縛りプレイによる専門化
皆さんお元気でしょうか。
本日は、【縛りプレイによる専門化】というテーマです。
皆さんはゲームで縛りプレイなどをしたことはありますでしょうか?例えば、ポケモン3体だけでチャンピオンを倒す、イナズマイレブンで引き抜きを使わずにリトルギガントを倒すなどなど。様々な選択肢を与えられているにも関わらず制限をして、あえて難しいプレイをしているような…。現実世界に落とし込んでみよう。
大学を卒業し、就職するときにこんなことを考えたことはないだろうか。英語を勉強しておいた方が良い、簿記を勉強しておいた方が良い、など未来の選択肢を広げるための駒を持っておくようなこの作業をしたことがある人は多いと思う。これは確かに未来における可能性は広がると思うが、博打と表裏一体ではないだろうか。不確実な未来に向けて布石をうつことは当たるか当たらないか分からない年末ジャンボ宝くじを買うのと同じではないか?布石は布石でしかなく、なんの意味もなく朽ち果てることもあるし意味のあるものに変わるかもしれない。つまり、未来への布石は漠然とした不安を解消してくれるものである。この行動に至る原因は、自分の事を理解していないからである。どうしていいか分からないから布石をとりあえず打つのである。
ここからは現実世界での縛りプレイとは何か?を説明する。ずばり自分の心の内側にひたすら従うことである。心に従うことでやることは明確になっていき、それは言い換えれば縛りプレイとなる。例えば、興味のあることで生きていくと決めると、興味のないことは捨てることになる。そのおかげで、やることは明確になる。英語を勉強したほうがいいのかな?とかは考えないでよくなる。未来への漠然とした不安は、縛りプレイをすると決めないことにより起こる。縛りプレイを続けていったものは気付いたらその道のプロになっているのであろう。
ポケモン3体でチャンピオンを倒すは、やることが明確である。この目的のために必要なことをしていくだけになる。この必要な試練はきついこともあるかもしれないがやるか逃げるかしかない。これがいわゆる世間で言われている乗り越えた壁というやつなのかもしれない…