《戦術ランチタイム #3》フォーデンの偽9番、役割の見分け方
・両翼のグリーリッシュとマフレズの時間をつくりながら仕掛けるキープ力を信用できてこそ出来る、お得意の「ペナ内全員で9番やりましょ」の精神。スターリングが重宝されにくいシフトの1つ。
・ブルッヘはプレミアの敷き方と違ってボールに食いつくのでより効果的。人を捕まえてくる相手だとブロックを引き伸ばす動きができるジェズスやフェランを加えて、偽9の役割から脇で時間を作れる器用なベルナルドを置くことが多い。
・フォーデンを偽9から解放するキーマンは「偽SB」。
ウォーカーやカンセロが両翼のやや後ろでボールを握ることで相手ブロックが少し間延び→グリーリッシュやマフレズといったボールプレイヤーが中寄りの中間ポジションに位置取るためフォーデンが大外に回ったりそこから仕掛けたりと自由が与えられる。
フォーデンは「オンボール」
ベルナルドは「オフボール」
・もちろんフォーデンのボールのない時間帯での細かなポジショニング修正は逸品だけども、あくまで「偽9」に限定するとオンボールでの恩恵をチームが受けることになる。ボールを持つのは、すなわち相手を引きつけることなのでマンツー気味な相手に効果的である。
・反対にベルナルドがオフボールと表せるのは「スペースを守る相手に対して」偽9で使われるというもの。
ボールを持っていないのは、すなわち全体がベルナルドに合わせなくて良いというもので、ジェズスやフェランといったポケットを突く一瞬の動きで仕留めたい攻撃陣にはもってこいの状況判断力を持っていると評価することができる。
サマリー
・ボールに食いつく相手→フォーデン、人の動きを管理する相手→ベルナルド
さらにウィングまで担えて数字残すんですから化け物ですねフォーデンは🥲