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この記事ひとつで全部分かる(かも)!『Altf42』RTAの見どころまとめ【RTA in Japan Winter 2024】
はじめに
皆様こんばんは!
私は「セレナーデ☆ゆうき(serenade_yuuki)」という名前で、ストリーマーをやっています。
主に「RTA」「Speedrun」などと呼ばれる「ゲームをどれだけ早くクリアできるか?」といったやりこみプレイを、主にTwitchにて配信しています。
きたる12月25日(水)午後3時からは、そんな「RTA」をテーマとした日本最大のチャリティーイベント「RTA in Japan Winter 2024」が開催されます!
本イベントでは、12月31日(火)午後4時ごろまでの期間中、さまざまなゲームのRTAが休むことなくリレー形式でプレイされます。
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私セレナーデ☆ゆうきも、初日である12月25日(水)午後10時半ごろより、超高難易度の3Dアクションゲーム『Altf42』という作品で参加を予定しています。
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この画像のうち、本編に出てくるキャラクターはなんと(人外含め)おそらく5名のみ
この記事では、「『Altf42』とはどのようなゲームなのか?」「RTA的な見どころはどのようなものか?」といった情報を一挙にご紹介!
全部合わせても30分で終わりそうな程度のコンパクトな出番ではありますが、記事を読み終わるころにはきっと「そもそもこのゲームが30分で終わることがおかしいな……」ということを感覚的に分かっていただけるかもしれません。
12/22追記:正直、見どころまとめっていうか普通に解説記事になっちゃいました。あらすじとかもまとめているので、読み物として楽しんでいってください。
また、今回は1人ではなく、私含む3人のレース形式(+解説1人)での参加となります。記事の公開にあたっては3名に快く許可をいただいたため、この場を借りて心より感謝申し上げます(紹介は後ほど)。
『Altf42』とは?
『Altf42』は、Steamで販売されているPC用3Dアクションゲーム(プラットフォーマー)です。
『Getting Over It(俗に「壺男」と呼ばれるゲーム)』や『Pogostuck』、『Jump King』などのように、一瞬の油断やミスが大きく進捗の後退をもたらす、いわゆる「超鬼畜・高難易度・耐久系ゲーム」の一つと考える人も多い作品です。
シリーズとしては、前作『ALTF4』に続く2作品目。つまり「Altf」の「42」ではなく、「ALTF4」の「2」です。なお、大文字小文字の区別は、各作品のSteamライブラリの表記に準拠しています。
作品名の由来は、Windowsショートカットキーの「ALT+F4」から。ウィンドウを強制終了するコマンドで、それをしたくなるほどのストレスが掛かるようなゲームであるとのこと……らしい。
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画像はNintendo Switch版『ALTF4』ストアページより引用
ただし個人的には、荒削りかつ理不尽なギミックがより多い前作と比べ、「アクションゲームとして割とちゃんとしている」といった印象を受けます。
超高難易度であることに変わりはありませんが、アイテムの種類や所持上限が変わったこと、(素っ頓狂ではあるものの)ストーリーがつけられたことなどから、クリアまで遊び通しても徒労感の少ない仕上がりになっていると思っています。普通に楽しい!
今回の「RTA in Japan Winter 2024」では、「Any% No Super Items」というカテゴリーを採用。
上記のローンチPV動画でも最初に登場する、おしりホルン(名前は不明)から得られるアイテムの使用を禁止しています。
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画像はYouTube動画「『ALTF42』ローンチPV」より引用
商店で購入可能な普通のアイテム(?)は使用できるため、時にはちょっと真面目にプレイをしたり、別のステージではアイテムを使ってほぼ全部スキップしたり……と、見どころの多いRTAになるはず!
予定タイムは25分。ただし、現在の世界記録が13分と少し(※)のため、物凄く運が良ければ半分ほどに巻ける可能性も……?
※ RTAの記録保管・ランキングサイト「Speedrun.com」上では、世界記録は10分58秒ほど。メインメニューに戻る時間やロード時間をカットしているため、上記の「13分と少し」は筆者による目算
ちなみに、一昨年末に行われた「RTA in Japan Winter 2022」では、筆者セレナーデ☆ゆうきのシングルプレイ兼解説として、『ALTF4』も披露しています。
プレイ時間6分、その他のお喋り5分という信じられない尺ですが、2つ合わせても11分ほどで終わりますので、よろしければぜひ。
筆者および、その他参加者情報
「はじめに」の項目でもご紹介しましたが、今回のプレイは、3名でのレース(+解説1名)の構成です。
ここでは、参加者の情報を一覧でご紹介いたします。全員がそれぞれ配信などを行っているので、今のうちにチェックしておくのも吉かも!
