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パラコレ三峰結華 CV:成海瑠奈 説

んなわけねぇだろ!!!!!(五条)

ノクチル過激派リアルおむすび恐竜です。

まずタイトルを見て拒絶反応を起こした方、
不快な思いをさせて申し訳ありません。

でも開いたってことは気になるんでしょう?
素直になりましょうよ(殴)

前置きしておきますと、
ここでいう成海瑠奈という名前は、人間としての扱いではなくあくまで記号、概念の役割しか果たさないのでご安心ください。
擁護する気も一切ありませんので。

公式Twitter「シャニマスプロデューサー診断」

いっとき親の顔より見たサブカル系云々の紹介コメント。まーたノットイコール擦る気だよコレ
三峰結華のCVは希水しお氏です。
私もまた、
希水しお氏演じる三峰結華に落ちた1人なのです。
では何故今更こんな過去の人の名前を持ち出してきたのか
割とちゃんと解説しようと思います。


発端

公式Twitterより

パラレルコレクション、すなわちパラコレとは、あったかもしれない未来のifを描くシリーズで、
作中のコミュあるいはまだ描かれていない範囲のどこかが分岐点になる事で、違った未来へ派生するコミュです。

知ってるわ 

と思われるでしょうが、今回のテーマにおいてこの「分岐点」が主題となるため再確認させていただきました。

まず着想の発端、それは
2024年12月14-15日に行われた
THE IDOLM@STER M@STER EXPO
アイマスエキスポにて披露された、
我らが高山祐介氏によるDJコーナーでした。

ここでの名だたるメンバーの中、高山氏が見せつけた思想。そのセトリがこちらになります。

以下記事よりそのままお借りしています。

円環を待つ点Pの如く、
このセトリに込められた思想もきちんと理解したいと思っているのですが、
今回スポットを当てるのは
「プラスチック・アンブレラ」
ただ一点になります。

DJ高山が流したプラスチックアンブレラについて、多くの人がこのような感想を持ちました。

このプラスチックアンブレラ、
成海瑠奈verじゃね……?

です。

かく言う私は重低音しか碌に聞き取れず真相は湖の奥。(片方ないしどちらも聴いたことの無い方はこの場で両パターン聴き比べてみてください。この後の話に大きく関わってきます)
公式からの声明や高山氏自身からの発表もないため、憶測にすぎない疑念なのですが私の考えとしては、
どちらを使ったにせよ
旧verを使用したと思った人がいる
という事実が大きな意味を持つと考えています。

【NOT≠EQUAL】これが間違いなんだとしたら

三峰結華にとっては、
事実がどちらであったとしても、
周りにどう見られるかが重大であるためです。

結局ノットイコールの話かよ!

ここで私の思想が行き着いたのは、
公式(高山氏)における三峰結華CV:成海瑠奈
とは、いったい何なんだろう。でした。 

2人の三峰結華

声優変更決定日が2021年12月29日
声優決定報告日が2022年1月18日

つまりこの日が、
現実世界における「分岐点」ということになります。

ではこの時、シャニマス世界では一体何が起きていたのでしょうか。

2022年5月10日
声優変更により、希水しお氏が三峰結華のCVに起用されてから、最初のPSSRが実際されました。
それが、こちらです。 

このコミュの特色はなんといっても、
全ての描写が暗喩である
ところに尽きると思います。

【kaleidoscope-pinball】ひらひらノスタルジー

1話冒頭です。
初手からいきなり、
読者に対しメタ的に語りかけてきます。
(先代のやらかしやCV変更による担当離れに対してのメッセージ)

