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冬の地下街を楽しむ

つい先日まで秋だったのに、あっという間に気温が氷点下に届くようになりました。

12月に入って以降、あまりにも寒くて地下街の利用が増えています。心なしか、地下街の利用者も増えている気がします。

札幌の地下空間は便利です。
札幌駅からすすきのまで、外に出ること無く移動できますし、本屋さんやデパート、色々なビルに通じる出口が彼方此方にあります。
冬場は特に、目的地に近い出口まで地下を通って移動して、少しでも外に出ずに済まそうとすることが多いです。大きな手芸屋さんにも繫がっていて、近頃よく利用させていただいてます。

ここ数年、札幌は再開発が進んで、色々なビルが取り壊しになったり、新しい建物が建ったりしています。地下の様子もずいぶん変わってきています。
古いものが無くなるのは寂しいけれど、新しいものにもときめきます。

以前、母から、地下街ができる前の事や、今はなくなったエスタができた頃の話を聞きました。母の見ていた街並と私の知る街並は、全然違っています。当たり前のことですが、時代とともに街は変化していて、それに合わせて札幌の地下も変化してきたのでしょう。
そう思うと、地下街というのは、札幌の変化を感じられる小さな『街』のような気がしてきます。

毎年冬になると、頻繁に地下を歩くようになります。おかげで、地下街の変化をじっくり感じられる季節でもあります。今年もその変化を楽しみたいと思います。


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