走者1:セレナーデ☆ゆうき(筆者)
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今回のレース発起人であり、3Dアクションゲームだいすき人間。
『ALTF4』シリーズのほかにも、『(HD版)クラッシュ・バンディクー』シリーズや『The Typing of the Dead 2004』などの作品で、6年連続で参加することに。
『The Typing of the Dead 2004』のRTAからもご想像いただける通り、PCのタイピングも得意。Twitch配信者で3番目くらいに速いと思う。
打鍵好きが高じて、RTAの解説やイベント参加の際にはこういった解説ドキュメントをよく作っていたり、Webメディア「ゲームメーカーズ」のライターをやっていたり。
今回プレイするカテゴリーでは13分7秒(ロード時間を除く)の記録を保持中。Speedrun.comへの記録の送信をしていないため、タイムの精査をすると多分12分台……くらいのはず。
X(旧Twitter):@serenade_yuuki
Twitch ID:serenade_yuuki
Speedrun.com:serenade_yuuki
走者2:Haitex
![](https://assets.st-note.com/img/1734448470-ParvkKGDYx5lE8FRbph1Nmzu.jpg)
記事執筆現在(12/18)、今回走る世界2位の記録を誇るプレイヤー。堂々の日本一位でもあり、記録は11分30秒(ロード時間を除く)。
前作『ALTF4』もプレイしているほか、メインコンテンツとして『スプラトゥーン3』のRTAなども行っている。
新たなバグ技やグリッチが見つかるたびに、積極的に検証してくれるすごいひと。今回の参加に向け、予定タイムの半分ほどの記録でクリアできることを証明してくれた立役者でもある。
過去には『スプラトゥーン3』の一人用モード「ヒーローモード」のAny%でRTA in Japan出場経験あり。
X(旧Twitter):@HaiTexas
Twitch ID:haitexas
Speedrun.com:Haitex
走者3:前髪が長い
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筆者に次いで、日本で2番目に『ALTF4』シリーズのRTAに興味を持ってくれた人。2022年の10月ごろからシリーズのRTAをはじめ、1作目の『ALTF4』におけるメインカテゴリーでは、運ゲーを制して世界2位、日本1位の記録を樹立している。
今回プレイするAltf42では、Speedrun.comへの記録こそ申請していないものの、他走者と同等の技量を有している。白熱のレースになること請け合い!
本作品のほかにも『A Short Hike』『Lapin』『ポケモンピンボール ルビー&サファイア』などのRTAをプレイしており、過去には2度のRTA in Japan出場歴あり。
X(旧Twitter):@nagai_megm
Twitch ID:nagai_megm
Speedrun.com:nagai_megm
解説:Gongon
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今回は解説としてお呼びしたものの、自身も13分47秒の記録を持つれっきとした『Altf42』プレイヤー。毎週土曜日には『Survival Quiz CITY おまつり編』をプレイするなど、RTA以外の活動もとっても盛ん!
とはいえRTAプレイヤーとしての実力も伊達ではなく、『ALTF4』のメインカテゴリーでは世界6位、また『ファイナルソード』という作品では多くのカテゴリーで世界1位を保持し続けている凄腕プレイヤーでもある。つよい。
X(旧Twitter):@roryu_uta
Twitch ID:gongon0724
Speedrun.com:gongonium
以上、4名でお送りします。お楽しみに!
ステージ概要&RTA的攻略法
【あらすじ】
ゲームにかまけた神様のミスにより、人間界の王様が鶏に変えられてしまいました!
近衛兵や侍女など、城の人々に追われる(元)王様。なんとか逃げ出した先は……知らない田舎の村。
「私は王だ!」と叫ぶ鶏の前に現れたのは、騎士のドン・キホーテ(主人公)でした。
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![](https://assets.st-note.com/img/1734680275-Q10ASuEPWlGZfeTUdCzKrxkN.png?width=1200)
こうして2人は、王様を人間に戻すためのアイデアを探し始めます……。
村(チュートリアル?)
【あらすじ】
まずは王宮に向かうため、船に乗ろうとした2人(1羽+1名)。
しかし、船頭に「鶏は渡航禁止だ」と断られてしまいます。
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途方に暮れた2人は、村に住む魔法使いのもとへ。
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なんと「鶏を人間に戻す魔法」はお値段9000万ゴールドが必要(しかも消費税10%)!このとき2人の所持金はなんとほぼゼロ!
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2人は、お金を集めるための途方もない旅に出ることになります。
【RTAでは】
あらすじ説明の紙芝居をスキップ後、目の前にある100ゴールドをとってメインメニューに戻ります。おしまい!
上記のあらすじは見ることなく終わります。
また、RTAを始める方々はきっとこのゲームを1度はクリアしていると思うので、よっぽどのことがない限りは装備品「溶岩の木(頭につけるたいまつ)」を持っているはず。ない人はAdventure 6まで進めて取っておいてください。
ニューゲーム選択後、装備を「溶岩の木」に替えておきます(「チョウチンアンコウの帽子」「ミラーボール」でも可。この3つは明かりになり、全部Adventure 6で取得可能)。
なお、次のステージで安定を取る場合は、もう少し先のもう1枚の100ゴールドを取得します(後述)。
ここでメインメニューに戻ることで、次のステージへ入場ができるように。なお、チュートリアルのこの村には、もう戻れません。
Adventure 1
あらすじは特になし。
正規ルートでプレイすると、ひまわりのパンツを履いた「ターザン」と名乗る謎の男が登場。このステージ以外では出てこないため、マジで謎。
【RTAでは】
・最速ルート
ステージ入場後、正面に50ゴールドの入った箱が落ちています。
右には2つの商店(それぞれ2商品、合計4商品が陳列)があり、近づくと商人がワンオペで対応してくれます。
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ここで「カラスコの盾」と呼ばれる銀色の盾(50ゴールド)と、「超特価の輸入靴」と呼ばれる金色の靴(50ゴールド)を1つずつ購入。
「カラスコの盾」は、壁や床に突き刺すことで足場を作ることが可能。「超特価の輸入靴」は、1度だけ2段ジャンプができるようになります。
さらに、商店後ろの木の上にある箱に「投げる鶏サンチョ」と呼ばれる鶏(初期アイテム。回数無限)を投げ、その中の「カラスコの盾」をもう1枚回収することで、最低でも盾2枚・靴1足の状況を作ります。
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レティクルの中心に箱の上の角が来るくらいで投げるといい感じに落ちてくれる
スタート地点正面の箱を含めると、ここまでで150ゴールドの取得が可能です。そのため、記録を詰める際には木の上を狙わず、商店で盾2・靴1を購入するというルートも存在します。上記の動画では箱落としを少しミスりました……。