【kaleidoscope-pinball】ひらひらノスタルジー

場面は変わり、プロデューサーと三峰はお目当ての飲食店が閉店してしまっている事を知ります。
これは
三峰のCVが変更となった現実の事象の暗喩
と取れます。

閉店=営業が終了した
と言い換えられる事からも、
モチーフに店が使われている事に頷けます。

【NOT≠EQUAL】雨の中(二度目の)正解をくれた

カレイドスコープに話を戻し、

【kaleidoscope-pinball】多面リバース

2話目においては、まんま過去のとある点において異なる選択をした場合の未来の話をしています。
実質パラコレ。

【kaleidoscope-pinball】多面リバース

声優が変わらず、当たり前のようにそのキャラクターの担当として振舞ってくれる事の暗喩。
旧ボイスを当たり前だと思っていた、成海氏を三峰結華と同一視していた当時の我々の代弁。

【kaleidoscope-pinball】しあわせになれたら

3話にて。
当たり前、慣れ、だった「今」にして、
一番大切な存在が失われます。(勘違いですが)
声優変更によって担当離れした人達、
担当P=プロデューサーであり、
そのプロデューサーがいなくなる。
一種のif I lost、その先駆けと言えますね。

ある意味最初に最も大きな翼を失くしたのは
三峰結華なのかもしれません。

そして4話のガシャ演出

【kaleidoscope-pinball】幸運が当たり前な幸運

カレイドスコープ(万華鏡)に映った多面の三峰が、
これまでの全てのPSSRを踏襲した姿をしています。

真ん中下【お試し/みつゴコロ】
左下【NOT≠EQUAL】
左上【それなら目をつぶりましょう】
真ん中上【♡コメディ】
右上【く ら く ら】
右下【雨に祝福】

そしてこれらに対して、

それらが統合された同一の対象に対し、現在視点から手を振る描写がされています。

過去の三峰結華CV成海瑠奈(以下成峰)に、
これからの三峰結華CV希水しお(以下しお峰)が
別れを告げる。そんな演出と言えます。

当たり前の今が幸せである事。
この幸せが永遠でないと誰よりも知ったからこそ、
それこそが幸せなんだと、その当たり前をもう一度与えてくれた、
まだ三峰結華のコミュを読んでくれる
=担当してくれるPたちへの想いの結晶と宣誓。
それこそがこのカードの役割なんだと思います。

そしてこれ以降の三峰結華のカードは、しお峰としての側面がかなり強いと個人的に考えています。

カレイドスコープの次のPSSRがこちらです。
このカードは暗喩を超えて、もはや直喩と言えます。

【ノー・ライフ】概念

当然ながら希水しお氏は、リアルライブにおける1stライブに出演していません。
ならやればよくね?
でやってのけたのがこのカードになります。
やっぱりシャニマスくん恐ろしい。

シャニアニ1期

そして約1年後、アニメアイドルマスターシャイニーカラーズにて、(別時空な気もしますが)しお峰は晴れて全員と同じステージにおいて、正式に1stライブを成功させました。
正直これだけでもシャニアニ1期には大きな価値があったと思えるんですよね。虚無な事に変わりはないんですけど(擁護失敗)。

現在の三峰(しお峰)コミュがこのような裏テーマの暗喩を搭載していると主張する根拠はまだあります。

トワコレです。

トワコレはレアリティの最高度ということもあり、
プロデュース、サポートを問わず
各アイドルにとって最も大切なテーマ
もしくは重大な契機が描かれます。

頑張って引いてくれた人のために必修コミュを用意してくれてるわけですね。やめてくれ()

そしてトワコレ三峰の内容はというと、

【一夏・泡沫・ギフテッド】一目惚れは終点

推しのアイドル引退と、
それによる三峰のアイドルとしての決意
です。

お察しの通り、
これは過去と現在の中の人に置き換える事ができます。

【一夏・泡沫・ギフテッド】すれ違って光と向かえ

実際はこんな綺麗な引き継ぎなどではありませんでしたが、
少なくとも物語上はとても美しい交代劇として描かれました。
この場面において三峰が、すれ違った元アイドルに気づかなかったように、
希水氏もまた、前任者に囚われなくていいというメッセージと取れます。

(ちなみに三峰結華自身の話として見た時、
転じてある大きな危惧を呼ぶのですが
それは終盤に語ることにします。)

