高級和栗専門〜紗織(さをり)
栗🌰好きな友人が、申し訳なさそうにモンブランを食べるための整理券を朝の7時から並んでゲットしたいと小さな声で言うので、
その声が聞き取りにくかったのと、
本当に並ぶのか?という確認も込めて、
「えっ!?」
と思わず言ってしまった。(10秒後に猛省したよ。)
まさか、何かを食べたりするのに、30分以上も並ぶなんてことはもうワタシの人生に起きないと思っていたんだけど、起きたさ。
と言うわけで、9時からの整理券配布のために7時に現地に到着。
すでに5人くらいの人がいたんだけど、並び始めたら1時間足らずで
ずらっとこんな感じ。
モンブランは昔はお酒の匂いがキツかったり、栗の量が少なくてつなぎの味しかしなかったり、とにかくクオリティが低くて実はあまり好きじゃなかったんだけど、
そんなワタシのイメージを根底から覆してくれたのが、東京會舘「マロンシャンテリー」とパレスホテルの「マロンシャンティイ」(細かい話だが、名前も味も微妙に違うのよ。)だ。
個人的にはマロンシャンティイが好きで、クリスマスのみに発売される
どデカいマロンシャンティイを注文したこともあるくらい。
でそれ以外の栗のデザートは食べる必要がないというか、食べなくていいや、と思っていたんだけど、今回話の流れで食べることになったw
7時から並んで、9時から整理券が配られ始めたので、待つこと2時間。
そんなに寒くなかったのと、30分は電話をしていたのと、1時間はある動画を見ていたのとで、割とあっという間だった。
お店は10時から。
1時間で大体20人のお客様をこなすようなので、整理券番号1-20だと10時、21-40だと11時・・・と言うオペレーションのようだ。
10時ちょっとすぎにまたお店に戻ってついに入店。
奥に鴨川を見下ろすなかなか素敵なお店。
古い町屋をおしゃれにイノベーションしている感じ。
こんな感じでニョロニョロと1mmの栗のクリームが出るんだけど、そのニョロニョロが切れない粘度を出すためにきっとかなりの企業努力やストーリーがあったんだろうなぁと思う。
パレスホテル東京のマロンシャンティイには1つにつき、10個の栗が使われているんだけど、ここのはニョロニョロクリームだけで11個の栗が使われているんだと。
そのクリームはきめが細やかで、しっとりしていて、栗の味がしっかりした。
ちなみに中身はこんな感じで、(メレンゲと2種類のクリーム)
もう1つ食べただけで、満腹になる大きさ。
もう今年は栗は食べなくていいや、と思えるボリューム。
四条花見小路の近くにもまた違う丹波和栗のお店がオープンしていたから、今京都は栗ブームなのか?
でも、ワタシの中ではダントツ「マロンシャンティイ」派。
食べたことのない方、是非、パレスホテル東京へGO!
地下のケーキ屋さんで買うこともできます。
ちなみにずーっと何かに似てる!なんだっけ?と
考えていたんだけど、
ポケモンのディグトリオだった。
きっと後ろ姿がモンブランだよね?
ねぇねぇ似てない?