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商品は4種類あり、1つ購入すると次はそれ以外の3種類のどれかが並ぶ。
一旦メインメニューに戻り、入り直すことで商人を元の位置へ。なお、ここまでを30fpsで行っていない場合、この場で30fpsにしておきましょう。
入場したら、所定の立ち位置から、商人の頭の特定の位置を狙って盾を投げます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734613253-ixomwNTubLU5yFnPD4kShHYO.jpg?width=1200)
画像は世界記録保持者、Chory氏の動画より引用
さらに、正面向かって左の商店の裏に立ち、商人の太ももの特定の位置を狙って盾を投げます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734613492-kUPQypb0vl2stSAIh91ELH6w.jpg?width=1200)
紫色の服の先端が触れないくらいの位置がパーフェクト。
画像は世界記録保持者、Chory氏の動画より引用
上手くいくと商人が後ずさりを始めるので、太もも部分の盾に乗り、頭の盾を鶏で破壊します。
運が良ければ商人と2人きりの空の旅が始まり、ゴールへと一直線に向かうことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734682410-tUa1RnV7fAI2rMSqseuNzmjd.png?width=1200)
考察によると、この飛行はフレームごとに商人が盾に押されることで起こるバグではないかとのこと。
そこで、飛行中にfps設定を「ロック解除」にすることで、30fpsよりもとんでもない速度が出ます。
左を向いて、ゴール地点の塔が画面中央を過ぎた瞬間に前に歩き出すことで、ゴール地点へと着地できます。なお、この時、空中での制御が少し必要になってきます。
最後に、「ロケット鶏ペロペレス」と呼ばれる鶏にインタラクトする(話しかける)ことでゴールです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734682749-BvNe0GCok2MH7YgXdfwWbJhp.png?width=1200)
なお、後述の安定ルートも含め、ゴール後は一度メインメニューに戻ることで、Adventure 2の最初のムービーをスキップし、周期を一定にできます。
また、RTA in Japanのような一発勝負ではなく通常の記録狙いの場合、本作品ではロードを除いたタイムで記録が登録されます。
このとき、メインメニューにいる間もタイムが加算されないため、一度メインメニューに戻っておくことで、fpsの設定ができたり、一息つけたりといった付加価値も発生します。
・安定ルート
安定ルートを行う際は、チュートリアルにて100ゴールドをもう1枚とるなどの違いがあります。なお、こちらのルートでは60fps以上でプレイしても大丈夫!
道中、村のNPC「ドルシネア」に話しかけて「カラスコの盾」「超特価の輸入靴」のどちらかを入手します(この2種のどちらかのみもらえる)。
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左奥とかにいると地獄
このとき、所定のルートを通り、ゴールドが215枚の状態でメインメニューに戻れるとよいです。
Adventure 1に入場したら、まっすぐ歩いて箱の50ゴールドも忘れずに取得し、箱までの5ゴールドも含めて270ゴールド入手します。
ここで、盾5枚(木の上の箱を含む)、靴1足になるまでアイテムガチャを行います。店に盾も靴も並んでいない場合、メインメニューに戻って入り直すことでラインナップを更新できます。
また、20ゴールドが余るため、「フリストンの苦労と嘆き」と呼ばれる薬(20ゴールド)を1杯買い、ほんの少しだけガチャを安定させるアプローチも可能です。
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アイテムが揃ったら、スタート地点すぐの跳ねる板のギミックに盾を5枚突き刺し、遠心力を高めます。
連なった盾の端に立ち、鶏を投げて板を起動。起動の瞬間にタイミングよくジャンプを入れることで、ゴールまで飛ぶことができます。
このとき、ほとんどの場合は若干飛距離が足りなくなるため、買っておいた靴を使用して2段ジャンプができるようにします。
2段目のジャンプにも慣性がかなり乗るため、こちらもタイミングよく発動する必要があります。
上手くいくと、ゴール地点に直接着地することも可能。どうしても飛距離が足りなそうな場合、その直前エリア(ジャンプ後、ゴール地点に向かって右側)へと向かうリカバリーも存在します。
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直接ゴール地点に着地できそうなときは、着地直前にラグドール化し、ラグドールのままインタラクトすることでムービーをスキップできます(ビタで着地完璧ならラグドール化は不要)。
直前エリアからの場合も、トランポリンからゴール地点端の壁に乗り、ダッシュジャンプでペロペレスの近くに降り立つことで、同様にスキップ可能です。
Adventure 2
あらすじは特になし。基本的には「Adventure BOSS(チュートリアル含め8ステージ目)」くらいまでなし。
最初のムービーでは、「お金!お金!」と歌い(叫び?)ながら歩くドンキー(※)の様子も見られます。
※ 「ドンキー」は騎士ドン・キホーテの作中のあだ名
また、Adventure 1の最後に取得した「ロケット鶏ペロペレス」が、アイテムとしてインベントリに1つ存在します。
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また、Adventure 1ではfpsのロックを解除してしまっているので、ここで60に戻すのがおすすめ。
【RTAでは】
このゲームは、ステージ入場後、ローディング画面が明ける少し前から移動が可能です。
このステージは最初にダッシュ+前進をしておき、足音で判断しつつ4歩ほど階段を駆け上がり、左に曲がります。
アイテムにペロペレスがいるため、目の前の柵をペロペレスで破壊します(このとき、ペロペレスも破壊されます)。
![](https://assets.st-note.com/img/1734684838-ViS2ypxUG3qEjldzw976IZtJ.png?width=1200)
柵の破壊後は特定のルートを通り、周期に間に合うように進んでいきます。道中の上下する壁(?)などにより、速いかどうかの確認が可能です。
道中、500ゴールドの入った箱が2箱登場するため、しっかりと拾っておき、合計1000ゴールドを入手します。
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序盤、画像のように行くルートもあり
1000ゴールドの取得後は、金の靴を所持しているかどうかでルートが変わります。Adventure 1で最速ルートに成功した場合は、金の靴を所持しているはず。この場合、象の吊り下げられたエリアで100ゴールドを入手し、そのまま左側に降りて進みます。
金の靴を所持していない場合は、吊り下げられた象を使い、高所からアプローチします。
頂上では、なぜか馬の鳴き声を発する自転車が登場。登場した自転車に搭乗し、進みます。
ここは完全に実力ゲーなので、慣れれば慣れるほどお得。道の真ん中にはゴールドが沢山落ちているので、ゴール時に1250ほどあれば喜ばしいかな……くらい。
ここも、ゴール時にメインメニューに戻っておくことで、次のステージの最初のムービーを飛ばせます。
Adventure 3
あらすじは特になし。最後まで進むと商人が敵対NPCとしてドンキーの前に立ちふさがるが、ムービー中に鶏を投げつけられるという極悪行為により戦闘前に敗北。今後の商店は一体どうなってしまうのか……!?
