思考の排出にはアプリ"scapple"を使おう!
ウツミケントです。
みなさんマインドマップは使用していますでしょうか?
思考の流れを整理・可視化するためのツールとしてよく使われていますよね。議題やテーマを中心において、思考を広げていく、つなげていく。そういうブレインストーミングを行う際によく利用されるツールだと思います。
つい最近、「これは私に合うな!」というマインドマップアプリを見つけました。
それが"scapple"です!
このアプリの特筆すべき点は、「メモが自由に配置できること」です。
つまり、メモをどこか適当なところに浮かせておけるということなんです。
実際の使用画面はこのようになっています。
仕様は非常にシンプルで、メモを作って、後でメモとメモを線、矢印で繋げる。たったこれだけなんですが、私にとっては非常に扱いやすいものでした。
なぜscappleじゃないといけないの?他のアプリではダメなの?
という点が気になるでしょう。斯く言う私もよく紹介されているマインドマップ系アプリを使ってみたことはあるんです。Xmindとか、mindmeisterとか。
しかしどれも私にはピンとこなかったというか、使いにくかったんです。
何が使いにくかったのか。それは
配置が綺麗すぎる!!
という点です。
……「ふざけるな」と怒る方もいるかもしれません。「マインドマップは思考をキレイに整頓するためのものだろ」と。
そうなんです。それが私には足枷だったんです。
メモが必ずキレイに配置されてしまうという仕様が、最初から完璧にやろうとしてしまう私には荷が重かったんですね。
『本当にここに置いていいんだろうか?』
『本当にこの繋がりであっているんだろうか?』
こういった思考が頭を埋め尽くしてしまうんです。これの何がデメリットかと言うと、
"マッピング"に思考が奪われてしまう
ということです。自分の考えを整理するためのツールなのに、「キレイに整理するにはどうしたらいいだろう」という思考で私の思考を邪魔してくる。これでは本末転倒なわけです。
その点scapplは、メモをキレイに並べる必要がないんです!
とにかく書いて、繋がりがありそうなメモは後から線で繋げればいいわけです。これができるだけでこれだけ思考が広がるのか……と、驚きました。
感覚としては、付箋紙にボールペンで書いて、後で張り替えたり、線でつなげたり囲んだりする感じ。しかし手書きとは違って何度でもやり直せるし、メモの移動も楽。書く時間が省けるからとにかく思考を書き出すことができる。
さらに、縦型に文字を書くワード型ツールでは記録できない、思考の繋がりや広がりを2次元的に可視化するということを実現してくれるわけです。
このように、scappleは「思考をマッピングしたいけど、メモがキレイに並んでしまうのが気になって、自由に発想できないよ〜」という方におすすめなアプリです。
しかし、そんなscappleにも苦手なことがあります。それは、メモをキレイに整頓すること。いや、そりゃそうなんですけどね。
見た目は断然他のアプリの方がキレイに、見栄え良くなると思います。
メモも非表示にできたりしますし。
だから私は、とりあえず考えていることを吐き出すことだけのために使っています。そして最低限、その都度その都度の思考のつながり方とか広がり方とかが記録できればいいな、という程度。
人に説明する時とか、本当に整頓したい時は最終的にxmindとか使っています。
最初からxmind使えよ、と思う方いると思います。
しかし、この「排出」と「整理整頓」を2段階に分けることが発想を膨らませるには大事だと思っています。
マインドマップ使いたいけど、マッピングが苦手なみなさん、とにかく思考を排出するために使ってみてはいかがでしょう!
30日間は無料で使えるので、ぜひ試してみてください。
値段は買い切りで3,400円です。(回し者ではございません)
ではまた。