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パラレル ✕ カウンセラー

こんにちは 山田です。

以前、カウンセラー兼事務局の市岡さんがご自身のマガジンで、
「セラとぴあのカウンセラーが『パラレルワーカー』である」と、
書いておられました。

お恥ずかしながら、私はこの言葉、知りませんでした。
「複数の本業を持つ働き方」という意味なのですね。
「副業」ならぬ「複業」。
携わっている全部の仕事が「主」である人、と解釈しました。

私は支援対象の違う複数の職場で働いています。
でもそれは、心理職ではわりと普通です。
だから、自分がパラレルワーカーだという意識は、
全然ありませんでした。

他方、セラとぴあの他のカウンセラーの方々は、
セラとぴあも含め、「複業」しておられます。

しかも、心理学とは別に、大きな柱になる専門分野をお持ちです。
つまり、複数のアプローチで人を癒すことができる、
「パラピスト」(パラレルなセラピスト)です。

“専門”と謳えそうなものが、心理臨床の中の、
限られた領域でやっとこさの私には、超人の集まりにも思えます。

いっぽうで、カウンセリングのご利用をお考えの方にとって、
そのことがどう映るのか? 
私はそこも、気になります。

対人支援関連の仕事って、分野を絞っている人のほうが、
安心感を抱かれやすい、ということはあるのでしょうか?

たとえば、この道ひと筋30年の占い師さんと、
会社員と兼業のパラレル占い師さん。
前者のほうが当たりそうな、相談したくなる気がしないでもない。
(個人的には、です)。

だけど、GReeeeNのように、歯医者さんとアーティストを
両立している方々もおられるワケです。

対人支援に携わる人がパラレルワーカーであることに対して、
昔よりも柔軟だと言えるかもしれません。

セラとぴあのカウンセラーは、
代表の黒丸先生のご指導を受けている」
という共通点があります。

その中で私みたいな、自分の専門と指導内容が一緒
(心理的なアプローチという点で)というのは、少数派です。

それで自然に、パラレルワーク、パラピストを志す、
私とは別世界の方々と接することが多くなりました。

おかげで、
「心理以外の専門性を持ち、複数の活動に携わることが、
カウンセリングにどう有効に働くか?」を、
近くで勉強することができました。

パラレルワーカー、パラピスト。
そうした「属性」を持つカウンセラーが揃っていることが、
セラとぴあの個性、強み、リソースであることは、
間違いありません。

次回からは、その理由について、
私なりに考えたところをお伝えしたいと思います。

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