映画「ROMA/ローマ」見たよ?
有名な俳優/映画監督である方と、もう80歳手前の映像界ではレジェンドであるカメラマンの方両方が、強く強くオススメされた映画がこの「ROMA/ ローマ」
2019年アカデミー賞では、監督賞、外国語映画賞、撮影賞をとっている。
それ以外もめちゃくちゃ沢山の賞を取っている(下記参照)この映画。
2度ほど見始めて、途中で消して、3度目の正直で最後まで見た。
(出た!ワタシのアカデミー賞受賞作品がうまく理解できない病。w)
というわけで、ワタシの尊敬するオトナ(それも業界の大御所たちですYO!)たちがこぞって絶賛した映画だけど、ついにわからず終い。(涙)
Netflixにはこの監督のこの映画に対する想いなどのドキュメンタリーがある。そちらは面白かった。「プロフェッショナリズム」が垣間見える。
なんだか白黒のくせに綺麗な映像だなぁと思っていたら、
ALEXA65という6Kの65ミリカメラが用いられているらしく、
「わざわざ白黒」にしているという懲りよう。
(このカメラは最近のスターウォーズでも使われているそうだ。)
家具や、タイル1枚1枚までも1970年代初期のメキシコシティの再現の為に妥協なく作り込まれている。そのこだわりは見ていて感動さえした。
ワタシはこの映画を誰かに勧めることはしないかもしれないな。
最後に、メキシコシティの話なのに、なんで「ローマ」なんだろう?と最後までわからなかったんだけど、メキシコシティの「ローマ地区」の話なんだって。
あとは、こんな有名なアルフォンソ・キュアロン監督(「ゼロ・グラヴィティ」の監督)の5年ぶりの新作で、
・高性能のカメラで撮られているのに、
・スポンサーが付かず、
・映画館で公開されない映画にもかかわらず、
・世界中の賞を総ナメにしてしまった映画
・Netflixでしか見られない。
って言うのも、ちょっと話題になったらしい。
ワタシにとっては
自分の「感覚」にまたちょっと失望したそんな映画となった。
励みになります。個別にお礼のメッセージさせていただきます。