サピエンス全史要約(上巻第一部)
サピエンス全史
第1部 認知革命
第1章
唯一生き延びた人類種
3つの革命
①約7万年前 認知革命
②約1万2000年前 農業革命
③約500年前 科学革命
火の獲得⇨腸の退化⇨脳の進化
第2章 虚構が協力を可能にした
8万年前まではネアンデルタール人にサピエンスは負けていた
⇨認知革命:新しい思考と意思疎通の方法の獲得
言語は噂話から発達し
単に想像するだけでなく、集団で虚構のストーリーを紡ぎ出すことが可能になった
⇨ただし、集団の規模にも限界があり、150人
⇨この限界を超えるのを可能にしたのが虚構=共通の神話
⇨株式会社の誕生にも関係している
第3章 狩猟採集民の豊かな暮らし
古代の狩猟採集社会は現代社会よりも共同参加型で平等主義
という傾向はありつつ、核家族の携帯をとっていた
⇦人間の独占欲
1万5000年前より、犬との共存
交易はおもに高級品のみ
初の定住生活は漁村
平均的なサピエンスの脳の大きさは、狩猟採集時代以降、縮小したという証拠がある
⇦採集時代を生き残るには誰もが素晴らしい能力を持っていないと生き残れなかったら
⇨農業や工業時代に入ると他者の技能に頼れるようになり、凡庸な遺伝子を残すことが可能になった
アニミズム(多数の宗教の総称)の信仰=有心論者
第4章 史上最も危険な種
約4万5000年前にオーストラリア大陸に航海技術を発達させ、住み着く
⇨初めて生態系を変化させる存在となった
①大型生物の繁殖に時間がかかるため
②焼畑農業により捕獲が容易になった
③気候変動