それでも私が「親の会」に参加する理由①
先日「親の会」に参加して、疲れたとつぶやきした。
そんなに疲れるなら退会すればいいじゃないか、と思う自分に向けて私の考えをここに書きつけておこうと思います。
メリット
①情報収集にいい
②自分の心と向き合える
③未来が少し良くなるかも
①情報収集にいい
うちの子を育てるようになって一つ気付いたことがあります。
義務は何も知らなくても自動で付いてくるけど、権利はこちらから取りにいかないと使えない
あなたは活動家ですか?という声が聞こえてきそうですが、違いますよ。
恐らく日本にいる何かしら困難を抱えた人、皆さんが思う事なのではないでしょうか。
「義務」で思いつくのが税金です。
例えば、お買い物したら消費税は自動で払いますよね。私達に消費税に関する知識が無くてもです。
しかしうちの子が生活していくのに必要な「権利」は、私がそれが「ある」と知って、窓口に「使いたいです」と申請して初めて利用出来ます。
何も言わなくても、ある日市役所から封書が来て「あなたはこんな福祉サービスを受けられますよ。」なんて教えてくれないのです。
だったらネットで検索して調べれば簡単なのでは?
無理です。
まず、ネット上の障害福祉サービスに関する情報は少ない上に、古いこともあり、欲しい答えに辿り着けないことが結構あります。
又、地域性も厄介な問題です。
制度としては、国の法律で定められたものなので全国一律ですが、実際にサービスを提供する事業所の数・内情・質等は自治体によってバラバラなのです。
そうなると、頼りになるのは同じ土地で同じ境遇を生きる方々の生の声です。
色々と悩みやお伺いしたいことはお互いにあるのですが、みんな日々育児・介護に追われて時間がない。
親の会はそんな人達が、一堂に会する良い機会なのです。
ここで日頃のあれやこれやをおしゃべりして、誰かが答えを持っていた、なんてこともあるのです。
いつもより長く書いて疲れました。②・③はまた後日書きます。