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最終皇帝って(ネタバレ有)①

味方サイドの希望や使命の面からも、敵サイド七英雄からもお前だけは逃がさん等、退くことも死ぬことも許されずその重責は半端ないなと思う。(夜ちゃんと眠れてるのだろうか)

サガ2の設定というものをあまり見たことがなくて、
最終皇帝が王族だったとは…ジェラール以降血統皇帝の音沙汰が全く無くなる。本当にどこ行った?という程国内にもその他の町でもジェラール族の情報が無い。この最終皇帝、最終面でぽっと出て来るので、個人的には急に現れた救世主的な超人だと勝手に解釈していた。

また、王族といえど直接ジェラール族とのつながりを語る場面も無いので、直系かどうかは不明。
強いて言えばヴィクトールの亡霊の台詞だろうか。

「何だか君は懐かしい感じがするな」

ただこちらもその身に降りた継承法の力のことなのか、最終皇帝本人自身のことを見てなのか曖昧。
それにしてもジェラールの血統となると今まで何をしてどこに潜んでいたのか。ジェラールの次の皇帝がいきなり仲間クラスから始まるのでジェラールの意思も分からない。レオンは実子が居たので次の継承は分かりやすかったけれども。
継承法についてオアイーブから補足されていたのだろうか…様々な能力(クラス)を経てラストアンカーにバトンを渡すのです、的な。
そしてその時の宿命の子が現れるまで、決して血筋は絶やさず生きるように宿命づけられたのかなと。
その後の王族について情報が無いのは、反帝国勢力やら七英雄崇拝過激派から血統を守るためどこかに隠居していたのだろうかと思う。

そうなると、最終皇帝というのは大事に大事に育て上げられたのだろう、その大事というのも温室のような環境でなく七英雄の因縁を終わらせるための者を育て上げなくてはならない。
隠された王居といえど、命を狙われたり陰謀などもあったかもしれない。日陰で生きつつも使命を果たす意志を力を絶やしてはならない。背景が見えない分少し不気味な感じもする。

またこの最終皇帝、追加裏最終ボスの存在により
戦いの宿命から逃れられない運命だと感じた。
というのは、
①我を倒してもタームは絶えないというクイーンの言葉と、
②表ストーリーのエンディングで帝国制を廃止し自らも退位するものの、現実的に考えるとすぐに唄の中だけの存在になった(こちらのがロマン的だけど)というのは難しいのではないか?という考察からである。
酒場のシーンがどれくらいの時間軸なのかは不明だが(ここはパート2に記載予定)
アバロンの紋章入りの衣装を着た、ただ者では無さそうな人を見て周囲反応無さすぎ。帝国懐古のコスプレイヤーと思っているのか?城下の人すぐに皇帝忘れすぎではありませんか。ここのシーンはちょっと不気味で、もしかしたら皇帝の時間軸と周囲の時間軸が違うのかなと想像したり。(詩人も普通の人じゃない可能性)

まず、②に関して。七英雄の例から力の一点集約を無くす目的もあっただろう、共和制制度。絶対的支配者でなくとも必然的に代表者なり大衆をまとめる人間が必要だと思うので、最終皇帝だった者が代表者にならないかもしれないが関係者はその存在を知っているなど。


そして①。
クイーンと対峙したのは最終皇帝と4人の仲間だった者ということ。(石船運搬隊員のようにお供がいたのか不明)
どういう姿でどのような戦闘能力だったのか。その危険性を知るのは彼らだけ。実際言葉を交わしたのは最終皇帝だけ。
全てが終わった後、蟻の発生を阻止する守り人なり部隊か組織なりを構築しているのかもしれないと想像する。これも最終皇帝だった者が脈々と陰ながら続けるのか、仲間に伝承するのか分からないが、蟻対策は必須なのかなというのが自分の考察の着地点です。

考察はまだあるが長くなりそうなので一旦区切る。
(後編に続く)

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