直接の知り合いにコロナ罹患者が出た。
「生き抜く力」について考えた。
はじめて、直接の知り合いがコロナにかかった。熱が出てPCR検査したら陽性だったらしい。
だからってワタシの生活が変わるわけじゃないのだけど。
もう鼠算式に増えていく感染者数の数は抑え込めない数になってはいるんだろうけれど、冬には増え始めると夏の時点で聞こえてきていたから、ついに来たかー。って感じがする。
外に出るときはマスクをして、
いろんなものにシュッシュッって消毒して、
お店に入るときは体温を測って、
人と会うのはオンラインで、、、って
こんな世界になるなんて、数年前は全く予測していなかった。
最近出会った人に、聞いたことのない仕事をしている人が立て続けにいて、聞いてみると(少し失礼な言い方にはなってしまうが)それで成り立っているという。
ワタシがJALに入社したとき、もちろんJALが潰れるなんて想像していなかったし、それを乗り越えても又こんな100年に一度のパンデミックが襲ってくるなんて、1mmも考えていなかった。
当時は「日本航空の国際線客室乗務員」ってそれなりのパワーワードだった気がするし、今もなお、そう思っている方もおられるかもしれないけど、実際のところは、多分もう違う。
時代が信じられないスピードで変わっていく中で、ワタシはいつの間にか大きな組織から抜け出して、数十人の小さな組織も抜け出して、3~4人の小さな所帯のチームで動くようになっている。
最適化したわけではないけれど、もうオーケストラのような組織ではなく、カルテットくらいの組織がプロジェクトごとにくっついたり離れたり、というそんな流動性がコレからの機動力と生産性とをあげていくんだろうと思う。
コレからは生き抜く知恵、考え抜く癖みたいなものを持っている人たちだけが生き残る。
日本人はこれが苦手な気がする。
なぜか考えなくていいような教育が幅を利かせている気もするし。
・クリティカルシンキング
・必要な情報を探し出すスキル
・自分の意見を(他人と違っても)言葉にするスキル
・異なる意見を理解しようとするスキル
・異なる意見を取りまとめる力
・人を(あの手この手その手で)楽しませる力
・「正しさ」で(他人を)裁きたくなるキモチを抑える力
こんな力が絶対にコレから先、必要になる。
本当は今までも必要だったんだけど。