このように、CV変更後の三峰は、
キャスト変更や前任のイメージに囚われず、自由に羽ばたいて欲しいという運営からの強い願いが感じ取れます。
先程紹介したPSSR、ノー・ライフの名前も、
ライフ0の状態から始めようという宣言と取ることもできると思います。

からっぽの星 時代をゼロから始めよう

仮面ライダークウガ!
田中昌之 
作詞:藤林聖子
作曲:佐橋俊彦
編曲:佐橋俊彦

https://www.uta-net.com/song/23215/

三峰結華が大きな役割を持つ幽谷霧子のカード名に
【空我】を含む事からも、
このメッセージの説得力を高めています。(大嘘)


(特大咳払い)



ええ、三峰結華の次のPSSRの話をしなくてはなりません。
過去に囚われない自由な羽を広げた
しお峰の次に行き着く先
それはとてもとても高い壁でした。

マイソングスコレクション

公式Twitterより

マイソングスコレクション、通称マイコレとは
限定でもないトワコレでもないパラコレでもない、
始めたばかりの人がそのレアリティをいまいち理解できずに困惑してしまうシリーズです。

既に世に出てしばらく経っているソロ曲をもう一度擦って集金しようというコンテンツですね(炎上)

このシリーズの個人的に1番良いと思っている点は、
ソロ楽曲における内面描写を、きちんと歌詞として捉えてそれに本人たちが向き合うところ、です。
キャラソンって本来、かなりメタいものであるはずなんですが、
じゃあシャニマス世界において、
そんな心の内を他者が全部表現したような曲を、
「これがそのアイドルのソロ曲です」
って世に出すような事して良いのか?
って実にシャニマス的な疑念から生まれたのがこのマイコレというシリーズだと信じています。

【UNCHARTE:D】P♡P/S

この問題に実にストレートに、簡潔に切り込んでくれる雛菜。
ほんとそういうとこ好き。(筆者は雛菜P)

さて、要するにこれがメタ的な楽曲でない、
シャニマス世界において、
明確に他の誰かによって内面描写のなされた曲である以上、
それに対して各々思う事が出てくる訳です。

【チョコ for Y♡U】初披露(♯∞)

(あなたは菓子の子)
好意的に受け止められる子もいれば、

【バグ・ル】or

そうでない子も当然います。
(ここの樋口円香の心情は簡潔に表現することのできる物ではないので解説は無しとさせていただきます)

では三峰結華はどうでしょうか。
前述の通り、三峰は何より、周りからどう見られるか、を重視する人間です。

【それなら目をつぶりましょう】だから守って、踏み込んで
【ストーリー・ストーリー】からっぽの家
【NOT≠EQUAL】これが間違いなんだとしたら

自分が見せたい姿に相手から見えるようにコントロールして生きている三峰に、
これがあなたの曲だよ、と内面描写全開の楽曲を他者から与えられ、歌わされる。

何も起こらないはずがないのです。

奇しくも、というより必然なのですが、
各ソロ曲自体はコンテンツ制作サイドによるメタ的な存在として既に現実世界に出ているものです。
それでいてキャラソンとして一定のクオリティを保って支持されてもいます。
それは作中の価値観に置き換えたとき、
気味の悪いほどに他者によって自己を言い表した詩に他なりません。

