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でも同じ血が流れちゃってるから

おはようございます!エル・クラシコに敗れてから6時間ちょっと経ちました。眠い。言っても2時過ぎには眠れたと思うので、試合前の1時間仮眠も合わせてなんとかなってます。徹夜は昔から苦手というか不可能なので、カラオケで夜を明かそうが高校時代の友人との大型旅行だろうがさっさと寝てしまいます。さっさと寝るとさっさと再び暴れることができるのでおすすめです。元バスケ部の1人の実家にたまたま親御さんがいないということで浦安の一軒家で開催されたエキセントリックな宅飲みでさえ、事前に位置を確認しておいた2階にある彼の部屋で勝手に寝ましょう。

快速はええな、日曜日だから空いてて座れちゃうので今日は快速に乗ってみています。あれ、船橋ってたしか各駅止まらないよな。あぶねー降りそうになった。この次が市川か、そこで各駅に乗り換えようかな。ほんの少しだけゆっくり向かおう。今日は明確に書きたいことがあってここにきたんですが、というのはもちろん昨晩の一戦についてのあれやこれや悲喜交々ですが、なんとなく入っていけませんね。ちょっと気合いが入りすぎているのかもしれません。飲み会でふられる乾杯の音頭もそうですが、はやめに思いついて良いことなんかありません。どれだけウケる情景が目に浮かんでも一度かなぐりすてて、要素に分解されていくのを待ったほうがいい。なんか前もって思いついて自分が面白いようにこねこねしたものって思ったほどウケなくてがっかりするから。競馬のベットと一緒でドブに捨てるつもりで放り投げないと駄目なんです。そこの迫真がないと、結局小手先で見栄えを整えてなんとかしている状況だけが続いて、ここぞというときに盤面をひっくり返せる胆力が身についていきませんからね、例えば今回のバルセロナなんかはぐうの音も出ない負け方をしましたが、なんつーか見ていてたまらなく面白い瞬間が持続的に連なっていて、これだったら点が入らなくたって面白えからずっと見てられちゃうじゃんという感触のあった試合でした。雨降っとるやん。いつもならドアを開けてパッと見えた景色のなかで、雲に不安を煽るような暗いグレーが見えたら折り畳み傘を持っていくようにしているのですが、なんか普通に忘れてました今日は。試合うんぬん関係なく忘れてました。家から15メートルほど歩いたところでこれ今日降るなと気がついたのですが、そこまで時間に追われていたわけでもないのにまあいいかと歩き出してしまいました。そこについては、なぜ僕はいつもよしあとは家を出るだけだとなってから実際に家を出るのに3分くらいラグがあるのかを考察していた際に、あれもこれもやろうとし過ぎなんだ、タオル畳んだりとか洗い物したりとか、朝自分が使ったものを人に片付けさせることへの抵抗とか出先でもしどうしようもなく暇になってしまったらこの本は欲しいよなとかまた鼻水が止まらなすぎてティッシュを使い切ってしまったらハンカチに救われるかもしれないとか、収入の水準をじりじり上げて、支出を一生懸命慣れないなか切り詰めていたときの「しょうもないところには一銭も使えない」というような圧迫感が、まだ余韻として残っているのかもしれません。平井に着いた。平日はここで半端じゃない数の人が乗ってくる。ここから先は電光掲示板が非常に見えづらいので、乗り換えアプリで道中の駅の予定到着時刻をちょこちょこ見比べることをおすすめする。さて、もうすぐつくぞ。もしかして朝の部は試合のことをほとんど書かずに終わるというのか?ていうか雨強くないか?近い方の出口から向かってもかなり濡れそうだ。いやほんと強い。ベリンガムも強かったがモドリッチもほんと強かった。クロースとの交代だったのでそのまま左側の低い位置に落ちていってリズムを落ち着かせていたかと思えば得意の右サイドから内向きのランニング、ポケットへの飛び込みをちらつかせながらレーンを斜めに移動して守備者の視線を引き付ける動き、あの人ボール持ってても持ってなくても嫌だから嫌。クロースもそうなんですが、クロースは持ったらどこにでも蹴れるからヤバい!ことによって抑止力が生じている、みたいな嫌さですね。あるいは飛び込んでくるロドリゴベリンガムをよそにマイナスのクロースがゴールにパス!みたいな独自性溢れる嫌さもありますが、あれはもう決められたら仕方ないくらいの距離から蹴ってますからね、嫌と思う暇もないというか、ゴール割られた瞬間に「クソうぜえ」「畜生」しか考えられなくなりますから、意外にもクロースの非保持時の嫌さ、として象徴的なシーンではないかもしれません。