【RTAでは】
スタート後すぐに商店が2つ。ここで先程のゴールドを全部使う勢いでアイテムを沢山購入する(動画ではカット)。
RTAでは商品を選り好みしている暇はないため、基本的にはアイテムガチャの運ゲー。盾と靴が多ければ多いほどよし。特に靴は、できれば5足はほしいところ。最低でも3足ないと、この先が熾烈なものに。
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「SAVEの標識」と呼ばれる100ゴールドのセーブはできればあまり買いたくない
アイテム購入後は、しばらく正規ルートを進みます。ぐるぐる回るトゲを超えたあたりに大きな跳ねる板があるため、それを利用して右にそびえる壁の上へ。
fpsの設定によりいくつかの方法があり、基本的にはfpsが高いほどジャンプが高くなります。最速はおそらく120fps。
120fpsの方法では、板に向かってダッシュし、板が跳ね上がる瞬間にジャンプを入れます(上記動画の方法)。
筆者セレナーデ☆ゆうきは、60fpsで安定法を使用。一度鶏を投げて起動してから、所定の位置に立つことで登っています。
位置が完璧であれば戻ってきた板がそのままもう一度起動してくれますが、そうでない場合は移動せずにジャンプすることで安定して起動します。
その後、壁の上をダッシュし、所定の位置からそのままジャンプ。
さらに、靴で2段ジャンプをしてゴール前のエリアに着地します(ちょっとシビア)。
さらにダッシュジャンプを重ねて200ゴールドを取得し、その先の木材からゴールに向かってまたまたダッシュジャンプ。最後に靴で2段ジャンプをしてゴールへ飛び込めます。
Adventure 4ではアイテムが取得できず、Adventure 5では最低2足の靴が必要なため、ここで3足しかもっていなかった場合、最後のジャンプを「遠めに盾を投げ、それを足場とする」という形でリカバリー可能です。
なお、この次のステージでは非常にシビアな大グリッチを行います。fpsを30にしておくことで、成功率が上がる(体感?)ため、ここでもメインメニューに戻り、fpsを変更してからAdventure 4に入るのがおすすめかも。
Adventure 4
あらすじは特になし。備考も特になし。
【RTAでは】
序盤はほぼ直線のステージ。前から飛んでくる魚に注意。
入場直後の周期だと、左から飛んでくる魚群を避けたあとは左端を走るとよいです。たまに右上から魚が一尾飛んでくることがあるので、その場合は魚群回避後ちょっと右に避けましょう。
その後はカニエリアを超えるくらいまで走り、カエルエリア手前で中央ちょっと左くらいに。
カエルが飛んできたあたりで中央ちょっと右に位置したら、あとはまっすぐ走れば避けられるはずです。
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見てから右に良ければ大体間に合う……はず(見づらいが、上記YouTube動画でもやっている)
その後、段差を登るとセーブが3つ出てきます。セーブは風船で浮いていき、鶏を投げることで破裂。落下した板を踏むことで、(1度限りの)チェックポイントになります。
筆者セレナーデ☆ゆうきは、左と中央の風船の間に鶏を投げ、2枚抜きを狙うことが多いです。そんなに難しくはない(感覚)。
![](https://assets.st-note.com/img/1734687555-lmrvLihoDapVyAPnedjURKHg.png?width=1200)
さて、ここからは水が広がるエリアに突入します。最初の地点にはマナティーがおり、この子の背中に乗ってゴールまで連れて行ってもらうのが本来のルート。
ただし、このマナティーは乗った瞬間に尻尾を大きく跳ね上げる動作を行います。
そこで、マナティーの尻尾に乗り、跳ね上げられた瞬間にジャンプを入力することで、このステージの後半のすべてをスキップします。
このマナティージャンプ(仮称)の方法には、乗った瞬間を狙って連打する方法や、目押しを使った方法などがあります。
記事執筆現在、主流なのは目押し。岸からのジャンプ中に着地位置を合わせたら、急いで視点を横からのものにし、尻尾に着地した瞬間にさらにジャンプを押します。
上記の動画では最速ルートとして少し手前からのジャンプを行っていますが、岸のギリギリに立ってジャンプをし、位置調整を安定させる方法なども存在します。
ジャンプに成功したら、靴を使って2段ジャンプを行うことで、上昇量を抑えることができます。早すぎるとゴールに届かないなどのトラブルに見舞われるため、ある程度感覚でジャンプのタイミングを合わせる必要があります。
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また、ジャンプには成功したけど前の岩に当たっちゃう……という場合には、尻尾着地時に奥のほうに行き過ぎている可能性が高いです。
手前(先っぽ)側に乗れるようにすると吉。ただし、先すぎるとジャンプが物凄く高くなるため、靴を使わない場合は跳びすぎて少しロス……みたいなこともあるかも。
ゴール後はメインメニューへ。
Adventure 5からはfpsを変えることがなく、またスキップできるムービーも存在しないため、ゴール後にメインメニューに戻る必要がなくなります。
Adventure 5
あらすじは特になし。アーリーアクセスのときは、このAdventure 5がラストステージでした。
筆者の(アーリーアクセス時代、つまりここまでの)Speedrunの記録は、リアルタイムで12分42秒。このあと4ステージも追加されるのに、今の世界記録はこれとほぼ並ぶ記録なんですね……。
![](https://assets.st-note.com/img/1734693304-JiX6IoBxTSO8yvn1HY9kPhrc.jpg?width=1200)
【RTAでは】
平地に2棟の城が建ち、本来であれば両方の屋上にあるレバーを引いて、その先の跳ね橋を下ろしてゴールするステージです。
最初は順路を走り、ゴールドの7枚めあたりで切り返しつつ、ジャンプしてショートカット。
