3曲なんて選べねえ!と思ってたけどもう自分の中で決まってた
自分の中で人生の節目やつらいとき支えてくれた3曲を紹介しようと思います。なぜしようと思ったかというと、noteで#スキな3曲を熱く語るが流行ってたのを見たからという至極単純な理由です。多分ブームは過ぎ去ったんですかね??自分が語りたいだけなので社会の流れは積極的に汲まずにいこうと思います。
さて、昔は「音楽を聴いて泣くの意味わからん」と思ってましたが、その曲を聴いてた当時を思い出すとか、その曲(アーティスト)の背景を感じてとか、歌詞が自分とリンクしてとか様々な理由があるんだなと気づきました。ということで以前の「プレイリスト『良い』を作った話」と被るかもしれませんが思うがままに書いていきます。今回は本当に魂のまま書くと決めたので箇条書きになろうが長文になろうがそのままいきます!
1.ハローグッバイ/Galileo Galilei
高校受験、大学受験を支えてくれた私の青春ソング。10代の頃の色んな感情が込み上げてくる〜!!
尾崎雄貴の声がこの世で一番好き(まじで)、私にはこんな青春はなかった分同じ歳くらいでこんなことが書けるってどんな人生送ったんだ!?と同時学生の私には衝撃でした。
そして自分の中でガリレオガリレイと切っても切り離せないのがSchool of Lock!私のようなクソ田舎の学校出身でもクラスの2,3人ちょっと変わってる自分が好きなやつは聴いてた学生向けのラジオ番組。なんといってもガリレオガリレイはこの番組が主催の10代限定のオーディションフェス「閃光ライオット」の初代王者であり、その時演奏してたのがハローグッバイ。SOLが終わると大抵JET STREAM聴くかハローグッバイ聴いてました。あれ、これラジオについて語る記事だったっけ??
どうでもいいという言葉の捉え方が変わる、自分ってなんだろう、相手のことを考えるってなんだろう、感受性豊かな10代が書いた歌詞は感受性豊かな10代にたくさんのことを考えさせてくれました。
2.16/Andomori
本当の意味で音楽に目覚めた瞬間、この曲を16の時に知れて本当に良かった。
お金もスマホも持って、行動範囲が広がってどこだって行けるはずなのにどこにも飛び出せなかった当時高校生の私は特別になりたくて、田舎じゃないどこかへ行きたくて、周りから決めつけられる「自分」を捨てたくて必死でした。でも怖くて、自分で責任を持てなくて高校を卒業した自分の姿が全く想像できなくてイライラしてました。特に受験の頃は送迎してくれる親に感謝もせずぶつかってばかりで、今ではあの頃も分も親に恩返していきたいです、、、。
ハローグッバイが背中を押してくれた曲だとしたら、この曲は後ろから寄り添ってくれた曲。
勇気を出して地元より遥か都会の地で一人暮らしを始め、大学生の私は嘘が上手くなったりお酒の味を覚えたりしながらより自由になりました。結局どこまでいっても根は変わらないと気づいたけど、そのおかげで自分を自分として認められるようになった。ネガティブや自信のなさを、慎重さや客観的視点と捉えることができるようになった。そのままでいいんだよ、帰ってきたくなったらいつでも帰っておいでよって地元の無人駅で送り出してくれる幼馴染的曲。
3.世の中のことわからない/キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
これまでの2曲は中高の思い出だけど、これは完全に大学2年の夏。
散々いい話しといてあれだけど私大学1年の頃はホームシックすぎてほぼ毎月数万円と約半日かけて帰省してました。1年かけてちょっとずつ乗り越え、アルバイトを始めたことで帰りたくても帰れなくなり、やっと本当の意味で自立し始めたのが2年の夏でした。
軽音サークルにバイトに多すぎる授業、図書司書とりたくて専門外の授業も受けてたので毎日ひぃひぃ言ってました。そんななか、サークルの同期からおすすめされたキイチビールは私に強烈な衝撃を与えました。なんて可愛いバンドなんだ、と。今でも私のなかでは、キイチビールはいじらしいというかなんというか、生きるのがどうしようもなく下手で、それでもなんとか生きようね、明日も来るよ良かったね、というイメージです。
特に世の中のことわからないは、タイトルの通りまじで世の中のことなんてなんも分からんよなあという曲。歌詞を読むと、好きな人のことを考えてるようでもあるし、社会全体に対してのようにも聞こえます。
私は基本的に寂しがり屋で仲間外れな環境に極端に怯えているので(主に学生時代の影響)、この曲を聴くと「別に私だけが寂しいし不安なわけじゃないんだ」と感じ、前向きに明日も生きてみようと思えます。
とここまでずらーっと一息で書いてきたので、文体も構成もバラッバラな気はしますがさっぱりしました。そして3曲とも全記事とドン被りでした、、、。まあそういう意味での「良い」曲セレクトなので当然っちゃ当然ですね。
ここまで書いてみて改めて、自分は音楽に生かされてきたんだなあと感じました。これからもいい音楽に出会えることに期待して楽しく生きたいと思います。
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