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53才(もうすぐ54才)のおばちゃんが初めてnoteを書いた訳

私は熊本県の阿蘇の麓にある「住みやすさランキング九州・沖縄編2位」の合志市に住んでいる。全国放送にも度々登場する「清掃パートさんの時給が2000円」の半導体TMS工場がある町のお隣さんである。

緑多い素朴な地元で「合志市クリエイター塾」という講座が、2024年8月24日から始まった。私は知らなかったが、どうやら10年前から継続していたらしい。「自分で、発信できる人になる。」をモットーに10年も続いていると知って正直驚いた。だって10年前ってSNSもそんなに普及していなかった。合志市の先見の明すごい…。

もっと驚いたのが、超強力な講師陣である。
バンバンTVで流れているCMを作っているプロフェッショナルな人たちなのだ。そのせいか、受講生は全国津々浦々なんと300名も集まった。
(今年が過去最高の参加人数らしい。)

初回の講座は感動の嵐。とてつもなく面白かった。
13時~17時まであっという間だった。
途中トイレ休憩がないのは辛かったが、席を立つのが惜しくて我慢した。(1回は休憩あった。でも4時間のうち1回だからね。今度からはコーヒーを飲まないことにする。)

講師の谷本明夢先生から「学びをSNSでメモする」ということを教えていただいた。
「自分の学びが誰かの学びになる」と。なるほど。
おばちゃんは記憶力が落ちているのでメモは必須。しかも、それが誰かのお役に立つかもしれないのであればやる気もでる。
ということで、53才(もうすぐ54才)おばちゃん初めてのnote開始となった。


LESSON1 伝える人になる準備

講師:清水亮司先生、柳井研先生
・伝えられる人になるには?を考える
・クリエーター塾の活動内容を理解する
映像の作り方だけを学ぶのではなく「何を」伝えたいのかを考える。
伝えるための「自分なりのやり方」を学ぶところ。

宇多田ヒカルさんの言葉を教えていただいた。
(すみません。自分の記憶なので、かなり曖昧かも。)

伝えたいのは我儘。
まず「なぜ自分がそれを伝えたいのか」を考える。
自分が何を伝えたいのかを整理して言語化する。

https://x.com/mitsu20190908/status/1824334476203397420

確かに…。めちゃくちゃ納得。
相手に伝えたいと思うことは自分側であって、相手がそれを望んでいるかもわからない。
だったら、それを伝えたいのは自分のためではないか?

これって本当にコミュニケーションの基本の部分だと思う。
他者に何かを伝えたいときに、自分の気づいていない感情(虚栄心や孤独等)を満たすための行為ではないかを確認するのに言語化という作業は最適。
「深い…。映像制作って深い…。」と初っ端から感動。

相手にわかりやすく伝えるのは愛である。
理屈っぽい、つまらない、堅苦しい、複雑、相手のことを考えていない。
それって=「愛がない」
面白い、楽しい、共感度が高い、感動する。
それってわかりやすいし、伝わりやすい。=「愛がある」

伝え方には正解がない。だからこそ面白い。
映像は必ず最後に「愛が勝つ」

痺れる…。清水先生カッコいいです。
清水先生が作られたミツカン本社で放映されている映像が流れました。
日本の綺麗な四季、日常生活を営む人々、可愛いイラスト、美しい日本語。
日本のすべてが凝縮されていて、これって海外向けの日本プロモーションビデオによいのでは!?って感動しました。
愛知県のミツカン本社で見れるそうなので旅行先に決定です。

もうひとつ清水先生の素晴らしい格言。
・嘘くさいより嘘をつけ
・すべての映像は創作。だからこそきちんと創作する
・自分の変態性を隠すな。変態性がないことを恥ずかしく思え
・自分とは=変態性。自分が勝負できるポイント
・すべての人に映像が作れる

LESSON2 生成AIやSNSを活用するコツ

講師:谷本明夢先生、安部孝之先生、清水亮司先生、柳井研先生
・様々なAIの利用方法
・AIではできないことは?
谷本先生はChatGPTではなく、Claudeを愛用中とのこと。
実際にいつも利用されている方法を見せて下さった。
YouTubeのTranscript & Summaryを利用すると、YouTubeの音声を自動文字起こしできる。それをClaudeで要約してもらう。要約する際のひな型も事前に指定できる。すごい!

探したらこの動画で説明があった。(ChatGPTだけど)
https://youtu.be/vqYIDooFrvQ?si=Q2lcxAVDJF7z7mnF

音声をひな型に要約するのは会社で利用したい。
今ちょうど音声データをAIで自動要約する専用アプリでの使用感テスト中だったので、ChatGPTとClaudeでのテストも追加でやってみることにする。

1.AIでできること
ChatGPTで企画分析。Perplexityで情報収集。Midjourneyで画像生成。SunoAIで音楽生成。Runwayで動画生成。CapCutで動画編集。miroで戦略タイムライン。
どれも面白そう。やってみたくてワクワクした。
音楽生成はちゃんとした曲がすぐできて本当に驚いた。
miroは会社ですぐにでも使いたい。

2.人間にしかできないこと
マクドナルドのAIで作成したCMが炎上した件から始まり、そもそも映像に人間が考えるコアな部分が必要なのか?という哲学的な話に広がり、すごく面白かった。
プロフェッショナルな方達の貴重なディスカッションが聞ける機会なんて中々ない。

3.AIの使い方
【ChatGPT】
①何の話をしているのかを最初に明示する。
②一回ではなく何回も会話を重ねる。
ポイント:役割を与える。具体的な指示を出す。水平思考で考えてください。Webで検索して事実確認をしてください。と指示をだす。
歩きながら音声で指示を出し帰宅時には企画書ができている!?という使い方もできる。

4.人間にしかできないSNS
SNSにはフロー(流れていく)とストックがある。
①最初はフローから始める
 ちょっと積極的なユーザーとしての発信でOK。
 ・フォローする
 ・いいね!やシェアする
②最初の発信のトリガーを決める
 ・自分の学びの「メモ場所」として使う。誰かの役に立つこともあるかも。学びになったらXにポストする
 ・おいしいお店を見つけたらインスタへ
 ・ストーリーに日記を書いてみる等
③計画的に幸運の偶発性(セレンディピティ)を生むことができる
 ・ゆるくてもいいからとにかく続けていると何かが起きる
 ・完璧でなくていいのですぐやる
 ・自分の感情を自分の言葉で伝える
 ・変態性を出そう
 
【谷本先生お勧め図書】
 自分の名前で仕事がひろがる 「普通」の人のためのSNSの教科書
 徳力基彦 さん(著)

せっかく先生達から教わったので、講座が終わってXに初めてのポスト。
谷本先生から返信をいただきました。応援のメッセージもありがとうございます。飛び上がるほど嬉しかったです。

そして、初めてのNote。
講座中にメモした内容なので記憶違いもあるかもしれません。
(あくまでも私の記憶メモです。)
おばちゃんのつたない文章を最後まで読んでくださった方。
もし、いらっしゃったらありがとうございます。深々とお辞儀、感謝です。

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