#フランツカフカ全集ください
おはようございます!書くことはなさそうだ。今日はほんとにない。なんかなんというか気付き、メモっとこ、みたいなのはあるんだけど最近そういうのをここにぶつけてみても流れていかないからここには書かない。どこにも書かない、強いて言えばTwitterに、大学の友人や先輩に、高校の友人とのグループチャットに独り言のようにつぶやく。これはここに書くのがいい、と体が勝手にフォルダ分けしてくれている、がっかりして立ち止まってしまわないように。しないように事前に、というのもちょっぴりダサい響きだけど、まあ近くのことからやる。ジリジリ押し広げて半年以上が経つ。決定的に違う生き方をしている、いつを起点にしてもそう思える。昨日と今日が違うことに抱く不安、毎度これを見ると心臓はバクバクだ、体の末端はこわばる、これでいい、これしかない。やるのだ、やったほうがいいからやる。ときには眠いとかだるいとか寒いとか、体からのSOSに見えなくもない感覚を、さらに深部から湧き出ている直感にフォーカスすることで無視して先に進むこともある。もちろん最優先は体調だ、それを守るために、というかガチガチに鍛えようとか、大きくしようとか、そんなことは思わないが、より健康であるように一生懸命になりはする。スルーしていい機微がある、毎度毎度心惹かれる景色に立ち止まっていても良いのだが、今僕はとにかく歩いていたい気分なのだろう。歩きながら、それが視界に入っている間、手で触れていられる間、めいっぱいと欲張らず、どうすれば僕がそれを真に見たことになるのか、この手で触れたことになるのか、僕の手が持つ、あるいはこれからこの手に向かってくる温度の行方を気にしながら生きている。
書くことない・2。9:19、カフカ全集の7巻を読みたい。僕はあまりに日記というものを知らないがためにこれを日記と呼びあぐねているのではないか、と思ったからだ。アマゾンなんかで売っている古書を見ると2万円とか4万円とかふざけた額がついているので、本屋の実店舗で新品を取り寄せられるのならそれが圧倒的に安くすみそうだ。紙がいいからね、いや紙がいいというよりはカフカをタブレットで読むってねえ。こんなふうに既に彼への先入観がこり語り始めているのを見かねてさっさと読もうとしてるってわけ。2600円ちょっとだからもう5日も待てば2月分として本代が復活するのでまるっとそれに当ててやっても良いのだが、現金払いが多かったにしても現時点でのクレジットカード利用額が3万5千円とかであまりに検討しすぎているので、自分へのご褒美とかいってなんで俺が金払うねんとまた文句を僕に言わせないために、そういうことにはしないで、今月はよく働いて、よく節約したから思っていたよりずいぶんゆとりが生まれた、まあ父と母からお年玉とは読んでいないだけの融資を受けてしまったのでそのおかげも相当あるんだけど、それはこのあと2ヶ月のシフトが削られがちになるだろうから、って言い訳するのもめんどくさいのでありがたく僕のために使わせてもらう、とだけ言っておいて、まあ少なくとも今月の収支でいえば圧倒的にお金が足りている、そして来月と再来月もおんなじようにきっとちゃんと節約をする、だからこの本代は経費で落ちる。まずは最寄りのマルゼンに電話してみる、すみません本の取り寄せってやってますか?と聞く。以前クチコミだったか公式ホームページだかで、去年の春にできたばかりの店ということもあってか取り寄せを今のところやってませんという文言を見たような気もするので、そこの確認から。古い本だけど、新潮社だし大丈夫なのかな、1980年とかに出た本を取り寄せてもらうというのは初めての経験だ。追加料金とかとって良さそうだけどやっぱり取られないのだろうか。ちょっと、電話してみます。
10時からだった。まだ9:35。腹はそんなに減っていない。10時までにどれだけ書き進められるだろうか、書き切るのは難しいだろうが3000字にのせておくくらいならできそうだ。それにしてもアマゾンの、くそ高い中古品を買う人があれはいるってことなのか、ワンちゃん何かの手違いで、を狙ったものなのか。ヤフオクも覗いたけど圧倒的に安そうだったしな、古書店にはあるかわからないというのはあるものの7000、8000円もあれば買えるみたいだし。なお新品だと2600円。どういうことやねん、としか今は思えない。まあそれは何が書いてあるかを読みたいがために買うやつの理屈なのかな、コレクター精神も全く絡んでいないわけでもないけど、全部揃えようとは今のところ思っていないしな。ちょっと話は変わるのだろうけど、お徳用を一気に買うより単価の安いバラ売りをくるくる回していくのがマイブームである。来月から始まるWOWOWのCLパックもたぶん買わない。バルサが見たいだけだしな、ほとんど。4月まで勝ち残ってるとも思えないしな、というか今まとめて支払うのが嫌やな。本格的に返済フェーズから貯金フェーズに移行し切る前にがっぽり持っていかれるのがしんどいというのと、払ってんだか払ってねえんだかふわふわした期間が生まれるのがしんどい。この試合を見るために、ちょっと高い気もするが2500円払う、でいいのよ。なんでもかんでも「お得」を持ち込めばいいってわけじゃないの。
