見出し画像

この場所が神席、と思わせられたOWVのライブに行ってきたよ!


席が席がと言ってて下世話な感じで申し訳ないのですが(そして席は2階後方)いいことしか言わないので(いいことばっかりのライブだったので)怒らないで、、、おねがい、、、


4月1日(土)、OWV「CASINO」ツアー千穐楽東京 NHKホールへ行ってきました!

つ、つよ〜




昼間の写真ゼロすぎ



感想は本当にタイトル通りなんですけど、
NHKホールはOWV史上初めての4000人キャパ(いつもの倍くらい?)
2階席中盤~後方(おそらく今までのキャパの最後列より後ろ)だったので、席自体は今までで一番遠かったかなと思います!

自分OWVのライブだと「大抵席が遠い」ことに定評がありまして、そのお決まりごとがついに相方名義にまで伝播してしまったようなのですが(ごめんすぎ)
最終的には「いやここの席でよかったわ!」と言い合いながら帰ってきました…

「このキャパだからこそ見せられる」この日だけの演出



みんな推しがいたらやってほしいことってそれぞれ夢見ていますよね
緑のレーザーギャンギャン出してほしいとか ダンサーさんがついて派手に群舞してほしいとか 火柱上げて欲しいとか
プロジェクションマッピング使ってダンスしてほしいとか…

今回のツアーではメンバー4人それぞれの「ソロタイム」がありましたが
最推し本田くんのソロタイムは 長尺のソロダンス~!!
わーいわーい、めっちゃ嬉しいこれだけで嬉しすぎる。
福島公演も入ったのですが、福島公演では本田くん1人の正真正銘のソロダンスで、曲のジャンルに関しても「本田くんソロやるとなるとこういう感じにするんだ!意外かも!」と思っておりました。
本田くんは常々「JPOPの歌詞を伝えるような創作フリーダンス」が得意と言っていたので、がっつりソロやるってなったらしっとり系にするのかな?とか…

東京公演を見て全てを理解しました…

ソロダンスの曲、なんというジャンルと表現すればいいのか分からないんですが「足音」とか「手を振り上げる動作の音」が入ってるタイプの曲だったんですよね
カツ、カツ、と足音の効果音に合わせて前に出てくる本田くん
ドンッという音とともに本田くんが手を振り上げるとぶわーっとステージ上に広がるプロジェクションマッピング…「わー!!」と会場から漏れる歓声(思わず漏れ出たという感じなのがまた良かった)

(か、完成した…)


と、思いました。
真正面から全景を見ると、プロジェクションマッピングが本田くんの一挙手一投足に合わせて変化するのが本当に魔法みたいで!


東京公演ではダンサーさんも4人出てきてそれぞれにスポットライトが当たったソロダンスもあって
ずっとダンサーとしてアーティストを支えてきた本田くんのバックボーンを感じさせるようなソロでしたし、最後に「俺には?」と言わんばかりに耳に手を当てながら観客の歓声を煽る本田くんが「本当にラスボス」


この演出と客席の興奮を一挙に目に入れることができるこの席神席すぎるじゃん!!と大喜びでした
本田くんって、(特に)自分以外の何かや誰かを背負ってるとき、本当に本当に輝いてるよ…
あと終わったあと相方が「これがやりたかったんだな…」と呟いたのが後になってめっちゃじわじわ来ました

かつくん、秀太くん、佐野くんのソロステージも「この広い空間をどう使うか」の演出の違いが面白くて


かつくんは派手な演出を極限まで抑えてライトもダークな感じ、空間を1人で広く使って本人のオーラとメインラッパーとしてのパフォーマンスを見せる!!って感じだったし
秀太くんは会場中の作る柔らかい黄色の光に包まれて会場中に秀太くんの声が「広がっていく」「天井まで響き渡る」みたいな空間を作っていたし
佐野くんのDJタイムはダンサーさんとあとから出てきたOWVまで佐野くんタイムに巻き込むようなカリスマ感が際立つソロだったし
↑あと佐野くんと言えばダンス!みたいなイメージあるのに、ソロタイムってなった時に敢えてダンスを飛び道具の位置に持ってくるのめちゃめちゃ面白いなと思いました ライブを遊んでてかっこいい


