続1 詩吟の冊子「吟友」
詩意の表現
無糖 缶
和歌や詩吟も作者の心があります。
悲しいからこそ笑みをたたえ歌うか。
痛快だからこそひょうひょうと歌うのか。
自分らしい吟の表現を思うとき幼い時に抱いた素直な感情で歌った童謡を思い出します。
「シャボン玉」 作詞 野口雨情
きれいな玉が屋根まで消えず高く飛んでくれ!
そんな楽しい歌詞
作者は紡ぎだした文字を詩に込める。
そうやって出来上がった詩。
教本で目にする詩は色あせずそこに佇んで私たちを待つ。多く並ぶ詩から気に入った詩をみつける。
詩そのものの心に素直に向き合い感じたままを表現する。
それが作者に対しての礼儀のように感じるし、そうできるように努力してゆきたい。
●400字原稿で投稿して掲載して頂いた内容を載せました。 二作目。
唐突な感じで恐縮です。
詩吟を習って九年目。 私も何となく詩吟たるものがわかってきたように思います。
それで詩吟の雰囲気が皆さんの気持ちに触れて少しでも知るきっかけになればと思いました。