そして言うまでもないことですが、
三峰結華におけるその楽曲こそ、
先述のプラスチック・アンブレラなのです。

La la la… Ah

頭痛止め 切れた
驟雨(しゅうう) 今夜降るでしょう
無数 歩く人
人、人、人

どうせ 失くす物
どうして? 錆びてても尚
両手で握りしめて
手離せない

丸が欲しいの
丸 正しいの
丸 はみ出したくない

わたしの表情 わたしの本性
覆い隠せ すべて

ねえ 誰か見つけて
誰も近づかないで
ビニールの傘の向こう
溶けてゆく夜

降り注ぐ音から
世界から遮った
ビニールの傘の中で
鼓動が疼く

いい子 してること
一応、がやめられない
置いてけぼり食らうのが
こわかったの

わかってほしい
わかられたくない
わからないでいてね

濡れたままで 進むだなんて
ありえないって ほんとに

ぶつからないように
隙間を縫ってきたの
ビニールの傘の向こう
行く先はどこ

絶え間なく流れる
ホワイトノイズみちてた
ビニールの傘の外の
街鳴り 聴いてた

ねえ 誰か見つけて

ぶつからないように
隙間を縫ってきたの
ビニールの傘の向こう
もう 曇り空

何もかも滲んだ
世界から 今から
ビニールの傘を閉じて
まぶたを開けて

La la la… Woo…

頭痛止め 切れた
驟雨(しゅうう) 今夜降るでしょう
無数 歩く人
人、人、人

プラスチック・アンブレラ
三峰結華(成海瑠奈)

作詞:児玉雨子
作曲:矢吹香那
編曲:前口ワタル

https://www.uta-net.com/song/298047/


(何気ない前任者表記が、三峰Pを傷つけた)

プラスチックアンブレラほど考察され、怪文書を生み出したソロ曲も他に無いでしょう。
チエルアルコと並んでシャニマス初期の怪文製造機だと思っています。
何故ならプラスチックアンブレラを語る上で絶対に欠かせないのが、
【NOT≠EQUAL】だからです。(うわ…でたよ)

とまぁ、流石にそこまで使い古されたテーマをここで再度怪文の題材にするつもりはありません。
ノットイコールを今更擦る人なんていません。
なので簡潔に私の結論だけを立てて先に進もうと思います。

プラスチック・アンブレラ = NOT≠EQUAL

(ここで躓いた人は古の考察を参考にしながら三峰結華の湖の奥を目指しましょう)
そして当然マイコレは楽曲に準えたコミュになるため、

鏡界フィクションレイン=プラスチックアンブレラ

が成り立ちます。

しかし、
鏡界フィクションレイン ≠ NOT≠EQUAL

なんです。
今日はこの話をしに来たんだ。

鏡界フィクションレイン

マイコレ三峰

鏡界フィクションレインにおいて、三峰はプロデューサーから、
歌詞の子を演じて欲しい、と言われます。
それが三峰結華だと言うのではなく、
あくまで数ある仕事の一つとして、
その子を演じてほしいと。
ただそれだけの事のように依頼します。
フィクションのレインを降らせてくれないかと。

【鏡界フィクションレイン】傘を持つ人

ここのプロデューサーの言葉選び、実に今までの関わりから錬成されてきた対三峰へのコミュニケーションとして完璧で唸ります。

【鏡界フィクションレイン】傘よりこっち側

2話冒頭は、ノットイコール冒頭を思わせるモノローグから始まります。

私に見えない私を見られる恐怖ではなく、
私でない私としてみんなに届ける。

この考え方、振る舞いこそ、
ノットイコールによって気づき、その後のコミュで磨かれてきた今の三峰結華の在り方
しお峰のアイデンティティです。

そしてこのカードには裏の命題があり、
それは
希水しお氏の歌うプラスチックアンブレラへの肯定
です。

成海verと違って良い。
寄せても良いが真似なくて良い。
希水しお演じる今の三峰結華として歌って良いんだと。

つまり2つのプラスチックアンブレラが
作劇上も別の曲であるという物語を描いたのが
鏡界フィクションレインになります。

さらにこの場面開始時の背景は

【鏡界フィクションレイン】傘よりこっち側

【kaleidoscope-pinball】において多く登場した万華鏡背景が用いられています。
フィクションのレインの境界を鏡で作る。
過去のコミュのセリフをなぞりながら、
もうその時の三峰じゃないよと教えてくれるような
演出を、目立たない方法で入れてくる。
まさにシャニマスって感じです。良い。

