朝イチイッキ書き 急/Q

今日の、めちゃくちゃ面白いですよね?読み返したくなるし、読み返していて続きが読みたくなります。ということで、さっき、これも序破急。だと思ったことがあったんですが、思い出した。電車で、どっちのドアが混んでるかな、って見るじゃないですか。並んでる方じゃないほうがよく見える、ようで実際にそっちの方がどう見ても空いている。こういうとき、ここは渋滞中の高速道路でもないんですから、変えますよね。僕はそう。で、問題はここからで、それで実際にはそのさらに逆だった場合、あるいは数は少ないんだけど、なんらかの理由があってこっちのほうが最終的には遅そうだとなったとき。これで元の位置に戻るかという、これが難しい。なりふり構わないおばちゃんならそうするという場面で、僕は一度並び直すのは当然OKで、そのあとはそのまま絶対いくことにしています。これを、これも序破急。だと思った。まず世界の原則があり、それを俺が破り、事情が二転三転するが、もういくしかない。いったほうが楽だ。そのまま考えるのはやめて、いってしまえ。これが序破急的で、気持ちがいいと思った。そしてこれこそが、知らんけど村上春樹が日本に持ち込んだ物語の潮流のひとつで、それを俺は千葉さんから聞くことになったんだと、一度解釈することにして、俺はさっきアコーさんにそうとは言わずに話したのだ。村上春樹は序破急なんですよ、と。くどいが、起承転結ではないんですよ、少年漫画で面白いことの絶対要件とされる、とも。
でも、エヴァンゲリオンは締めにかかりましたよね?というか、破の時点で急まで済んでいて、だからQはQで、つまりそうか1Q84の使い方と全く一緒じゃないか、意識しないわけはないし、そんな考察も無限に転がっているんだろうなと嬉しくなる。そうか、そうだよな。と、ゼロから解き明かした気になって気づくのが面白いのだ。良かった。ここまで書いて、粘って良かった。

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