寝坊の前の日

一日(いちんち)ぶりに書く。2日ぶりであるような気もする。シフト希望を作りながら帰ろうかなーと思って、記入する画面までいったら10月の12から14日の過ごし方を決めあぐねていたのを思い出して、やる気が振り出しに戻りそうになっている。最近はギリギリに作るようにしてうまくいっていたのが、前回久々に忘れてしまって提出が遅れてしまった。今回のは早めに作っとこうかなと思っている。

ダイヤモンドの功罪の最新刊をバイト終わりに買おうとしたが、4階だか5階までいくのがめんどくさいので、ここから寄れる本屋なんてそのくらいしか心あたりがなかったが、改札を出てまで買いに行く気にはならなそうなので、だとしたらこれから着く千葉駅の、駅ナカくまざわ書店か。だとしたら近すぎるけど。もうそこで読み始めたら10分ちょっとで家の最寄駅に着いてしまう。歩きながらコミックスは読めないので、最寄駅に着いたら、漫画読み界隈では家についたようなものなのだ。そんな便利なものでもないのだが。

眠いが、各駅でぐうたらせずに体は軽いのと、思いつきに体がついていけそうなのを感じたので、市川で電車から飛び降りた。飛び乗った、のほうの用法で。線路のところに降り立ったわけではない。跳び降りた、でも特に変わらんか。どちらでも言えてしまう。寺尾紗穂のしゅー・しゃいんのアルバムを聴いている。シングルでというかしゅーしゃいんのMVはみたことがあったが、アルバム単位では今日が初めて。好きな音楽家の新しいアルバムを開いて、知らないが、好きそうな曲がブワーッと視界に広がってくるあの瞬間、贅沢だ。それは本を開いたときよりよく感じる。本は、いうてもひとつのことを話しているから。ぶわーっといろんな世界が一挙にこの目の中に飛び込んでくることはないのだ。さて、こいつをどう攻略してやろうか、どこから読むのがいいのかならどこが面白そうかな、という感じで。

とはいえ眠い。今日、家に帰ることは伝えてある。もうひとつ誇らしいというかヒリヒリしたのは、弁当を作ってもらったのに忘れてしまって、あんまり腹が減っていなかったというか昨日はよく食べたので、今日これほとんど食べなくてもいけるやつやなと思って、おかしはバクバク食べたがなにも買うことはせず、乗り切った。おかしは食べているし、あまい飲み物もまかないで2杯いただいている。しかし昼休みにはライフの赤飯おにぎりを買わなかったし、つくねを買うこともしなかった。そういえば近所の焼き鳥屋の予約を任されていた。

やきとり韋駄天予約完了☑️。ここめっちゃ肉ふっくらしててうまいんでおすすめです。おゆみ野にしかないんですけど。というかあれです、というかでもないけど、やきとり大吉っていう千葉と仙台にだけやたらある焼き鳥の中型チェーンの、フランチャイズから独立した感じのお店です。やきとり大吉うまいよねー。びっくりした。千葉からまああって関東県、東京さいたまくらいかなと思ってたら仙台むっちゃあった。なんなら千葉より短いスパンで点在していた。僕たちはよく、国見のほうのお店に行ってました。タケダと僕は国見に住んでいて、リクトは八幡、ミネタは五郎丸じゃなくて角五郎、ヒナタは川内に住んでいて、カイリは連坊。のちに僕とタケダは揃って薬師堂に引っ越します。あのへんの優良物件も限られてるのと、あとは途中までこういう家がいいよねーって話をよくしてて、最後だけ話を合わせずに勝手に契約したら同じマンションの同じ階になりました。あれは傑作だったね。あそこでテスト勉強した時間なんて、とんでもない宝物なんだろうなと思う。あの部屋に移ってすぐコロナ禍に入ったし、あとは3年の前期でほとんど優秀な僕(のツレ)たちは単位なんてとり終わってたので、レポート合宿はあの一回が最後だったな。テストとあったかな。でも僕の部屋が寝たい人向け、タケダの部屋には高い机があってちゃんとした部屋なのでか、そっちに勉強したい人は集まる感じでやってた。一度、たしか僕らのマンションで勉強会をやったときに、夜遅くにタケダんちにやはりみんな来てて、僕はちょうどレンジで作れるプリンにハマっていて、それだけ作っていくわといったらやけにウケたことがあった。たしかにプリン作ってて遅れるって、なんか凄いしおもしろい。でもあのプリンまじで簡単だから、信じられないほど誰でもできるから、そこだけみんな勘違いしてると思う。美味しかった。

楕円の夢をここでおすすめしようとして、8分が経ってしまった。なぜわかるかと言えば、楕円の夢のメロディだけ頭に浮かんで、ああこれをみんなにおすすめしようと思ってどの曲だかわからず、青い夜のさよならってアルバムの中の曲かと思ってそれを探してたら、楕円の夢もいい曲だったなと思ってとりあえず流してみて、そしたらそれだった。そんでながっ、楕円の夢。8分。と思ったのだった。

でんしゃおくれてる？乗ってるやつはあってるんだろうか。多分遅れた快速やらからの乗り換えを待っているのだと思うが、なんにもアナウンスなんか聞いてなかったから、でも多分あってる。ちょこちょこミスるからな。よくあるのは、乗り慣れない電車の時間を前もって調べて、ちょっとそれが急がないと間に合わないくらいのやつで、少なくとも発車まで10分もあるようなのじゃない、それでなんとなく先発の方に乗り込んだら、反対方面でしたというやつ。これは2ヶ月に一度やっている。もう少し少ないかもしれない。半年に一度くらいかもしれない。その程度のものだが、やったときはまたやったよ俺ってやつは、という感触だ。