そしてフィクションレインにおける三峰は、とうとう一度も悩み、曇る事がありません。

かつての三峰ならば特大地雷となりかねないテーマに対し、圧倒的な安定感で応えてみせたのです。

【鏡界フィクションレイン】傘の向こうへ向かう術

では三峰はどうしてこの高い壁を越えられたのか。
そこにはただの成長とは違う、
三峰結華がめんどくさい
と言われる真骨頂が潜んでいます。

しお峰が自らのアンデンティティとぶつかっても軽くそれを乗り越えられた理由、
それは今の三峰結華が、
自身により計算され尽くされたアイドルだからです。

言い方を変えると、
計算外の自分を全て過去に置いてきてしまったから、
です。

それこそが
2つのプラスチックアンブレラの片方

三峰結華CV成海瑠奈の存在です。

NOT≠EQUAL

結   局

いや…これは必要なんですよ…本当に…

ノットイコールで、三峰はそれまで恐れてきた自分の核心の部分、
湖の奥に初めて(無意識に)プロデューサーの足が踏み込まれることで、
自分のマネジメントしてきた三峰結華像が崩れる
=アイデンティティの崩壊
を迎えます。

【NOT≠EQUAL】雨の中(二度目の)正解をくれた

直接的な表現を抜きにして語ることは出来ないので、解釈不一致の方は耐えてください。

三峰はここまでのコミュで、
プロデューサーへ恋愛感情を持って接していました。
ですが、それと同時に三峰はアイドルオタク。
誰よりもアイドルに真摯な存在であることもまた事実です。
誰に言われずとも、アイドルは恋愛なんてしない!
と決めて貫いているのではないかと思います。
そしてそれを完璧にこなしていた自信があった。

ところがふとした瞬間に、
それは崩れました。

【NOT≠EQUAL】これが間違いなんだとしたら

自分の意識した瞬間では無い瞬間に、
自分の見え方が見せ方と異なっていると気づいてしまった。
ほんの一瞬でも
相手は無意識でも
それ自体で何の危害がなくとも

確かにその時、自己プロデュースは破綻したのです。

それはつまり、
見せたくない部分さえ無意識下に見えてしまっている可能性を意味します。

これは三峰にとっては勿論、
ましてや恋愛感情を持っている事実に重ね、
アイドルである立場

あらゆる要素において怖いと言えるでしょう。

【NOT≠EQUAL】動点Pとの距離を求めよ

(円環を待つ点Pや軌跡上の点Pは間違いなくこれを意識してのものなので、DJセトリもそこに関係してそう)

三峰はプロデューサーとの関係の中で、業務上の関係を超えて意識してしまう要素である名前呼びをしないようプロデューサーに頼みます。

完全な仕事モードに切り替えてリセットするためです。

【NOT≠EQUAL】雨の中(二度目の)正解をくれた

ですが自分を見つけてくれたプロデューサーは、
一度目も二度目も、
プロデューサーだから
自分を見つけてくれたんだと、
それが
アイドルとしての幸せ
なのだと気づいた三峰は

【NOT≠EQUAL】雨の中(二度目の)正解をくれた

完全に心に蓋をしました。
あくまで営業=仕事なのだと。
アイドル三峰結華のパートナーなのだと。

完全に断ち切ってしまえば、
切り替え損なって望まぬ自分を見せる心配がなくなるのだと。

【NOT≠EQUAL】答え:アイドル三峰結華 

本来なら悲しい物語になるはずの展開ですが、
これで単にバッドエンド、ビターエンドとならないのが
三峰結華をめんどくさいと言わせしめる一因です。

【NOT≠EQUAL】答え:アイドル三峰結華

これが、三峰結華の正解なんです。
本気でアイドルを愛し、
アイドルとして生きていくことを決めた三峰にとっては、
むしろ半端な気持ちでアイドルの自分を翳らせる事の方が不本意。

