N-04 弥生時代 国産の|硯《すずり》
国内最古級の硯の石板が糸島市と唐津市から出土していた。
文字文化の始まり論争に一石を投じる発見。
紀元前100年頃で未完成の品と。
この両方の地はどれも魏志に出てくる伊都國と末盧国ではないかと言われている糸島と松浦に近い。
硯を使うなら墨や筆や文字も発見されてもおかしくはない。
当時の人の生活、慣習、身分の上下によって知識能力の差があったろう。平易な言葉は末端では普通にあっただろうけど大陸と交易するような役目を担う者らは書面にて交易の証を残す必要もあっただろう。
中国に仏教文化が広まり同時に経典文字が交易で流行ったりもしただろう。(一つのステイタス、格式)
経典は経塚と言われる現代の地名でも残っているように壺に納められて発見されている。
文字として土器に残ったり、銅鏡の縁に刻印された物が発見はあるが流通する過程が想像の域を出ない。
弥生時代の交易の品々として竹の短冊や木片、和紙の紙片に墨書きされるものが発見されると一番いい。
どこか保存状態のよい所で見つからないだろうか。
(*ˊ˘ˋ*)。♪:*° 缶 2024.09.09