社会人における“時間”の考え方について
人生においても仕事をするうえでも、時間はとても大切ですよね。
1日24時間は、赤ちゃんであれ、新入社員であれ、社長であれ、立場に関係なく、等しく与えられています。
仕事においては、限られた時間の中で大きな成果を出す人もいれば、全く成果を出せない人もいます。
すべては「時間をどう使うか」にかかっています。
限られた時間をいかにコントロールし、大きな成果を出すか、が社会人においては最も重要です。
私が新卒一年目の頃、上司には“期限成果”ということを強く指導されました。
限られた期限(期間)のなかで、いかに業績を出すのか。
そのためにできることは何なのか、を常に自問自答されられたことを思い出します。笑
私の経験を言語化してみました。
おそらくみなさんと共通認識の部分もあるかと思います。
うむうむ、と頷きながら読んでいただけると嬉しいです。
1.時間に遅れると失うものとは
時間にルーズな人に対して、ポジティブな印象を持つ人はいませんよね。
特に日本の商習慣のなかでは、時間に対してはシビアに捉えられることが多いです。
みなさんも、アポイントの時間に遅れてきて、イラッとした経験があると思います。
それが度重なると「〇〇さんは、いつも時間に遅れるいい加減な人だ」とマイナスのレッテルを貼ってしまうこともあります。
また「時間も守れない〇〇さんがいい仕事をできるわけがない」と、パフォーマンスに対する評価にまで影響します。
(1)時間に遅れないための行動とは
遅刻を回避するコツはシンプルです。
“忘れないこと”と“余裕を持って行動する”です。
これ以外の選択肢はありません。
会議などの時間を忘れないためにはOutlookなどのスケジュール管理ツールで、アラームをセットしておくとよいでしょう。
理想は20分前か15分前です(Outlookのデフォルトは15分前)。
5分前や 10 分前 では、会議の直前すぎて準備が整わない可能性があります。
心の準備ができていないと焦りも出てしまい、会議に必要な資料やメモ帳、音声を接続する機械などを忘れてしまうことに繋がりかねません。
また、取引先などに訪問するとき、交通機関を使って移動する場合は電車などが遅れてもリカバリーできるように余裕を持った行動が必要になります。
乗換を間違えたり、電車の遅延などを頭の中に入れておくとよいでしょう。
(2)新人時代は遅刻はダメ、ぜったい
では、なぜ時間に遅れてはいけないのでしょうか。
会議が後にずれ込んでしまうからでしょうか。
答えは3つ失うものがあるからです。
①お金②仕事の質③信頼
ひとつずつ整理してみましょう。
お金:
みなさんが仮に、会議に10分遅れ、ほかのメンバーを待たせたとします。
するとみなさんは、待っていた人たちの10分のコストを浪費したことになります。
10分のコストは以下の通りです。
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