【人生二度目の料理修行】下茹でなしで青菜の直炒めのハードルがもの凄く下がったこと
はたから見れば十分ベテラン主婦の域に達しているのに、
毎日のご飯作りが日に日に面倒くさくなってきて、
気が付けば、狭い料理レパートリーの中でぐるぐるマンネリメニューを繰り返している私。
このままの状態で老いぼれていくのはちょっと悔しいと一念発起し、
(一念発起とはちょっと大げさだけど)
料理本を見返して新しいレシピにチャレンジしている今日この頃。
昨夜は和田明日香さんの「10年かかって地味ごはん。」から
「あと一品ソテー」を作ってみた。
なぜこのレシピを作ろうと思ったかというと、
下茹でなしの青菜炒めだからだ。
栄養と手軽さと美味しさで、私は青菜炒めが好きだ。
子供の頃、母が作ってくれた「ほうれん草エッグ」という
ほうれん草のバター炒めと目玉焼きをドッキングした料理は大好物だったが、一点だけ気になる事があった。
そう。
ほうれん草がギシギシだったのだ。
その記憶もあって、自分で料理をするようになってから青菜炒めは必ず硬めに下茹でをしてから炒めていた。
ゆえに...面倒くさかった!
それに、ギシギシはなくなったが、なんだか歯ごたえもなくぺし
ゃんと量も減って、素材の味というよりは塩コショウ、コンソメの味で食べている感じ。
ところが、TV番組「和田明日香とゆる宅飲み」でもこのレシピは紹介されていたが、ほうれん草を下茹でなしで直に炒めていたところがめちゃくちゃ気に入ったのだ。
とは言え、やはりギシギシは少しでも避けたかったので、
夕食作りを始める段階で、ほうれん草の根本部分を水を張った大き目のボールにしばらく浸けておいた。
少しでもアクが抜けますようにと。
そのかいあって、夕食作り後半に炒めたのだが、見事ギシギシを無くすことに成功したのだ!
(実際はほんのちょっとだけギシギシは残ったが)
このレシピはコンソメもニンニクも使わないのに、味にじゅうぶん深みがあって美味しいし、ぺしゃんとならず歯ごたえもあるのだ。
青菜炒めのハードルが下がって嬉しい。
また作ろう。