだがなく、青色か黄色がホームに見当たらなかった。もう少し探してみつつ、そもそもこちら側だと降りたい階段からたぶん遠いので、そちらに歩きながらパンを食うことにした。総武線各駅って電車の間の間隔が狭いから、椅子を作る必要がないってあれかな、と思ったら、5秒後に見つかった。横に3つならんだのが、背中合わせになっていて、3人しか座ってなかったが座りづらかった、そのまま、パンを食いながら通り過ぎた。さっそく口の端にあんこがついてしまって、鏡は見れないがティッシュでは拭けると思った。

疲れた。とりあえず乗れてよかった。おーいお茶うまい。高校のときのことは意外と思い出さない。パッケージが思い出させる。味で覚えていないのだ。嬉しいな間に合うの。早めに着いて、早めに準備する、それしかない。坂口さんの、会社が嫌な人、だっけ、仕事ができない人を自称する人へのアドバイスだっけ、誰よりも早くついて、サービス精神全開でいこう、みたいな、ちょっと違う。それと、マーヤちゃんの仕事が僕はほんとに大好きなんだけど、彼女は仕事が鬼ほど速い、速いがたまに手元を見ていると、ゆっくり。終わったあとの仕事を見てみても、丁寧。くしゃっとなっているところがない。ウーバー用の紙袋を止めるテープもまっすぐ切れている。どうやってんのそれは?と思うが、僕も昨日それは真似していた。ベルトをつけながら、肌着がでちゃったり前ヒモがはみ出ちゃったり、望みの穴に入らなかったりしてくっそー歩きながらつけるか、カバンに入れとくか、って思ったけど、いや、丁寧にだ。逆にだが俺にとっては。と、マーヤちゃんの仕事術を思い出して、丁寧にベルトをつけた。つけ終わるより前に、まず肌着をズボンに入れた。前ヒモもしまって、ひとつずつベルトを穴に通していった。

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