その後、道の右側を通り、橋に向かって右側の城へ。
このとき、全てを完璧にこなすと、上下するカゴの周期ギリギリ最速を狙えます(筆者はそのルートが安定していないため、この項目のYouTube動画は準最速ルートです)。
カゴに乗ったあとはいくつかのルートに分岐。一番速いのは、靴を使った2段ジャンプで、直接屋上まで行くルートです(準最速ルート動画を参照)。
直接屋上ルートに失敗した場合、そのすぐ下に設置されたくるくるトゲの端に着地可能。「SAVEの標識」を1つ以上持っている場合、アイテムを使う→直後に垂直ジャンプを行うことで、標識を足場にして高さを稼ぎ、屋上に登ることができます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166587381/picture_pc_db9c14d53cba23a96a1c9b84ac0b2bf9.gif)
その他、カゴから城壁を回り込むようにジャンプし、多くのギミックをスルーして屋上近くに着地するルートも存在。靴を使う場合は回転する足場の1つ目から登るのもよし、そうでない場合はもう一方の棟から跳ねる板のギミックで飛ぶもよしです(筆者は後者を使用)。
屋上についたら、赤い剣士が守るレバーを引いて奥側の跳ね橋を下ろします。この剣士は倒すことが不可能で、鶏をぶつけることでほんの少しだけ怯むモーションが再生されます。そのスキを突いて引くイメージでいきましょう。
なお、剣士に斬られると結構飛びます。場合によっては下に叩きつけられてしまうほか、レバーを引くタイミングと合わさると画面が完全にバグり、再起動の必要が生まれてしまいます。
やばいなと思ったら一度逃げ、レバーと剣士の距離を満足に離したうえでアプローチしましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1734751004-ru04o736dNHXZCczsxVmQiYw.png?width=1200)
跳ね橋を降ろしたら、靴を使って手前の跳ね橋の上へ。そこからもう一度靴を使い、二段ジャンプで向こう岸に着地します。
このとき、ゴールドはとれるだけとっておいたほうがいいです。また、そんなにシビアなジャンプではないので、落ち着いてジャンプしましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1734751069-ESRaeXD0LQ192Z6wTgxBnpVr.png?width=1200)
その後は走ってゴール。ゴール前の階段などはジャンプするとなぜか止まってしまうことがあるので、しないが吉です。
今回はメニューに戻らずそのまま進んで大丈夫です。
Adventure 6
【あらすじ】
「ここはモンテシノスの洞窟。上品な色に騙されてはいけません。恐ろしい罠でいっぱいなんです。その代わり、その苦難や痛みを癒やしてくれる、ものすごいお金と宝も手に入ります。」
このステージには、そんな伝説があるらしい……。
![](https://assets.st-note.com/img/1734751617-JuRLpdr2xaP3StZqDB7OWcAY.png?width=1200)
博物館も兼ねており、名前は「Amuseument」
このステージはとても暗いため、最初に手に入る「溶岩の木」をはじめ、ステージ内のどこかで手に入る「チョウチンアンコウの帽子」「ミラーボール」のどれかを装着しておくことで足元が見やすくなります。
【RTAでは】
チュートリアル開始時点で明かり装備を装着している(はずの)ため、最初は多少のショートカットを行いつつ普通に進んでいきます。
四角い石は範囲内にドンキーが入ると迫ってくるため注意。
四角い石のエリア最後の長い道では道の外に回避できる床が配置されているほか、ダッシュジャンプをうまく使うことで「少しだけ道の外に跳び、そのまま戻る」ことも可能です。
最近では「道の端に半身だけ出しながらまっすぐ走ると石が起動しない」ことも分かっており、最速ルートではこちらを使用しています(筆者は苦手なので普段は使っていません……)。
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その後は少しムービー。いいタイミングでラグドール化することで、少しだけスキップできます。
ムービー後の落ちる床では、緑色の亡霊のようなものが出現。鶏を投げて消しておかないと、当たったときにめちゃめちゃ小さくなり、進行がほぼ不可能になります(できないことはない)。
落ちる床の進み方には、ジャンプを2回するルート、前半の1回だけルート、ジャンプをしない安定ルートなどがあります。
筆者は1回だけルートを採用。理由は、2回目のジャンプの際に跳びながら亡霊に鶏を当てるのが苦手だから。
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亡霊エリア後、まっすぐ進んで左に曲がると商人が。ここでアイテムガチャを行います。最低でも盾が7枚、靴が3足はほしいところ。靴が6足以上あると安泰です。
アイテム購入後は、カメレースを行う扉の前で靴を使い、扉の上に乗ります。靴を温存する場合、天井に頭をぶつけない位置で「SAVEの標識」を2回使うことで高さを稼げます。
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「SAVEの標識」はAdventure 5のリカバリーのようにアイテム使用→直後に垂直ジャンプで足場になるほか、その上でさらに同じことをすると「標識に標識が刺さる」という形でさらに高さを稼ぐことが可能です。
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扉の上から、正面(?)の壁を回り込むように、靴を使った2段ジャンプ。本来進むエリアの外側の足場に乗ります。靴を温存したい場合、ここでは盾を壁に刺すことで代用可能です。
