大分 宇佐神宮
日帰りドライブ
もう三年前の11月の話だった。
妻のカーナさんと義母の三人で日帰り大分のドライブ。
カーナ「あなたの行きたいところに一つ付き合ってあげる」
で私の思い描くコースが
朝五時発 早すぎの声で6:30発に
宇佐神宮
別府で人気の回転寿司が休みだったので近くの雰囲気のある「甘味茶屋」へ
明礬温泉 硫黄の匂いを全身に浴びる 満喫
16:00 帰福
宇佐神宮
宇佐神宮に8:30ごろ着いた。
トイレとか行ってたら時間が9時に。
本殿までは相当遠い。(地図を見て確認して覚悟を決めた私)
(これは、太宰府天満宮より広い。半日から一日は軽く滞在する満喫プランでないとダメだ。今日は外観から湧き出でる古来からの“気”を感じ取る私だけが修得した玄人プランで二人には悪いがそれで行こう)
ということで半端な写真しか掲載出来なかった。
カーナさんは後日、宇佐神宮を紹介するテレビを見て「こんなに立派な境内や社殿、庭園の景観があったなんて」と。
だいたい女性陣の行きたいランクの上位は
クチコミがベースなので洒落たところがほとんど。
私もこれまで殆ど女性陣の専属ドライバーに徹して来たので自分の好みを発することはしなかった。
その言葉を聞いて
(そうでしょう、玄人プランには程遠いでしょうけど機会があれば手解きをして差し上げましょうか)
などちょっぴり自慢げに。
玄人の感じ方
朝九時頃の宇佐神宮周辺は当然、店はどこも開いていないし観光客もいない。
私としては当初からそこが狙い目だった。
予想外の事は膝が悪く和便器しかなくて苦戦を強いられた数分が辛かった。
外観と神宮の周囲を車で巡る。
道路の案内表示を見つけトイレと駐車場を探す際にちゃっかり迷った振りをして神宮周囲の木立の景色、山肌樹種の紅葉具合など朝露に冷やされた空気を窓をおもむろに換気と言いつつ堪能。
朝にしか出来ない感じ方。
他に雨季、昼の陽射しの強い空気、夜の空気と風のそよぎに虫や鳥の声。
四季折々に訪れて堪能したい。
それは無理なので周囲の景観を見て
(この山の稜線、景観は百年前も千年二千年前も極端に違わない。どの年代の人も観ていた同じ景観がここに広がっている。そして、この地にこの神宮を築くという経過をあれこれ独創する)
このロマン感を短時間に凝縮させ次の目的地に移動する。
(*ˊ˘ˋ*)。♪:*° 玄人プラン と言ってもこの程度
甘味茶屋と明礬温泉
甘味茶屋で食べたアップルパイは紅玉林檎使用
満足。
明礬温泉の周囲にマイカーで入った途端硫黄の匂い。 肌感覚で感じる泉質、嗅覚で楽しむ源泉の匂い、視覚で癒される露天風呂の造りと景観。その一つ嗅覚を刺激する温泉地にやってきたんだ! という高揚感がエンジンを切りドアを開けるその時から沸き起こる。この時点でもう満足。
お風呂を満喫後、二人のあがるのを待つ間一人ゆで卵を。 アツアツの殻を剥くのに手こずりながら塩で頂く。
帰りはいつもの時間。帰るにはちょっと早くない?という気持ちに襲われるがカーナさん曰く
「高速使うと夕方は混むからね、その前に帰り着きたいの」と。
今度は「宇佐神宮」の魅力を伝えられるようゆっくり巡ってみたい。 カーナさんもテレビの刺激を受けてるので期待大です。
(*ˊ˘ˋ*)。♪:*° 缶
ここまで見て頂きありがとうございます。