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小朝·喬太郎·三三新春特選落語会withナイツ

noteをはじめてから立川流の落語会の感想
ばかりでしたが、今回はこちらの会へ
行ってきました。

林家さく平「転失気」
笑点でおなじみの林家たい平師匠の二番弟子
にしてご長男。
まくらで顔がたい平師匠に似ていないことを
ネタにしていましたが声はたい平師匠に
そっくり。
しっかりとした語り口でウケてました。

柳家三三「締め込み」
私が落語にどっぷりとハマっていったきっかけで
好きな落語家さんのひとりなんですが、
なかなかタイミングが合わず聴くのは久しぶり。
やっぱり三三師匠の語り口は小気味良い。
三三師匠の飄々としたキャラクターから
作り出される泥棒のキャラクターがなんとも
おかしい。
現代的なギャグを入れるわけではないけれど
三三師匠ならではと思われる工夫もあって
面白い。

春風亭小朝「扇の的」
最初が三三師匠だったので芸歴順の出番かと
思っていたらここで小朝師匠が登場。
何年か前に生で聴いたことがあるのだけれど、
寄席の正月初席での高座だったので持ち時間も
短く、漫談で終わってしまった。
軽快な語り口と、小朝師らしいブラックユーモア
でたっぷり30分。面白かった。

仲入りを挟んで後半戦へ。

ナイツ 漫才
はじめて生で見ました。
ナイツらしい漫才をたっぷりと20分ほど。
やはりどこかのんびりとした空気感のある漫才が
落語会にはよく映える。

柳家喬太郎「井戸の茶碗」
喬太郎師匠も久しぶり。
登場人物それぞれが喬太郎師匠ならではの
キャラクターで面白い。
この噺、いかにも良い話でしょというふうに
やると登場人物が偽善ぽく感じられてしまう
といわれる噺なんですが、喬太郎師匠は
あくまでも滑稽噺として楽しく聴かせてくれる。

大きなホールが会場でしたがほぼ満席。
豪華メンバーの芸をたっぷりと堪能できて
とても充実した時間でした。


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