『うちの業界舐めんな』について
ネットやメディア等で度々目にする『うちの業界舐めんな』の発言に対して
色んな賛否の言葉が行き交っていると思うのですが
見れば見るほど僕のなかで湧き出てくる感情があり
『うちの業界舐めんな』に対する僕の感情について今日は書いてみようと思います。
僕は物事に対して否定的な目線で見ている時は肯定的な目を持つようにするし
逆も然りで肯定的になり過ぎている時は否定的な目線も持つようにして
物事の良し悪しを自分なりに公平な目で解釈するようにしているのですが
『うちの業界舐めんな』に対して思うのが
あなたの業界に何か悪さでもされたのか、、、?
と常々思ってしまいます。
最近ですとこんな記事がありました
https://news.yahoo.co.jp/articles/12e22cb6d0d6aef868f395c869646f9c7980d689
お笑いタレントの宮迫さんが新しいチャレンジとしてキックボクシングの大会に出る事を公表した事に対して格闘家の平本選手が
「宮迫格闘技なめてんな 一生ヒカルと一緒にただの石でも売ってろ」
とXにて言及した事が記事になっていました。
この記事を見て平本選手がどんな気持ちでXに投稿したのだろうか?と勝手に一人で考えてみたのですが
・芸人如きが軽い気持ちで格闘技やりますなんて言うな
・格闘家は命掛けて戦ってるから
・数字稼ぎの為に格闘技しますって格闘家の事舐めてんのか
なんとなくこんな感じのニュアンスの気持ちがあったのでは無いかと勝手に一人で妄想してました。
確かに平本選手の立場になると
人生を掛けて取り組んでいる格闘技を馬鹿にされている気になりますよね
事実、宮迫さんが今回格闘技に挑戦する動機が
・Youtubeの再生数の伸び悩みが原因で
・Youtubeの企画として
・オジさんが挑戦する姿を届けたい
記事を読む限りざっくりとこんな感じの動機だと思うのですが
個人的にはこの動機から宮迫さんが本気で格闘技に挑戦しようと思っているようにはちょっと思えないかなぁと言った所でした。
言葉に出していないだけで平本選手と同じ気持ちの格闘家の人もいるでしょう
まさにこれこそが『うちの業界舐めんなよ』と言う事なのでは?
ですが、冒頭でも書いた通り
あなたの業界になんか悪されたのか、、、?
と思っちゃう僕もいるのです
確かに宮迫さんは格闘家へのリスペクトの気持ちや配慮が足らなかったのかもしれません
ですが格闘技界になんか悪い事でもしたのかな?と思って調べても
特に悪いことはしてなさそうで
ただ『格闘技に挑戦します!大会出ます!』ってだけでした
(賛否は有るだろうが、なんも悪い事ではない)
どちらかと言うと『ただの石売っとけ』の方が石業界にすごい悪口言ってますよね
石を生業にしていて命掛けてる人からすれば
1つ1つの石に意味があるでしょうし
それこそ石に人生掛けて商売している人からすればこの発言には少し思うところがあるのでは無いでしょうか。
もし宮迫さんが今からプロの格闘家目指します!なんて言っているのであれば
プロの格闘家舐めんな!と言われても仕方がないと思うのですが
『格闘技に挑戦します!大会に出ます!』って言ってるだけですし
もしこれが競技が変わって『テニスに挑戦します!』だったとしたら
テニス舐めんなよって言うテニスプレイヤーは居るんでしょうか?
錦織圭選手やプロテニスプレイヤーがテニス舐めんな!って言ってきたら恐怖でしか無いですよね。
おじさんってテニスし始めたらあかんの?
テニスの大会出たらあかんの?
ってなっちゃいます。
錦織選手も身体を故障しながらも命を削りながら世界で戦っている選手ですし
人生=テニスの人です。
恐らく宮迫さんがテニス挑戦します!って言ったら錦織選手は怒こるか喜ぶかだと喜ぶ方では無いでしょうか
個人的には本当に格闘技や格闘家の事を想うのなら
宮迫さん格闘技を始めてくれてありがとう!
格闘技を広めてくれてありがとう!
と思ってくれればなぁなんて
アマチュアもプロも盛り上がれば
もっと格闘技というものが世の中に広まるでしょうし
小さい頃から格闘技を見ていた僕としてはそうあって欲しいと思います
ともあれ一度生まれてしまった賛否に関しては結果で黙らせるしかないと思うので
個人的には格闘技に挑戦する宮迫さんを応援してます。
僕はおじさんでは無いのですが
挑戦する宮迫さんの姿を見て
勇気を貰えたらなぁなんて思ったり
ちなみに、平本選手が朝倉選手に勝った時は震えましたし
世代交代の狼煙を挙げたのは間違いなく平本選手なのでは?と勝手に妄想してます。
世の中はステロイドで勝てた!とか言ってますが
5月の大会で平本選手は実力で勝ったんだと
世に知らせてくれると個人的に楽しみ。
そして最後に
個人的に1番好きな格闘家はレミー・ボンヤスキー
お笑いタレントは野生爆弾クッキー
最後に『キー』って付くやつ好きなんだな。
最後まで見ていただいてありがとうございました。