原作好きがBLドラマにハマってそして
BLマンガや小説は読むけれど、ドラマCDやアニメ・ドラマなど音声化や映像化したものには興味が持てなかったはずでした。今年の6月までは。
私がドハマりしたのは「ドラマ25時、赤坂で」です。
ここは、そのハマった理由とどういうところが好きなのかという個人の感想をひたすら書いてるだけのnoteです!ドラマのここがよかった!とかの本編の感想は全くないのであしからず。
こういうハマり方した人間もいるんだなって生ぬるい目で見てもらえたらなと思います。
さて、「ドラマ25時、赤坂で」にハマったタイミングは6月に入るか入らないかくらいでそろそろ物語も終盤に差し掛かる頃でした。
原作がもともと大好きで、ドラマ化するという話題も知っていましたが、どうぜ見ないし自分には関係ない話だなって思ってたので情報もスルーしてました。キービジュアルも見たと思うけど記憶に残ってないという。
というのも、BLは声がついたりキャラが3次元化してしまうとそれを演じている人たちはどういう気持ちでいるんだろうか嫌じゃないのかなみたいな余計なことを考えてしまって素直に聞けない見られないんです。
あと、カップル役を演じた2人を現実でもカップルであるかのようにはやし立てたり妄想してたりする一部の人たちを見て、怖いなって思ってしまったのもあります。
ノリなのかもしれないですけど、はたから見ると異様でしかないのです。
そういうこともあって、「25時、赤坂で」もドラマ化するのかふーん上手くいって原作がもっと売れるといいなぁくらいにしか思ってませんでした。原作がもっと売れるとファンとしてはうれしいですしね!
こんな私がBLドラマを見ようって思ったきっかけはフォロワーの「このドラマめっちゃ面白い!」っていう一言。
知っている人からの口コミって効果高いんだなぁと振り返ってみると感じます。あの人が面白いっているなら見てみようかなってなる。これがなかったら見てないです。
ドラマが一気に気になり、キービジュを即見に行きました。めっちゃ白崎だ!ってびっくりしたり麻水さんはちょっと思ってたイメージと違うかも?(超失礼なこと言ってすみません)みたいなこと思った覚えがあります。
で、まずは1話を見てみたところ、麻水さんがいる!!って即なりました。手のひら返し早すぎですけど、動いて話しているところを見たらもう麻水さんでしかなかった。纏う空気感みたいなものとか声のトーンや所作などすべてが自分が想像する麻水さんでした。
白崎のまっすぐなところはそのまんまだな、とか原作よりちょっとかたくななで無骨な感じかな?と思ったり。
出演されてる方々皆さん演技上手いなぁって思いましたけど、主演のお二人がやっぱり一際すごかったです。これもハマった大きな理由。
BLドラマの主役ってやっぱり見た目が美しいことと原作にその見た目が近いかっていうのが重要で演技力は二の次三の次なのかなって思ってました。失礼ながら。
年を取るごとにドラマをほとんど見なくなり(というかテレビ自体をほぼ見ない)、若くてフレッシュな男の子の演技を見て「みずみずしい演技だな~」みたいな素敵な感想は出てこないわけで。モノローグに抑揚がないなぁとか滑舌もうちょっと良かったらなぁとかあんまりよくない感想しか出てこないという。
ドラマは見なくてもSNSで予告を見かけたりすることはあったのでそういうイメージがBLドラマについてしまったみたいでした。
だから「ドラマ25時、赤坂で」の主演のお二人は演技上手いなぁと思ったわけです。
お二人のことは存じ上げなかったのですがこんなに演技が上手い若手の俳優さんているんだなぁってびっくりしました。
もちろんとっても演技力のある人たちが出ているBLドラマってほかにもあるのでしょうけど私が初めて出会って衝撃を受けたのが本作だったのです。
俳優役を演じるっていう時点でそれができる人がキャスティングされるよねとは今は思います。拓海と白崎、涼二さんと麻水さんは全く違うひとでした。
あとはBLドラマで恋人役を演じる俳優を演じるということで、主演のお二人にとても配慮がされているんだなぁというのを原作の先生やプロデューサーの方のお話で知れたのもハマる要因でした。
ドラマが終わった後のほうが主演のお二人が仲良さげに見えるのはこのおかげ(せい?)だったのかなぁと色々考えちゃいますけどね。
