番外編01:予備校について

 どうも微少女です。今回は番外編的な感じで予備校について書きたいと思います!

 まず、私はアガルートに通っていました!予備試験1年合格コースのマネジメントオプション付きです。

 私が予備校を決めるとき、伊藤塾とアガルートの2つが候補でした。
 両方とも資料請求してテキストを比べたり、アガルートは谷◯先生の受講相談を受けたりして、アガルートが自分に合っているなと感じたのでアガルートにしました。

 以下からはアガルートを受講してよかったところと悪かったところを書いていきます。

 まず、アガルートの良かったところは、テキスト・学習の順序・マネオプの3つです。

①テキストについて
 アガルートの総合講義(1番最初にみる教科書)テキストはフルカラーで見やすく、かつ判例の引用が多いのがよかったです。今となっては判例検索を毎回やるようになりましたが、初学者のうちは教科書に判例があって、かつ重要な部分に下線が引いてあるのは非常に助かりました。
 重要問題習得講座(重問)は全てのテキストの中で一番役に立ちました。重問ではいわゆる重要論点が入った問題がたくさん出てくるのですが、網羅性が高くかつ司法試験の過去問・旧司法試験過去問・大学院入試問題からの出題も多いところが良かったです。重問はロー入試前はもちろん、ローの試験前にも基本を確認するために何回もやりました。ローの既習コースに一応は合格できたのもひたすら重問をやって、浅くとも広い知識が頭に入っていたからだと思います。

②学習の順序
アガルートは民事(民法、商法、民訴)→刑事(刑法、刑訴)→公法(憲法、行政)→実務基礎
という順番で学習をすすめます。そのため実体法を忘れる前に手続法の学習をすることができて、初学者の体系的理解に資するいい順序だと思います。この点、伊藤塾は上3下4という順序でやると聞きましたが、今もそうなんでしょうか?

③マネージメントオプション(マネオプ)
 マネオプは週に1回、提出した答案(2通)を講師の方に添削してもらい1時間個別指導を受けるというものです。
 上記の通り毎週2通答案を書かなければならないので、答案を書くことへの抵抗はかなりなくなりました。また個別指導では答案の中身についてはもちろん、答案の書き方も教えていただけるのでとても参考になりました。この点、ローでは答案の書き方については知っているものとして進んでいくので、マネオプを入学前に受けていなかったら悲惨なことになっていたと思います。また、毎週指導があるので1週間単位で勉強方法や計画を考え実行できるという意味で、いいペースメーカーになりました。
 私がマネオプを担当されている講師の方で、特に指導を受けて勉強になったと感じた講師の方は、冨○先生と渡○先生です。冨○先生は生徒がつまづきがちなところをよく理解し、丁寧に説明してくださる先生だと感じました。渡○先生は激詰めソクラテス方式ですが(笑)、渡○先生の授業は法律なのに数学をやっているような感じに陥るほどわかりやすかったです(わかりにくい表現ですね汗)。これで結構渡○先生信者になり、渡○先生の作成されているスピード判例百選という講義も受講しました(ちなみにこの講義は超おすすめです)。
 加えてアガルートは講師の方がたくさんいるので、色んな先生の勉強法等を聞くことができ、その中で自分にあったものを参考にできるのが良かったです。

 次に悪かった点としてはマネオプです笑
 私は通学ではなく、オンラインのコースだったので、毎回同じ講師の方にあたるわけではなく、かなり講師の方により当たり外れがあるなという印象を受けました(失礼)。通学コースの場合は毎回専任の先生が担当されているのだと思います(詳しく知らないので間違っていたらすみません)。
 かといって、専任でない先生がみんなハズレかというと全然そういうわけではなく、頂いたレジュメを今でも見返すほどわかりやすいバイトの先生もいらっしゃいました(むしろ専任の講師の方よりわかりやすい先生が多かったのも事実です)。バイト講師の中には、司法試験に受かったばかりの方で年齢も私と近い先生もいらっしゃったので勉強法とか、日々の生活をどんな風にしていたかを聞くこともできました。

 結構ざっくりですが、こんな感じのメリットデメリットがありました。ぜひ予備校選びの参考にしてみてください!

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