一番楽な4000字の書き方 最新版
歯を磨く。桐島部活やめるってよを1時間見た。念願だった。アサイリョウの小説は読んだことないが苦手で、というのも大学を出て就職せず、YouTubeをやってみるもしっくりこず、というタイミングだったか就活がうまくいってないタイミングでだったか何者をみてなんだテメェ!!とまさに「一周目」の楽しみ方をしてしまい、そのまんま彼の作るものはキライである。そのあと若林が表紙の、昔BS?テレ東?でやっていたらしい、ご本、出しときますねっていう作家を入れ替わりで招いた文筆系トークバラエティの書籍版でアサイリョウの箇所がやはり鼻について、手を縛り足を縛り、もうこう読むしかないよね?って書き方をする(のが好き)みたいなことをたしか書いていて、んだあ?テメェ、とまたなって、いまだに僕の趣味趣向を考える上ではそれでいいわけないと思い続けているのだが、そんな中でもずっと、桐島は好きで、これも全然みたことなかったのだが、タイトルが気に入っていた、それでこの前ネトフリに配信されるとかで一度目に入って、ほお、となったがそのままになっていたのをさっきまた見つけて、家事も終わらせて不調のお腹もケアしてすでに偉すぎる、もうあとなにしたって失敗にはならないよと自分に声をかけつつ映画でも観てみようと思っていたので、よし、と緊張しながらもみはじめたのだった。桐島が部活辞めるのはあんまり重要じゃないんだな。ただそのタイミングを切り取ってみんながなにをしていたか、を記録した映像なのであって、桐島が部活をやめたことに向かって物語が収斂していくわけではない。のだと1時間観て思ったが、そういうわけでもないのかもしれない。まあ、今日の所はこの辺で終わりになりそうで、そうなると続きを観るのはだいぶ先かもうないかもしれないので、どうしよう続きを観ようか。とりあえず歯を磨く間にやろうと思っていた、千葉県の給付金がもらえる申請は磨く前に終わったし、歯磨きは今やっていて、米のセットはさっきやったので時間はある。明日は9時出勤なので6時半過ぎの起床かな。となると23時くらいまではまあ起きていても合法。本を読む気分でもない。
思いついたんだけど。一番楽に4000字書く方法。最新版。800.800.800.1500+αだ。最近はむりにひとつづきで書くのも気持ちよくねーなというか自然じゃねーなと思うことが多いので、キリのいいとこまで書いたらさっさとnoteに投稿してしまうのだが、一日に3本も4本も、ってリズムを毎日やるのはなんかくどいというか、俺はこんなに多くの量を書いてますよってアピールしたい感じが出るかなーと思うので、毎日一本、開いてみたらとんでもない文量の日記?(一日一本だからまあそうなのか)が淡々と、よう分からんタイトルで並んでいる、このスマートさがやはり理想だ。だがそれだと今は書きづらい。本末転倒だ。今は書けなければならない、毎日、できれば4000字。少し前までは書けない日があってもいいと思っていたので、それが本末転倒とまでは言えず、だから一気に4000字書いては800字くらいのエッセイみたいなのをそのまま投下して、お出かけの日は書かない、みたいな調子で書いていた。それで、ようやく糸口がみえてきた。
サラッと引っかかりなく、ひと息で書くイメージで書き切れるのは800字ちょっと。なんとなく書き始めるだけ書き始めてみようとして適当に頭に浮かんだ言葉を書いて、つづきを書く。物語を誘発するような言葉じゃないはずなのに、つづきがある。という感覚を楽しんで書いているといえるのだろうか、こうやって書いて遊ぶことが最近書くことの7割くらいだと思うが、いっそこれをメインにしちゃう。いっそ、でもないが、もともとの心持ちからするとこう言いたい。エッセイのようにはしたくない、僕が口頭で使っている軽い言語は「あえて使う」のでしか使いたくない、というのがもともとの心持ち。だけどこれを書き記しておくのも大事かなーと思い始めている。そのまんまなんだけど、大田ステファニー歓人の文章を新潮でたまたま読んで、これでいいんやとは今更思わなかったというか思いたくなかったけど、当たり前にいいやろって思っていて欲しかったから俺には、けど怖かった?恥ずかしかった?ざっくり言えばその両方。これでいいんや、と思って真似るように僕も書体を崩すというか、足をお姉さん座りにするように書くのは、ずっと俺にとって俺の克服すべき余裕かましてる感の象徴でしかなかったから、向き合うのでもなく、ただ避けていた。まずはただ避けるしかないのかもしれない、こういうのは。それから向き合うタイミングがくるものはくる。余裕かましてる感、ではなく、まあこれはまた別の話で、俺が口で使っているような、ただ会話にテンポを生み出すための、あるいは実はこういう、「ノリ」とか「エモい」とか使ってみたかったんだよねーって言葉を口頭でだけ使ってみる、でやっぱりスッと伝わってこれも気持ちーなみたいな、これも少し違う話になると思うけど、俺が自然に喋ったらそうなるって程度の口調の軽さ。これをちゃんと考えるときがきている。今日それを定義します!とはいかないし、定義はたぶんせずにズルズル書いていってああこのくらいだなーと書いてても読んでてもわかるまでまた量を重ねることになる。それが、在野の作家見習いにできるなかでは一番信頼できるデータのとり方だろう。小説家、のほうが響きは好きだが、職業なに?と聞かれて答えたいのは作家。ざっくり言いたい。適当な感じで。え、作家。いや、サッ…カ。くらいの遅さで言いたい。しかし坂口恭平はつくづく作家ではないんだなあとカッコよく思う方向で夕方あたりに思って、いいのか?名乗るのは作家で。とも思い始めている。まあ直感優先で。今のところはサッ…カです。