答えられますか? 自分の距離感
こんにちは、セラとぴあカウンセラーの渋沢まるこです。
「人との距離が保てているのでラクです」
先日、お話させて頂いた方が
こんな風におっしゃっていました。
それで、私も改めて〈距離〉
というものについて考えてみました。
あなたにとって
〈心地よい距離感〉
とはどのようなものですか?
と聞かれて、
簡単に答えられるでしょうか?
意外と難しいのではないでしょうか?
なぜなら、それは
相手によって、
その日の気分によって、
など、色々な理由で
きっと変化するものだから
だと思うのです。
親しい人なら、近しい距離感が
心地よいかもしれませんし、
初対面の方なら、少し距離をとって
接したいかもしれません。
また、
自分がこれくらいが心地よい
と思う距離感で接してみても、
相手にとっては不快に感じられる
距離感というものもあるでしょう。
だからこそ〈距離感〉は
なお一層難しいのかもしれません。
だからと言って、
相手にばかり合わせていると
今度はこちらが疲れてしまいます。
時に、人間関係が難しかったり
面倒くさいと感じてしまうのは
こういったことも
一因かもしれないですね。
じゃあ、どうしたらいいのでしょうか?
まずは
〈自分の心地よい距離感〉
を少しずつ知ること
なのではないでしょうか?
初対面の相手のときには
このくらいの距離感がいいかも。
家族だと、
友人だと、
ママ友だと、
親戚だと、
親友だと、
このくらいの距離感がいい。
観察してみると
自分のだいたいの距離感が
感じられると思います。
これがわかってくると、
自分の基準が見えてくるので
相手のことも少しずつわかるように
なってくるかと思います。
ああ、この人は距離が近いなぁ。
この人は距離が遠いなぁ。
この人とは距離感が似ているなぁ。
などということが
よく感じられるようになります。
これが理解できてくると
何がいいかというと
色々な距離の取り方が
できるようになることです。
苦手なタイプの人なのに
相手は距離を詰めてくる……
例えば、こんな時にも
こちらは心地よい距離感を
取るように接する
ということができたりします。
たかが距離、
されど距離、ですね。
ちょっとしたことですが、
観察してみると
意外と面白いかもしれませんよ。
是非、
自分にとって心地よい〈距離感〉
を探してみてくださいね。