ドラマ放送当時、過度なカップル売りがなかったのも個人的には良いなって思いました。
っていうところからの韓国ファンミのあれこれが衝撃的だったのですが。
これに関してはお二人のファンへのサービス精神が素晴らしくすごかったっていうところに自分の気持ちが落ち着きました。
タイトルの「そして」の部分の続きですが、キャラを演じる俳優さんにもハマってしまいましたという文が入ります。
私がインスタライブをリアルタイムで見ることができたのは最終話直前の回でした。
このころまでに演じている俳優さんにもやっぱり興味がわき始めるわけですが、私は新原くんの役とご本人のギャップ、ダンスが超絶上手いっていうところにぎゅんと引き付けられました。
最初、Xとインスタの自己紹介のところにダンサーとコレオグラファーって書いてあるのにびっくりしました。
え、俳優さんでダンスうまいの??って。
動画見てまたびっくり。上手いっていうレベルじゃなくない?プロじゃんって。
私は推してるアイドルもいるのですが、その人は日本のアイドルやボーイズグループには珍しくとても美しいダンスを踊る人なんです。
綺麗なダンスを踊る人が好きな私に、ジャズダンスが得意な新原くん(しかもお顔が綺麗で笑顔が最高にキュート!)が刺さらないわけないじゃんって自分で思いました。
そこからは坂を転がり落ちるかのようにハマり、4時間かけて東京に行って主演舞台を観劇するところまで行きつきました。
観劇についてはまた別で書きたいなって思います。
好きな原作漫画がドラマになって一番良かったなっていう個人的な気づきは、1から10まで全部原作と同じじゃなくても面白いドラマっていうものが存在するんだな、ですね。
原作に沿ってはいるけどエピソードが出てくる順番が違ったりセリフを言う人が変わっていたりしていても違和感として残ることなく綺麗にまとまってたなぁと思えたのです。
原作に沿ってないとハマれないちょっと面倒な奴、みたいな風に自分のこと思ってるところもあったので安心したとも言えます。
あとはドラマを見るのが苦手だって思っていたのも、単に好きな作品に出会ってなかったからなんだなぁと感じました。
ドラマが終わってロスになるかと思いきや10月に入ってもインスタライブがあったりと、なかなかその気配がなかったんですがそろそろ来そうですかね。
とはいえ円盤発売まであと1か月ちょっとだしそれを楽しみに毎日頑張るか!という気持ちになっています。
好きって気持ちは偉大ですね。
期待しすぎるのも良くないし、これから主演のお二人はさらに活躍されると思うのでお忙しいとは思うけれども見られるものなら続きが見たいって願望が出てきてしまいますね。
こんなにハマったBLドラマは「25時、赤坂で」が初めてだったのですが、くっつくまでのあのもどかしさとかきゅんきゅんする感じとか美しいキスシーンなんかがBLだな~って感じましたし(主演のお二人が違う美しさを持つお顔だったのが本当に最高でした)、10話かけてしっかりと恋心が芽生えるところから成就するまでを描いているところが上質な恋愛ドラマだなと感じました。
これも好みの話だと思うのですが、男同士だからという葛藤みたいなものが描かれることなく、相手を好きになっていく様をゆっくりとしたペースで見られるのがとても良いなぁと思いました。
一般的には話の展開が早いほうが見ていて飽きないのかもしれませんが、年のせいもあるのかゆっくりじっくり進むほうが心地よいと感じるみたいです。
それもあってハマったんだなぁと今ならすごく分かります。
最後に。
国内でのファンミーティングに配信があってほしいというのが今の私の一番の願いです!
円盤予約してますけど年末の仕事が忙しい時に休めるわけもなく。
ファンミ参加のために越えないといけないハードルがとても高いなって思うんですけど、それを越えてくるファン全員が参加できないとなんかちょっといやだな~とも思ってしまいます。
自分が行けないからその分行きたいって思ってる人全員に行ってほしい!
そしてどんな感じだったかレポをSNSにあげてほしい!
とにかく今年いっぱい楽しみが続くのがうれしいです。
稚拙な文章(しかも長い)をここまで読んでくださりありがとうございます。
新しく好きになるものが増えるって良いなって久しぶりに思えました。
それを言葉にできて良かったです!