よかったアルバム2021 第3期
新年が明けて少し経ったので,2021年第3期でハマった,すごいとなったアルバムをまとめます.
前回は上半期だったのになんで急に4半期で分けるようになったかというと,書いてて長くなりすぎて疲れたためです.数がない時はまた急に上半期にするかも.
自分は最新のをすごいたくさん追ってるというよりは,そういう人たちの過去ブログを読んでこれは良さそうだぁっていうのを聞いていってるので,古い&メジャーなものも多いです.
前回は以下.
https://note.com/serenard/n/nff89516d3e78
Shipbuilding - 冨田ラボ
去年の前期はキリンジやSteely Danにハマっていたので,その流れでSteely Danの影響を受けておりキリンジの初代プロデューサーである冨田ラボさんを聴き始めました.
冨田ラボさんは曲に合わせて最適なボーカリストを集めるそうなのですが,どの曲もビタハマりしていてすごいよかったです.耳障りが優しくも複雑で,ノリノリになれる曲が多くずっと聞いていられます.実際ひと月ぐらいずっと聞いてましたし,半年間でも何回も聞き直しました.今でも聞いてます.God of Godアルバム for meです.
Shiplaunchin - 冨田ラボ
冨田ラボさんの2作目.前作の続きとしてこちらも最高でした.毎回ゲストが豪華ながら,シングル曲以外もめっちゃいいのが最高です.これもずっと聞いてました.プ・ラ・シ・ボ・セ・シ・ボー
Heaven or Las Vegas - Coctau Twins
「もし天国に音があるならばそれはCoctau Twinsのように聞こえるだろう」などと言われるドリームポップバンド(どこかでこの言い回しを見てかっこいいとなったのですが,どこで見たか忘れてしまいました...).
1曲目のCherry-Colourd Funkから,自分は死んで天国に行くのか...?みたいな感じでアルバムの世界観にもっていかれます.教会音楽みたいな音が反響して脳に留まり続ける感覚に浸れ,聞いていると幸福感に満たされます.Heaven or Las VegasのPVもこの世とは思えない幻想感ですごい.定期的に聴きたくなるアルバム.
N.D.E - 細野晴臣
細野晴臣さんの,アンビエント期に作ったアルバム.
上の記事に影響されて一時期アンビエント音楽を聞いてたのですが,特に細野さんのこのアルバムは,民族音楽と電子音楽の融合みたいな感じでトランス感があり何かすごい!となりました.公共施設のために作った環境音楽というよりは,密林を歩く雰囲気を音楽に閉じ込めた感じで,家の中にいながら現地の湿気や,不気味さ,緊張感を味わえます.
Amazonのレビュー読むのも面白かったです.
Daze In A Haze - DYGL
2021年に出たDYLGの新作アルバム.昔聴いていた時はゴリゴリのガレージロックだったが,ポップで優しい感じになっていて,これもすごくよかったです.
Remain In Light - Talking Heads
https://music.apple.com/jp/album/remain-in-light-deluxe-version/124922154?l=en
気が触れた物理学者のような雰囲気を醸し出すバンド,Talking Headsの最高傑作.バンドの持つ狂気感や衝動性を極限まで研ぎ澄ましたような感じがして,初めて聴いた時は,これが1つの到達点に行き着いたバンドの表現か...!とすごい感動した覚えがあります(正直他のアルバムはほとんど聞いたことないのですが).Talking Headsの世界観に無理やりぶち込まれる感じでおすすめ.
the essential Mamalaid Rag
ロックバンド,ママレイド・ラグのベストアルバム.冨田ラボさんのアタタカイ雨でボーカルをされていたので気になり聞いてみたのですが,落ち着いた感じや昭和っぽい雰囲気が好きで一時期よく聞いていました.あと銀の爪のリフがかっこいい.
くるりの20回転 - くるり
くるりのベスト盤.前から多少聞いてはいたのですが,今年のフジロックを見ていてベテランとして圧倒的雰囲気を放ってる感じがすごいかっこよくて真面目に聞き始めました.一時期全部やめて旅に出たい気持ちになっていたので,ハイウェイや赤い電車の歌詞がぶっ刺さっていました.ベスト盤を聞いてると,人間味があって,文化的で,対象の興味が時代によって変わっていく感じがバンドの人生を見てるみたいでよかったです.
あとハイウェイが主題歌になっている映画,ジョゼと虎と魚たちもよかったです.
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