ブロガー気取りの塾講師、ぼったくられたり、親切にされたり大忙しinイスタンブールby尾関
大満足で最後の夜を終えるつもりが、事件は最後の最後に起こった。
メトロで空港に戻り、もう手持ちのトルコリラも使い果たしていたものだから、オンライン決済ができるウーバータクシーを呼んだ。
待ち合わせ場所に行ったらたくさんタクシーがいて、どれが僕の呼んだタクシーか分からない…
って所に、やってきたのは一台の陽気な運転手さんのタクシー。
僕が呼んだウーバーですか?って聞いた所、そうだよ乗りなよって言ってくれたので、安心して乗り込んだ。
ウーバータクシーの場合、オンラインで行き先を伝えてあるのに、なぜかドコまでだって聞いて来たり、タクシーメーターが空港から出たばかりなのになぜか既に1000トルコリラを超えていたりって感じで超怪しい。
これが噂のボッタクリタクシーかって、ちょっと感激(笑)
動物園で危険な動物にあった的な感じか。
名前は?とかドコから来たの?だとかMy friend, ご機嫌いかが?なんてハイテンションだし、終いにはタバコすいなよ、なんて勧めてきたりする始末。
なんかさぁ〜憧れのクレイジージャーニー的な展開にハラハラドキドキ(笑)
ホテルに着いたら、案の定1500トルコリラでぇ〜す、なんて言ってくる。
昨日も一昨日も、その前も空港からタクシーでホテルに帰ったけど、黄色タクシーで400トルコリラでお釣りが、青色タクシーで600トルコリラでお釣りが来る感じで、お釣りはいらない、チップ for you.ってタクシーを降りていたのに、今日は1500トルコリラっておかしいだろ。
ってことで、
これまでのったタクシーは400トルコリラだったのに今日は1500トルコリラっておかくないか?
しかもウーバータクシーならオンライン決済なのになんで、現金かクレジットカードなんだよ?
って聞いたら、
スマホを見せてみな、
って言われたからスマホを見せると
画面を指差し、俺はコイツじゃない。(ウーバーのアプリに呼んだ運転手が表示されている)
なんて言っていた。
その上分かったメーターはチャラにしよう。1000トルコリラでいいよ。
なんて言うものだから、
昨日は400トルコリラだったって言ってるやん。
って言ったところで、全然譲らない運転手。
しょうがないから500ならいいよ。
って言ったら、
ダメだ700だって全然譲らないものだから面倒くさくなり、もういいやって700トルコリラを払ってあげた。
ま、青色タクシーの600トルコリラに、アドベンチャー代金の100トルコリラって思えば安いものか(笑)
中々できない経験をさせてもらっちゃって、こういうのが案外忘れられない、いい思い出になったりするのである。
そんなこんなで翌朝
さ、最後は部屋の窓から見えるモスクに行くって決めていた。
なんでこんなにすごいのに観光客が来ないんだろうか。
思う存分モスクを堪能し、前のベンチに座ってブログ書いてたら、自転車に乗った10歳位の男の子がやってきて、しきりと僕に話しかけてくる。
英語は話せないの?
って聞いてみても、ひたすらよくわかんない言葉で嬉しそうにずっと話してくる。
モスクを指差したり、指でグーサインを作ったり、
しばらくするとどこかに行ってしまったけど、何かをくれと言う仕草やmoney←エジプトに行った時散々現地の子供達から言われた(笑)って言葉もなかったし、
何だったんだろうか。
でも、なんかすごくいい思い出になった。
明るく感じのいい、陽気な少年であった。
一人でいた僕を心配して、なんか元気付けてくれてたのか(笑)
もう大満足。言う事なしのトルコの旅だった。
さぁ空港へ行こう。
ってことで最後に挑戦したかったこと。
メトロ、トラムに乗ったなら、最後はバスだろってことで、バスに乗りたかったんだな〜。
無事、バスで空港に到着。
ドーハでのトランジットは7時間。
行きは昼の時間帯しかいけなかった、スーク・ワキーフへ行くことに決めている。
夜はtheアラビアンナイトの世界って感じで最高らしいからね。
ってことで最終目的地、ドーハのスーク・ワキーフの様子は明日のブログで。