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【時間をかけたくないアナタへ】基本情報技術者試験

USCPAの試験を終えて3か月間、飲み会、オフ会、旅行と遊び呆けていました。次のナニカを求めていたところでこの資格の勉強を始めることにしました。
試験内容は書けないオキテなのでご容赦下さい。以下解法を書いている部分もありますが、IPAが公表しているサンプル問題をベースにしており、試験本番の問題をベースにしていません。

↓宜しければこちらもご覧下さい。

1.私の事前知識(=このNoteが役立つ人)

  • 学部は文系、仕事は非IT職

  • ITパスポート、情報セキュリティマネジメント取得済み

  • USCPAのBECで類似論点を学習

  • Python、C、Perlとか独学で結構いじってた。業務上、VBAでRPA作ってラクしてる(データ加工だけでなく、Automationでブラウザを操作してデータ収集やらせたり)。

以降、業務上マクロを組むことはするけど独学だし、システムは好きだけど本職じゃない人の目線で書きます。現代っ子には多いレベル感じゃないでしょうか?

2.スケジュールと結果

2023年5月   会社の通信教育を申込
2023年6月21日 ↑が届く(結局半分くらい読んで放棄)
2023年7月15日 過去問道場の演習開始
2023年7月23日 試験申込
2023年8月12日 科目B対策開始
2023年8月20日 試験本番
→科目A: 840点、科目B: 830点で合格
(総勉強時間:約40時間)

3.なぜ基本情報?

  • 会計 x 英語 x ITを伸ばしたい自分の軸に合致した。

  • いつでも受験出来て(CBT方式)、結果が直ぐに分かる(試験終了直後に点数が画面に表示され、2-3時間後にマイページでも確認可)から。

  • ITの登竜門的扱いをされており、知名度があるから。

  • そんなに時間がかからなさそうだから。

4.科目A対策(840点)

  • 使用教材:過去問道場
    基本情報技術者試験ドットコム (fe-siken.com)
    →書籍は不要。

  • 平成29年秋期~令和3年免除までの7回分を演習。
    →もっと遡っても良かったと後悔。

  • まずは一周
    離散数学やアルゴリズムは分からない部分も多かったが半分以上常識問題であり約70%は取れる。間違った問題には赤色、正答はしたが選択肢に分からない語句や意味があるものは黄色、完全に理解している問題は緑色のフラグ付け。解答を見て解法や概念を覚える。→二周目に入る前に復習。過去問道場の解説で分からない部分はネットで詳細な解説を求めると良い(私はビット演算を調べた)。

  • 二周目
    一周目と同じ要領で解けば95%以上の正答率になっていると思う。二周目の終了を試験本番の前日、二周目の復習を試験日に合わせて、科目A対策は終了。

  • USCPAとの関係
    経営、簿記、システム監査は全てサービス問題になる。しかし、比重は高くない。

5.科目B対策(830点)

  • 使用教材:
    ①公式のサンプル問題
    基本情報技術者試験 科目B サンプル問題 問題冊子 (ipa.go.jp)
    基本情報技術者試験 科目Bのサンプル問題 (ipa.go.jp)
    ②基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×擬似言語 トレーニングブック
     (ゆづきさん、ご紹介有難うございます)

  • アルゴリズムが8割、情報セキュリティが2割出題される。科目Aを実務的にしたものであり、科目Aの対策が概ね終了してから入ると良い。

  • アルゴリズム
    要はプログラミング。プログラミング言語は「疑似言語」だが、「疑似言語」を習得するというプロセスは不要。配列の先頭が0か1かだけ要注意。ところで、マクロ大好き人間には、アルゴリズムの分野内でも得意不得意が分かれるエリアがあると思う。

    ・得意であろうエリア:具体的な変数によるトレース、配列(2次元配列含む)、for/whileによる繰り返し
     →これはどんな言語でも出てきますからね。対策不要。
    ・不得意であろうエリア:オブジェクト、再帰
     →普通はわざわざこれらで記述しようと思いませんからね。
      ②の書籍を使って復習。

    どの問題も、人の記述したプログラムをトレースする必要がある。注意したいのは、独学者は我流のアルゴリズムでプログラムを書くことが多く、問題にあるプログラムは読みにくいと感じるはず。①サンプル問題でも②の書籍でも、例え正答が分かっていても丁寧にトレースして矯正することが必要と感じた。

    ①サンプル問題は3周したが、初見で理解出来る内容だったかと思う。一方、②のオリジナル問題は私にはレベルが高く中折れ。なお、全ての問題を1問あたり5分(100分/20問)で解こうとする必要は無い。簡単な問題を稼いで、面倒な問題(≠難しい問題)には時間をかけること。

  • 情報セキュリティ
    常識的に分かると思われ対策不要(サービス問題と思う)。一方、対策しようにも対策の仕方が特に思い当たらない。

6.試験本番

  • 30分前に開場、5分前に受付終了。

  • 開始時刻は厳格ではない。到着して受付が済んだら開始して良いと言われた。

  • ITの試験なのに、電卓が使えずボールペンで筆算させられる。この試験で一番のストレス。

  • 持込み品は目薬とポケットティッシュのみ。

  • 科目Aは40分くらい残して終了。多くの人にとって時間が余ると思われる。早く終わった分だけ試験全体も早く終わるからさっさと退出推奨。

  • 休憩は部屋を出てお茶を飲んでトイレに行った。

  • 科目Bはまず全問をパラ見して難易度を把握。アルゴリズムの内さっさと解けるであろう問題と、情報セキュリティ全問を最初の30分で解く。正答数=点数ではないとは知りつつも、この時点で確実に正答出来ている問題数を把握。余裕を見て7割(14問)正答するには残り何問の正答が必要かを判断し時間を配分するが、その際に以下を考える。
    ・難しい問題と面倒な問題の見極め
     →手を動かせば解ける問題と、何しているか分からない問題を区別し、
      前者は時間を多く配分。後者は時間が余ったら解く。
    ・プログラムの挙動が理解出来るか
     →問題文にあるプログラムは、何を目的にしており、どんな
      アルゴリズムが組まれるのか想像がつくのであれば、トレースしなく
      ても(=短時間で)答えが分かるものもある。

  • 試験終了ボタンを押したら直ぐに点数が分かる。そこから2-3時間経過したらIPAのマイページに点数が出る。

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