9:44、まだ書店のシャッターは上がらない。優里のシャッターという曲はこちらのシャッターの話をしているのだとしばらく思い込んでいた、というのは特段面白いこともないのだけどことあるごとに、居場所を転々と初披露していく形でもなく、同じ人らに初めて喋るようなトーンで語る鉄板エピソードである。勘違い先が、勘違い元ともいうかもしれないけど、とかいいだしたらそんな言葉はそもそもないんだけど、お店のシャッターなのがよかったよね。ガラガラ、って音を面白い面白くないとか考える前に一度聞くことになるから。するともうこっちのもんだからね、エピソードトークというのは想像をさせたらもうウケたも同然ですから、あとはあんまりずるずるいかないようにだけ、あるいはウケすぎてるな、と感じたらたたみかけを止めることも視野に入れて冷静に語り上げましょう。切り上げるタイミングに気を遣うというよりは、やっぱり聞き手の表情を見てあげること。ハマってないなと思ったらオチまで辿り着く必要はないのだと思い出すこと。このエピソードはなぜ話したかったのかって、相手を面白がらせたくてやってたわけだから、まあすべり芸とかシンとした空間を作って遊ぶつもりでやる、という人はいないだろうけどそれに慣れっこだったりで耐性のある人はひとつ、あえてハマってないのに駆け抜けるというやり方もあるけど、まあなんにせよ狙ってやるもんでもないね。その場その場で気を遣うことだ、自分ががっかりしてもダメだし、相手を退屈させてもダメ。だったら別に喋らんで各々同じ部屋をふらふらしててもいいわけだし、そうはしてられない人もいるから興味深いんだけどね。けっこうでも、機械的に世間話を始めることのやり方がわかってきた気がする。誰がどう見てもそう、ほんとは言葉にするまでもないんだけど分かりきったことを音に出してみる、世間話は、起こりのフェーズでは本質を言葉ではなく音に置くのだと思う。音が出ている、聞こえる、俺に向けて出されたものらしい、しかもなんか、パッと意味もわかる、すぐに返せる言葉がある、これだけで会話が成り立つ、嬉しい、みたいな流れで展開に向かっていく感じか。不思議なくらい、それで終わることもないしね、いやわからない、僕の働いているカフェはとりわけ人当たりの良さで人を集めているのが特徴にみえるから、世間話を切り出すのが上手い人もいるし、広げるのが異様に上手いというか、感情の入った自分の話に一気に持っていって半径2メートルの空間内のバイブスをせりあげていく技術に長けている人もいる。僕は多分どちらでもないだろうな、すくなくともこの2点は人をまねてやってみて、お、できるようになってきた嬉しい、という立ち位置でここに参加しているつもりだ。
10:04、おせえよ丸善、電話、かけさせてもらいます。
絶版でした(泣)取り寄せができることがわかったのはよかった。取り寄せの手続きが電話でできるのかはわからなかったけど。そうかー、まあそりゃそうか。じゃないとあの高騰はおかしいもんな、じゃなくてもなんだけど。どうするかなー、ここで募集でもかけてみるか。note運営部、#フランツカフカ全集くださいが今いちばんアツいトレンドだということにしてくれませんか?なんかありますよね、公開にあたってハッシュタグをつけるページで、背景がベタ塗りされて一際目立っている、パソコンで公開しようとすると文中で使われた言葉にひっかけておすすめされるこじんまりしたものより、ざっくりこんなお祭りがありますよ、参加しませんか?というベタ塗りハッシュタグの方が多いですよね。ひとつくらいフランツカフカ全集にひっかけたものがあってもいい、あるのかもしれない。まだ書き終わってないからその画面には進めないんだけど、いや進めるんだけど。たまにはさきにそっちみてみるか、やる意味ないからそんなこと普段しないものな。
なるほどタイトルをつけないと例の場所には進めないと。それでやめていたこともそういえばあったし、単にタイトルをつけわすれていて、つけてくださいの表示をみていけねえいけねえと文章を見返すこともあった。あー、ヤフオクかなあ、使ったことないけどなんか楽しそうじゃんね。6巻だけでいいんだよなとりあえず、メルカリなら物自体は溢れかえってるんだろうけどちょっとロマンにかけるよな、それがいま要る要らないかはまた別の話。探すかー。