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その後、靴を使った2段ジャンプで穴を超えます。靴を温存したい場合、ギリギリでジャンプすればアイテムの消費を抑えられるほか、「SAVEの標識」を使うことでも簡単に超えられます。
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穴を越えたあとは、走りながらジャンプをせずに落下。ジャンプをしてしまうと着地でダメージを受けますが、自由落下はギリギリ大丈夫。
そのまま走り続け、先端付近で所定の位置に向かってジャンプ。靴を使って2段ジャンプを行い、なぜあるのかわからない足場に着地します。
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左半分ほどは見えない壁に遮られるため、右側に行くように走り、さらにジャンプ。2段ジャンプを使い、眼下に見える柱に乗ります。
柱から階段に向かってさらに2段ジャンプをして、このステージのラストエリアへ。
柱から階段に向かう際に靴を温存したい場合は、「SAVEの標識」を5つ重ね、その上からダッシュジャンプを行うことで代用可能です。
一応この先で「SAVEの標識」も(任意ですが)2つほど使う予定があるため、2つは残しておくといいかも。靴は1個残ってるとよい。なくても……まあよい。
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ラストエリアは、縦に回る足場の周期によって動きが変わります。基本的には「球が通り過ぎた直後」の場所を狙ってジャンプするとラク。周期合わないけど待つのも嫌だ!という人は、靴を使った2段ジャンプでアドリブでちょっとショートカットすることも可能です。
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最後に、二重丸のような床で、くるくるトゲと四角い岩が回っている部分を走破できればクリアです。
縦に回る足場の最後からジャンプせずに着地すれば、基本はダメージを受けないはず。逆にダメージを受けて倒れ込んでしまうと、迫ってくるギミックのどれかに押されて大体死にます。ヤバいと思ったときのために、温存してた靴を使うのもありかも。
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このあたりは……感覚でやっているので……助けてHaitexさん!助けて前髪さん!助けてGongonさん!
そして記事執筆現在(12月20日(金))、ここマジでRTA in Japan本番でミスらないか心配しています。
手前の階段部分で「SAVEの標識」を使っておくことで、ちょこっと心の拠り所になるかも……。
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Adventure BOSS
【あらすじ】
ついに伝説の聖杯のもとへ辿り着いたドンキーと王(鶏)。
あの噂、本当だったんだ……
しかし、聖杯に近づいた途端、それは急に動き出し……全身に光る目のついた石像が!
その目が開くとき、部位ごとのさまざまな攻撃が2人を襲う。
果たして、この死闘に勝ち残ることはできるのか……!?
【RTAでは】
最初で最後のボス戦。頭・肩・胸・ボディに、それぞれ体力3を持つオレンジ色の目がついています。光った部位に合わせて、さまざまな攻撃が行われます。
これらの目が光ったところに鶏を当てることでダメージを与えられ、全部壊すとクリアとなります。なお、光る順番はランダムです。
また、光った瞬間にダメージを与えると、次の周期を待つことなくその目がもう一度即座に光るというバグがあります。ほかの目とタイミングがズレるため難度はグンと上がりますが、狙って出せる&攻略できると早くなります。
これらの要素から、運や実力によって攻略時間に大きく差が出るステージともいえます。
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頭の目は、Adventure 6で見た緑色の亡霊を含む3種類の亡霊から、ランダムで同じ色の2体が出てきます。黄色い亡霊に当たると、しばらく鶏に変身してしまい攻撃不能に。同じく白い亡霊も、急に老化してしばらく攻撃不能(かつ移動デバフ)になります。
これらの亡霊は、ラグドールで回避可能。ただし不慮の事故で起きるのが遅れると、次の目に間に合わないなどの問題が発生します。
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肩の目は、自機狙いのビームを出してきます。左右に避けるか、ラグドール化することで回避可能。
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胸の目は、ポータルから素早くパンチを繰り出してきます。出方はいくつかあり、ランダムに選ばれます。「ポータルを見てから避ける」ことができるくらいには余裕があるほか、鶏をポータル前に置いておくと拳が消えます。
RTAでは胸の目のみ、即座にもう一度光らせるバグが狙いやすくなっています。
特に最初に光る目がこの胸のものだった場合、確定でバグを起こせます(後述)。
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ボディの目は、筆者的に一番こわい技である「床の突き上げ」を行ってきます。
ボス戦は前後2×横5マスの大きな四角い岩のうえが戦場ですが、ボディの目が開いた後、床が黄色く光り、光った部分が飛び出てきます。
上に乗っているとほぼ死亡確定で飛ばされてしまうほか、安全な(光らなかった)マスのうえにいても、飛び出た岩にゆっくり触るだけでダメージを受け、その後の準備が間に合わないなどの問題が起こりやすくなっています。
こちらもパターンがいくつかあり、ほとんどが「左半分」「右半分」「Wの形」など5マスのもの。もちろんランダムに発生します。
