1年前の自分①

1年前の僕は全てがうまく行かなかった。死のうと思って自殺をしようとしたし、殺そうともした。そんな寂しい日々だった。そんな時に現れた人がいた。そんな子の曲だから良い形で終わらせたい。こんな寂しい後悔の曲では終わらせたくない。

最初は友達の紹介された。その友達も当時の僕を見て敢えて紹介したのだろう。ギターや音楽の話、映画の話をたくさんして気もあった。だから初めて会って映画を見た。なんかそんなんでよかった。そんな当時だったそれだけだった。そこから電話やら会うようになった。そんなに長くは続かなかった。

でも今でも思い出すのは、初めて映画を見た時の帰りに降った雨と電車、駅のホームで座っている時間に目の前を勢いよく通った電車。会話が遮られていく聞こえなかったこと。もう一つは2人でたくさん行ったカラオケ今でも2人で歌った曲は覚えているし、声も記憶も映画のように覚えている。今でもあの曲を聴いたら戻れるような気がする。それだけなんだ。たったそれだけの思い出。

さよなら、ありがとう、わかってあげられなくてごめんね。

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