ポケットキャンプの終了に終活を思う
スマホゲームの「どうぶつの森ポケットキャンプ」が11月29日で終了する。2017年のサービス開始以来、ほぼ毎日来ていた私のキャンプ場とお別れだ。さみしい。
確かにマンネリ化はしていた。イベントはハニワ拾い、釣り大会、虫捕りの繰り返しで、新しいキャンパーも追加されなくなった。既存のキャンパーたちとの仲良し度はすべてレベル22を超えており、すっかり馴れ合いだ。
それでもキャンパーたちのリクエストに応え、ジョニーの貨物船に荷物を積み、新しいキャンパーを待ち、気が向いたらキャンプ場の模様替えをした。スマホの中の私の小さな世界が、少しずつ変わっていくのは楽しかった。ここが終わるのかと思うとやっぱりさみしい。
私はゲームの中でもケチなので、コインもチケットもたんまり貯まっている。でももう貯めているのは無駄だ。今後、セーブデータを引き継げる有料アプリが発売されるらしいが、ケチなので多分買わないと思う。だからこれまで手を出していなかったキャンプ場の背景やフォーチューンクッキーと交換した。爽快だ。
とはいえそんなに欲しいものもない。残りの日々はどうぶつたちとふれあい、すっかり少なくなったフレンドさんたちと残ったギフトを送り合い、この小さな世界が終わるまでキャンプ場の暮らしを楽しむしかない。
もしかして死ぬ前ってこんな感じなんだろうか。余計にさみしくなった。でも、そこそこ元気で欲しいものがあるうちに、使えるお金は使おうと思った。