そしてここでこの生き方を選んだ事が、
三峰の翼を大きく広げていくことになります。

【かいぶつのうた】うたう

自分だけで解決しようとせず、
プロデューサーの手を取る事ができた。
三峰は、二度。
二度目はその意味を噛み締めながら。

【Good-byeラブレター】私の薬指に指輪がはまる時

実際近い未来でその事を振り返り、三峰自信も良かった事だと思えています。
決して心に蓋をした事は、
心を殺したのではないのだと。
(つまりアイドルじゃない時間は、また別のお話ということになります。ノットイコールのトゥルーコミュを噛み締めてください)

そしてアイドル三峰結華じゃなければ決して越えられなかった問題。
引退した元推しではない、
すぐ隣の推し。

【月が焦がれる太陽/月】ずっと焦がれていたんだって
【月が焦がれる太陽/月】 こがれ

ステージの下の三峰のままでは、
当然見上げるのみです。

【月が焦がれる太陽/月】 こがれ

ですがアイドル三峰結華として生きる今の三峰は、
その事実と向き合い、また一つ
大切な気持ちを殺さずに乗り越える事が
できたのです。

大谷翔平の名言
「憧れるのをやめましょう」
もシャニマスに影響されたものです。(大炎上)

この辺りでようやく、
ノットイコールも本当に
気休めでなく、「正解」だったんだなと
思う事ができます。

そしてこれらを経た三峰だからこそ、
プラスチックアンブレラの歌詞の子だった三峰とは
もはや別人とさえ言えるでしょう。

自分自身の内面への向き合い方や、
それに対するアプローチ
そしてアイドルとしての振る舞い方

成峰としお峰の関係性は、
冬優子とふゆの関係に近いものがあると言えます。 

三峰結華と黛冬優子

公式Twitter「シャニマスプロデューサー診断」

(えっ、このタイミングで別のアイドルの話になるんですか)

冬優子【W.I.N.G.編】諦めたくないものはひとつだけ

冬優子のベースとなる考え方は、前述した三峰のそれと限りなく同義のものと言えます。

冬優子【W.I.N.G.編】台本通りの茶番劇

根底に恐れがあり、そこから自分を作ってきた経緯
それによるマネジメント力の高さなど、
アイドルとしての売り方は異なれど
在り方はかなり共通していると言えます。

冬優子【W.I.N.G.編】諦めたくないものはひとつだけ
三峰【S.T.E.P.編】Dreaming

そして冬優子がふゆと切り替えを行うように、
三峰、というより
しお峰もまた、
蓋をした自分がある種の別人格のようになっています。
(Step編は当然ノットイコール以前の話なので、
明確に二分される前の脳内。
「誰か見つけて」と「誰も近づかないで」
だった頃の三峰になります。)

三峰【S.T.E.P.編】憧憧・脳内会議

そしてしお峰が定着し、
より一層別の自分を意識するように。

【こんな顔して実は】照れが邪魔をする

このように、
2つのプラスチックアンブレラ同様、
三峰自身もまた、
三峰結華CV成海瑠奈(アイドルじゃない三峰)
三峰結華CV希水しお(アイドルの三峰)
として定義できてしまいます。

言い換えれば、
ここまで区分した事で
2種類のプラスチックアンブレラ
それぞれが何を意味するかが明確になりました。

さて
最初のテーマを思い出してください。

アイマスエキスポにおいて
DJ高山が使用したプラスチックアンブレラ
その音源は、

果たしてどちらだったのか。


そもそもが憶測前提で進めている話ですが、
万が一、成海瑠奈verだった場合

そう、
アイドルとして様々な試練を乗り越えた今の三峰ではなく
蓋をした心の方。
アイドルじゃない三峰が
今求められるということ。

我々はこの展開に、最悪の心当たりがあります。

このコミュはピトスエルピス並に音声と文字の不一致が多い描写で構成されるため、
画像のみで内容を伝えることは不可能です。
まだの方はご一読を。

【ア・冬優子イズム】わたしの名はばか

かなりざっくり伝えると、
アイドル「ふゆ」ではない冬優子が求められた時、
冬優子はそれに応えるきっかけを作ってしまった。
それは大きな進歩に見えたが、
沈みゆく思考の中、水底で聞こえたのは確かに
「ふゆ」のSOS(曲名ではない)だった。

