【転職記】目的を持ったらIT派遣も悪くない〜IT派遣編〜
こんにちは！今回から私の経歴を少し掘り下げながら、職種、業務内容の違い、メリットデメリットを書いていきたいと思います。
まずは、社会人としての第一歩を踏み出したIT派遣について書いていこうと思います。
1.IT派遣って？
業界問わず派遣は多くありますが、IT業務、例えば、設計業務、プログラム開発業務、テスト業務などがあります。
ある程度のIT知識があることがベースですので、未経験者にはハードルが高いと思われがちですが、IT業界は慢性的な人手不足ですので、意外と働くチャンスが多かったりします。
また、一般的に派遣と言えば一般派遣が思いつくかもしれませんが、私の時代は特定派遣が存在していました。
特定の派遣会社の正社員として、派遣先で業務を行う派遣形態です。派遣社員なのに急に派遣切りに合う不安が少ないので、意外とメリットが多い派遣形態でした。
しかし、派遣元が契約社員やアルバイト社員を特定派遣として派遣し、従業員の安定を脅かす事態が横行したので現在は廃止となっています。
審査が厳しい一般派遣が当たり前になったことで、派遣会社の質が以前より上がった（だといいな…）はずです。
2.なぜIT派遣だったのか
大学を卒業しましたが、当時はリーマンショックで北海道では就職が難しい時代でした。（本当は道内で就職したかった…）
さらに、IT系の学部を出はしたものの、具体的にやりたいことがなかったので、転職前提で派遣会社に就職しました。
やっているうちにやりたい事も出てくるだろうと言う感じです。
3.得たこと
市場価値の大切さ
未経験でも、新卒とか20代と言うだけで意外と市場価値があり、育てる前提の派遣先もあったお陰で、大手企業での経験を積めました。
逆に年齢を重ねると、自分の強みを出せないと派遣先が限られ、期待値も上がるので辛い面が増えるとも思いました。
ITスキル・開発スキル
プロジェクトを通じて、プログラミングやテスト工程の基礎を身につけることができ、今後の転職でも活かせるスキルを得ることができました。
どこでもやっていけるという自信
複数の派遣先を経験することで、必要なスキルさえあれば場所、業界問わずやっていけると言う自信を得ました。
他の派遣先に行ってもそれなりに評価頂いいたことも大きかったと思います。
下流工程は薄給、激務
上流工程で決めた仕様、期日で仕事をする必要があるため、必然的に仕事、時間に追われて激務となることが多いです。
残業は当たり前、ましてや派遣なので基本的に人不足の職場である事も拍車をかけています。
そして月60万円で派遣されても、派遣先のピンハネを受けて手に入るお金は30万円にも満たないなんてざら。
4.メリット、デメリット
メリット
正社員では就職が難しい企業で働くことができる
職場が合わなくても、転職より気軽に職場を変えることができる
色々な業界の経験を積みやすい
デメリット
開発は下流工程が多い
薄給・激務
基本的に人手不足の職場なので忙しい
社会的信頼が低い
5.まとめ
私の初めての就職先であるIT派遣について書きましたがいかがでしょうか？
派遣と言えばイメージはあまり良くないかもしれませんが、実は色々なメリットもあることをお伝えしたかったのです。
派遣会社を使う立場となっても、派遣であったことで、向こうの立場、気持ちがわかるからこそ得たものもありました。
次回は「ユーザー系SIer」について書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました！