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13 サンタさんはいつもそばに


子供と関わる仕事をしています。
12月24日、今日の子供達の会話はサンタさんの話で持ちきり。かわいい。
どんなものを頼んだとか、自分の家は洗濯干しにプレゼントがかかっていたことがあるとか、
サンタさんは忙しいからお母さんたちにプレゼントを預けているんだとか、どうやって家に入ってくるんだとか。みんなすごく楽しそうで可愛かった。
そんな話のなかで、まだプレゼントを決めてない子がいて、私がその子に「手紙書かないとサンタさんも間に合わないんじゃない?🎵」って言ったら、隣にいた別の子が、「手紙なんか書かなくて大丈夫なんだよ!」と言った。私が「そうなの?」って言ったら、
「うん!!だっていつも見てくれてるもん!だから欲しいものもわかるんだよ!」と本当に真剣な眼差しで言った。
その時、あぁ、そうだった。
そうだったなぁ。と思い出した。
サンタがいないと知ったとき、私はショックを受けた。
それまでは春も夏も秋も冬もサンタさんは心の中にいて、自分を見守っていて、いいことも悪いことも見てくれているんだと思っていた。
しかも、それほどいい子じゃなかった年もプレゼントをご褒美としてくれる。それはいわば無償の愛のようなものだ。
私はサンタさんに愛されてると思っていた。
なんだかサンタさんって神さまみたいな存在だった。
そんなサンタさんがある日突然いなくなったのだ。世界が一瞬で味気なく白黒に現実を帯びた感触になった。
でも、同時にサンタの正体を知り、自分を愛してくれていた人が一番身近にいたことに気がつき、感謝を感じた。

サンタさんはいなくなったけど、私を見てくれている人はたくさんいると今は思う。
家族、友人、同僚、上司、そして自分。
もしかしたら、亡くなったご先祖さまや大切な人たち。もしかしたから神様。絶対に居ると思う。だから、私にはサンタがいっぱい。
いつも見てくれている。愛をくれる。
それに気がつこうと思ったイブでした。

ちなみに、今年もサンタさん来ました。
ご飯を食べに行ってふたりで食べてる時
まみが幸せならそれでいいやって
ポロっと言った旦那さんを目の前に
ああなんて自分は幸せなんだろうと思った。
不妊治療やうまくいかないことも多いけど、
今この瞬間はわたしは間違いなく幸せだ。そう思った。 
実は今日で仕事納め。明日からは大掃除。
そして今週は初めての胚移植。卵ちゃんを迎えに行ってきます。
いいことが起こりますように🍀
みなさんにも🍀メリークリスマス🎁

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