という展開になっています。

そして三峰もまた、
実はすでにその片鱗が描かれていました。

三峰【Landing Point編】背中

アイドル三峰が見せている面じゃないところを
見たがるスタッフやファン。
=アイドルじゃない三峰を求めるということ。

実際のこの状況において、三峰は

三峰【Landing Point編】背中

プロデューサーのフォローなしでは、承諾寸前といったところでした。
まさしくプロデューサーと共にある事が最善の未来へのルートな訳ですが、
業界やファンはきっと、
これからも三峰をもっと知ろうとするでしょう。

ふゆの内側を求めるように。

そんな冬優子の未来はすでに描かれていますね。

そう、パラコレにおいて現在ジャンクションと並んでバッドエンド代表のこちらです。

【紅茶夢現】候

こんな話です。

(紅茶夢現を読んだ後にあさひコミュをwingから読み返すと新しい発見があるので
さよならカイトと共にお楽しみください)

さて
三文ノワール→ノンセンスプロンプ
の流れを踏めば辿り着かないと安堵していたこのパラレルの未来。
プロデューサーと共にある限り、
この未来にたどり着くことはない。
それはノンセンスプロンプが証明してくれています。

【オ♡フ♡レ♡コ】今、ここにある光の色は
【ノンセンス・プロンプ】周縁回帰
【ノンセンス・プロンプ】周縁回帰
【オ♡フ♡レ♡コ】今、ここにある光の色は

なのに、にもかかわらず
ア冬優子イズムがお出ししてきたのは
そうあってもなお別のバッドエンドへ向かう可能性
でした。

翼を失くさずとも、破局は訪れる

その可能性です。

まとめ

アイマスエキスポにおけるプラスチックアンブレラが
成海瑠奈verだった場合
それを我々が、好奇心半分に求めてしまった場合

それはプロデューサーによる誘導となり得ます。

作中のプロデューサー、シャニPとて
間違えないわけではありません。
鈴木羽那のコミュを見てみましょう。

仮にもし、DJ高山が成海瑠奈verのプラスチックアンブレラを意図的に使用していたならば、
それこそが三峰結華にとっての
パラコレ、バッドエンドの示唆として
決定的なのではないかと思います。

そしてアイドルじゃない三峰が未来を手にする
三峰結華CV成海瑠奈が描かれる

なので、
パラコレ三峰結華CV成海瑠奈説

となるわけです。まさかの証明完了。



まぁですが

そんなことは有り得んので

説の締めくくりとしては、


【パラコレ三峰結華CV成海瑠奈】:CV希水しお 説

とさせていただきます。
(こいつCVの意味わかってなさそう)


BONUS TRACK

このまま終わるのも気が引けるので
ここまで成海瑠奈目当てでお付き合いいただいた方へ、
実はアプリ内でもまだ成海瑠奈ボイスを聴く方法はいくつかあります。

MAGIA L'Antica ~アンティーカの5つの魔法~
青磁色の妖精は魔法をかける

霧子と一緒に発しているここの混ざった声のみ成海瑠奈ボイスのまま

霧子【Landing Point】アンティーカを知ってる

霧ちゃんがアンティーカのメンバー全員の記憶(声)を再生する、文字にならない声の集合体における三峰の部分が成海瑠奈ボイスのまま。

他に、施設マスタリー系のサポートスキル発動時のカットインで三峰の
「上がってきた上がってきたー!」
は成海瑠奈ボイスのままだと思います。

探せば他にもあるかもしれません。

なんて話題でお茶を濁したところで終わろうかと思います。
三峰のパラコレが穏やかなものである事を祈りながら、
ここまでお読みいただきありがとうございました。


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