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目を1つ壊すと、残った3つから2つが同時に選択されるようになります。上手く当て切ることができれば1ターンに合計2ダメージずつ与えられるようになるため、(難度は上がるものの)最初に同じ部位が3回光ってくれるといいなと思います(1/4が3回なので、確率は1/64)
さらにもう1つ壊すと、開く目は1つに戻ります。ただし、攻撃方法に以下の通りの強化が加えられます。
【頭の目】
亡霊が2体×2色の4体になる(ラグドールで回避可能)
【肩の目】
ビームの数が増え、避けづらくなる(ラグドールで回避可能)
【胸の目】
パンチの数が熾烈になり、避けづらくなる
【ボディの目】
突き上げる床の数が9マスになり、安全地帯が1マスだけになる
3つの目を壊すと、残った1つのHPが3に戻り、最後の形態が始まります。
この形態では強化が戻される(一部最終形態専用の動きになるが、難度は下がる)ものの、前列の床が左からだんだん落下していくという疑似カウントダウンが始まります。
床の後列に位置取り、落ち着いて対処すればそこまで難しくはない……はず。
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【胸の目でバグを狙うことについて】
ボス戦前にはムービーが入りますが、そのムービー中に鶏を投げるボタンを押し続けておくことで「ボス戦に入ってから鶏を投げるまでのタイミング」を一定化できるうえ、2羽目の鶏を投げるタイミングが「胸の目が光った瞬間」と一致します。
つまり、最初に光る目が胸だった場合、確定でバグらせることができます。
上記動画では、2回目に目が光る際、ぬるっと開くのではなく急にぱっちり開く姿が確認できます。寝起きに強い!
また、胸の目は1回目でなくてもバグを狙いやすい部位として知られています。
ドンキーが鶏を投げるアクションは3種類がループしており、最速で投げる1回目、ちょっとゆっくり投げる2回目、薙ぎ払うような動きで遅く投げる3回目があります。
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まずは、薙ぎ払うような動きを目印に、次の投げを「1回目の速いやつ」にセット。床の「右から2番目のマス最前方」に立っておき、胸の目が開いたら開いた瞬間に鶏を投げることで再現可能です。
ここをクリアすると、聖杯の中の金銀財宝を獲得!なんと99,999,999ゴールドを獲得します!これでついに!ついに王様を人間に戻せる!
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Return Village
【あらすじ】
「王様を人間に戻せる」?そんなことはありませんでした。
有り金を(いらないはずの999,999ゴールドも)すべて払い、魔法使いに魔法をかけてもらった王(鶏)はなんと……
王(ハムスター)に!
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しかし、ハムスターになったことで良い効果も。それは……
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船に乗れちゃう!!!
ドンキーと王(ハムスター)は、ついに王宮に向かうことができ……
ませんでした。船は大波に遭い、海に投げ出される2人。
目を覚ますと、どこだかも分からない島に流れ着いていたのでした。
2人の運命や、いかに!
【RTAでは】
上記のあらすじの前半、一切見ません。最序盤に凱旋モーションが入り、魔法使いたちとの会話を終えるまで移動などの操作ができなくなります。
ただし、そのモーションが始まる範囲にラグドール化したまま入ることで、モーションをキャンセルして自由に動けるようになります。
このとき、落下ダメージやダッシュジャンプの着地硬直がなくなるため、所定の位置に急いで移動します。
所定の位置に着いたら視点を特定の角度に合わせ、ラグドール化。そのまま会話に入ることで、さらに会話中も動けるというアドバンテージを手にします。
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このとき既にドンキーは遥か先へ
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chu! 画質悪くてごめん
この会話を送ることなくダッシュで前進(ゲームパッド使用者でもここはWASD操作にするとよい)し、足音を頼りに自分の位置を把握します(画面が動かないため)。
草を踏むシャクシャクとした音が鳴る岩場を越えると、木の板場を踏むトコトコという音に変わります。そこでダッシュしたまま左をちょこちょこ連打すると、船頭のところに辿り着けます。
船頭との会話ウィンドウが出たら成功!あとはそのまま会話を送るとクリアです。
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なお、失敗した場合は死亡判定に触れないまま海の底へ落ちることがほとんど。「失敗したな」と感覚で理解できた場合は、魔法使いとの会話を送りきって自殺ボタンを押す必要があります。
このとき、最初からになってしまうと大きなロスとなるため、視点を合わせてラグドール化する場面の直前で「SAVEの標識」を使っておくとよいかも。
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余談ですが、この魔法使いはステージ入場時に消えていることがあります(会話などはそのまま進む)。
最初にラグドール化してモーションをキャンセルしたときの挙動にも良くない変化があるため避けたいところなのですが、なぜか「ゲームを起動して最初の入場では絶対に消えない」という仕様があります。
そのため、練習や普段のRTA配信などでやりたい方は、一度このステージに入場したら、リセットや完走後に一度ゲームを再起動するとよいです。
The Final Stage
【あらすじ】
目を覚ました騎士ドンキー。なぜか島の奥では王様がロケットに括り付けられている!?
助けに行かなきゃ!