みんなそれぞれにこの広い空間を利用してどんな風に見せるか?を計算した演出でした

OWVって、ことパフォーマンスに関してファンが見せてほしいものとOWVがやりたいこととの剥離があまりない、と感じていて
(あまり、と書いたのはそこに関しては人それぞれ感想があるからなのですが、自分的にはズレがゼロです。笑)

「推しにやってほしいやつが詰め込まれすぎてて思わず笑ってしまう」(バチバチのブラックスーツにサングラス、アタッシュケース、カジノでコインをばらまく、ジッポライターに火をつける、キャンディを咥えながら謎の立体駐車場を意味深に闊歩するなど)VCRに始まって


ツアーを象徴する1曲目(新曲※OWVは知らない曲を突然1曲目にやったりします)が終わり、既存の盛り上がり曲になったところでの
ダンサーさんたち登場!!!!

OWVがダンサーさんをつけることを、
ファンが「特別なこと」だと感じているのが分かっている、と思った演出でした にくい〜

いや〜本当によかった(本当によかった)


3階席からの降り注ぐ歓声が凄い




今回の公演大成功の立役者はなんといっても「3階席」だったと思います…
歓声が上から降り注いできて、ホール全体が包まれていました 本当にすごかった
メンバーが「3階席!」と煽って、一番声が大きかったときの嬉しそうな顔が目に焼き付いて忘れられません
メンバーが出てきたときの客席の質量に負けるか!と言わんばかりのフルパワーのステージとか(特に佐野くん関節吹っ飛びそうだった)、上まで見渡してニコニコしてる本田くんがめちゃめちゃ嬉しそうでほんと…ほんとに…
きっと開場までは皆同じように「どこまで見えるかな…」とか不安になったりとかもあったと思うんですけどあそこまで盛り上げてくれた3階席がすごすぎる
それと1階席が本田くんに「1階席、負けてたらこんなふうに見てあげないからね!」と煽られてて「友達じゃん!いいな!」と羨ましがりました


▽声だけ聞いて「3階すご!どこまで入ってるの!?見えない見えない!」
ってやってたけどこれみて感動してしまった


3年目に向けて「OWVこんなこともできるぞ」と見せられた感じ



秀太くんの最後の挨拶でも「このツアーを始めたときから、(OWVとして)進化しなくてはいけないツアーだと感じていた」とありました。
そして本田くんの終演後のコメント「初めての会場で僕たちもファンの人たちも不安だったと思う」「一階から三階まで埋まってる景色を見て本当に嬉しかった」という言葉を読んで
自分たちが感じた「広い会場で、今日はどう見えるのかな」という不安と同じくらいOWVもこの距離をどうして楽しませようか、と考えていたのかな、と思ったりしました



でもその不安を感じさせないくらいの「広さをデメリットにしない、強みにすら思わせる演出」とステージの熱量で、ああこの席でよかったな、と思う大事なライブになりました。この日のライブのことずっと忘れないと思う。


一面埋め尽くされた4色のペンライトと降ってくる歓声の中聴く「この世界を君に捧げるよ」のフレーズはマジでマジで最高でした
オタクくんたちOWVに世界捧げられてるよ!
あとTALK TALK TALKの本田くんの「なくしたいよ この距離」を聞くといつもウルっときてしまうのですがこの日は余計にウルっときてしまった。
前はコロナでOWVとファンは画面越しでしか会えない、という状況を歌っていた歌詞のように聞こえていましたが、大きい会場で聴くと別の意味にも聞こえて
それもこれもOWVがNHKホールでやってくれたからだね…泣泣泣
情緒がすごいのでこの辺で終わりにします。

赤、いつまでも光が強くて助かる


あとあと飲みに誘っていただいてハイパー楽しかったです!
この写真しかありませんでした…✨


最後のVCR、福島のときに見て「誰!??他の3人ってこと!?裏切り者がいるってこと!?フィクションでも無理OWVは4人でOWV…」ってメンブレしていたら相方が「もう1人の自分(本田くん)でしょ…!」って言ったので帰り道大盛り上がりしました

こういうやつね。わかるよ。(これはATEEZ)



そして「あ~楽しかったぁ」と帰路につきながら、ふと思い出して財布の覚悟をしました 
OWVあいしてる、今年もいっぱい会おう