快速に乗ったんでそりゃそうですが早めに着いてしまいました。こうなると出勤前にスタッフドリンクを貰うことができます。ホットココア(豆乳)で温まりながらぼちぼち書き進めましょう。ああもっと試合について書きたい。書きたいんですがそういうことではないんですね、またそのタイミングが巡ってくるまでは見えているものを書くだけなんです。そうでないと僕はもう苦しくなっちゃって書くのが嫌になってしまいます。朝起きて顔洗ってるときなんかはそういえばすげえ悔しかったな昨日、交代策の人選については何も言うことなかったけど、ラミンヤマルとラフィーニャ使うならダブル右サイド起用だってこの前俺たちと約束したよね!?この約束したよね!?って言葉がなんだかおかしくて、自分の頭に浮かんできた言葉ではあるのですが人が思いもよらないところで真面目な顔で変なこと言ったときみたいなおかしさが込み上げてきて、それでも悔しいもんは悔しい、全然これ俺の悔しさじゃないのに、と抑え込もうとしてもすでにその境目なんてわからなくなってしまっている。これは俺の悔しさだ!と胸を張っていえてしまうところも心のいた部分として僕の中にあるから、それがなんか誇らしくもあり、それを振りかざして誰かを攻撃しよう、なんてなった場合は怖いなとも思う。

お疲れさまです!14:04昼休憩ですね、今日も豆乳をガブガブ飲んでいます、本当に鼻の調子がマシなラインで安定してくれている気がする。あー書きてー、クラシコの感想書きてー。あるあるいいてー。今ならあんなに大勢の前であるあるを勿体ぶらなくてはならない理由がわかる気もします。今じゃないんだよな、今じゃないということだけはわかる。ほんでその今の射程範囲がそのときになってみないと分からないもんだから。しゃーない。よかったなーガビ。あのままベリンガムを抑え込みでもしたら、ミスター平常心レアル・マドリードといえどもガラガラ音を立てて崩れていっちゃうんじゃないか!?なんてウキウキしていましたが、杞憂に終わってしまいましたね。うーん、試合を決める点取り屋がね、マジで定まる気配がありませんね今シーズン。ペドリがいたらペドリなんだろうな、てかなんなん?ぺどりって打ったら真っ先にマゼンタースが予測変換に出てくるの。ほんでマゼンタースって打ったらマゼンタだし一番左端。そうそう、そう考えるとマゼンタースとベリンガムって役割というか、生まれついた星が近いような気がしますよね。油断してたらマゼンタースされちゃって面白かったですけど。なんなんだマゼンタースって。ここ2シーズンは重要な試合を怪我で欠場してばかりですからね、不安になる思いもないではないですけど、もしかして…チアゴ・アルカンタラになってしまうのか?チアゴもバイエルンが優勝したシーズンは全然怪我してた記憶がないんですけどね、あれまだリヴァプールにいるのかな?リヴァプールだ。しかもサウジアラビアからのオファーを蹴ったみたいです。もっと彼は欧州でみたい。なんならソボスライマクアリスターと共存できないのか?クロップが求めているのは、また現代サッカーのプレー強度から求められているのはあの2人を擁してなお守備の力強さなんでしょうか。ほんと、誰が何しましたって文字でしか追ってないから分かりません。でも今シーズンのリヴァプールは追っかけたら楽しいと思いますよ。中盤が豊かな年のリヴァプールは強いんです。Clやプレミアリーグ優勝したシーズンにそこまで中盤の層の厚さが目立っていた覚えもありませんが、あんときはヘンダーソンとファビーニョがいるだけでもう分厚かったから。怪我しなかったし彼ら。たった3.4年くらい前のことですけど、いや4.5年か?あのときのリヴァプールが世界最高水準の運動量×チーム戦術としての密度だった時代をバイエルンがすっ飛ばしていって、チェルシーにはカンテがいました。あと僕の大好きなヴェルナーね。あとマウントもよく走るしハヴァーツも頑張れる。あのチェルシーもいいチームでしたね、マドリーが完膚なきまでに打ちのめされた試合なんてその年のチェルシー戦と去年の完全体、史上最強アスリート集団マンチェスターシティとの一戦くらいでしたからね。0-4て。バルセロナのファンが言うのもなんだけど、0-4ってもう完勝の域を出て事件ですからね。時代が大きくうねり出すサインです、このまんまじゃ根本的にダメだよ!歯じゃないよ!歯茎が腐ってるよ!そういう神のお告げみたいなもんですからね。それでいうと昨日のバルサの闘いぶりは悲観すべきものでもないんです。なんなら試合開始に至るまで、次々に怪我に倒れていく中心人物たち、ラ・リーガで残留争いをするようなチームとの骨肉の争いの連続、かえって不安になる、Clグループ予選の恵まれたくじ運。全部が全部今年のバルセロナを失敗させにかかっていて、頭が固い、美しくない、世界トップレベルとは到底いえないなんて罵られながらもなんにでも食らいついてきたのが今のバルセロナです。大丈夫だ、去年だって一発目のクラシコで不調だったはずのベンゼマになぜかボコられて1-3でしたっけ、もう今年中に奴らと対等に戦えるようになるなんて想像もできませんでした。つっても結局去年の最後、国内のカップ戦というこれまた大一番で0-4食らってますからね。お笑いクラブと世界最高、クラブ以上の存在を行ったり来たりしてはいるこのカタルーニャの雄は、今シーズンの終わりにはどんなサッカーを見せてくれるんでしょうか。ドラマなんか、物語なんか要りません。サッカーしてくれ、ペドリ、フレンキーが元気いっぱいサッカーしているのを見せてくれ。結果についてはまあ、この5年間で相当耐性ついてきてるから我々は、気にせんといてくれ。シャビは気にしまくりだろうけど、でも同じ血が流れちゃってるから。言うても。

これが落書きだ

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