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正式リリースとともに登場したステージ。ほかのステージと比べてもゴールまでが長く、難しさもバクアゲ。
ただし理不尽なギミックはそこまで多くなく、ここまでのノウハウを積み重ねれば決して不可能なステージではありません。『ALTF4』のクリア後限定ステージとは本当に大違い
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【RTAでは】
ステージ序盤には商店が1つ(店主は猿……?)。そして、商店の前に跳ねる板のギミックがあります。跳ねる板のギミックがあります!
RTAでは、ここまでで盾が7つ以上あることを(ほぼ)前提としています。
商店前あたりに立ち、跳ねる板の左手前側を狙って投げます。立ち位置はあまりシビアではありませんが、このあとさらに伸ばすため、左半分からまっすぐ伸びるくらいにしておきましょう(理由は後述)。
またこのとき、商店前に「SAVEの標識」を立てておくと、この先便利。
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刺した盾の先っぽに登り、鶏を投げて板に当てると、ちょうどいい感じにドンキーが跳びます。
立ち位置が良いと、騎士くんはまっすぐからちょっと斜め上くらいの角度で、正面に向かって飛んでいきます。
向かうのは正面右の小島。
画面の右奥に見える、背景のような巨大なゴールドは取得可能で、2,000ゴールドをゲットできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734757336-1r7pyTHjD2tYLh3kCMcmXfzQ.png?width=1200)
2,000ゴールドを取得したら、一度自殺ボタンでリスタート。
なお、ゴールドの下には(カテゴリーで禁止されている)スーパーアイテムたちが落ちています。これは取得するぶんには問題ありませんが、使ったらアウトです。
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リスタートしたら、商店で爆買い。盾が(先ほど刺した7枚含め)合計18枚になるまで買います。
元々の枚数が少なかったりで18枚まで買いきれなかった場合は、ちょっと進んでから自殺ボタンでリスタートすることなどでゴールドが復活します。もっかいとりにいこうね!
最後に、盾の足場を伸ばすように追加の11枚を投げていきます。
投げられた盾は回転しながら進んでいきますが、出したての盾はまっすぐ刺さるため、位置を上手く合わせることでより長めにつけることも不可能ではありません(あんまりやる意味はないかも)。
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最後に、先ほどと同じく盾の先に立ち、ちょっと遠いですが跳ね板を狙って鶏を投げましょう。
このとき、板の根元付近の盾に鶏が当たると、盾は壊れてしまいます。そのため「盾は左半分からまっすぐつながるように投げていき、鶏は右半分を狙う」といった戦法が有効です。
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コイン取得時も同様ですが、前ではなく高く上がりすぎる場合は、先の中でも「先すぎ」。
逆に、飛ばずに立ったままになってしまう場合は「奥すぎ」といった指標です。盾が壊れさえしなければ何度でもトライできるので、まずいと思ったらすぐにリスタートしましょう。
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前に飛べたらほぼウィニングラン。靴を用意しておき、落下してきたところで履いておきましょう。
ゴール(王(鶏)が括り付けられたロケット)が近づいたら、いい位置で2段ジャンプ。ロケットの根本に触れられればGG!
ちなみに地面に立つ必要はなく、制御が上手い人は判定に触れつつ吹っ飛ぶようにゴールすることもできます。
着地が不安な人は、ロケットに向かって左側の赤い発射台部分にぶつかりにいくイメージで2段ジャンプを出しましょう。
発射台に当たると勝手に真下に落としてくれるので、安定してゴール可能です。
王(鶏)の括られたロケットに抱きつき、一緒に空へと飛んでいく騎士ドン・キホーテ。
彼らの旅の行く末はどうなるのか?その結末は、皆さん自身で確認していただくか、我々の配信に来て「見せろ」とリクエストしてください。頑張りますので。
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なお余談ですが、盾18枚ルートは現状「準最速ルート」です。最速ルートとして、「SAVEの標識」と組み合わせて盾15枚でゴールへと向かうものも存在します。
筆者は本番近くまでに全然習得できなかったため、気になる方は下記をご確認ください。マジでむずい。
最後に
以上、長くなりましたが解説などなどでした。
ここまで大体18,000文字!おそらくほとんどの人が、ここまでを大体読み飛ばしてこの文章を読んでいると思います。
読み物としてもまあまあ楽しいなと思ってもらいつつ、もしRTAを始めたい方がいたらそちらも役に立てるようにとの思いでこの記事を作りました。
よかったら「スキ!」しといてください。あと広めておいて。もうすっごいクチコミの量になることを期待しています。
筆者セレナーデ☆ゆうきをはじめ、我々4名はみんな(きっと)心優しく、配信やDMでRTAや本作品についての質問が来た際には、嬉々として答えるであろうと思います。
RTAを始めたい方、『Altf42』やシリーズについて聞きたい方、その他タイマーの使い方がわからない方など、お気軽にお申し付けいただければなと思っております。
改めまして、この記事を公開することに同意してくださった2名の走者と1名の解説に感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。
なお記事執筆現在、Steamではウィンターセールが開催中(2024年12月20日 午前3時 ~ 2025年1月3日午前3時)!
『Altf42』は40%オフで552円になっているほか、シリーズ前作『ALTF4』は、定価350円のところをなんと半額の175円!
RTA in Japanを見たあとでも構いません、どなたか1人でも「やってみたいな」と思ってくださる方が増えたら嬉しいなと思います。
挨拶を長々としてもあまりよろしくないので、このへんにしておこうと思います。
公開後、追記事項や変更事項があればこの下に履歴を残したいなとも!なんか間違ってそうだったら教えてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。またお会いしましょう!
12月22日(日)13:45
細かな文言を修正