脱サラ親父ラーメン奮闘記
たけ、
そこにおったんか、
息を潜め、できるだけ存在を消し、ただただ時間がすぎるのを待ってました。今日、天地がひっくり返るような失態をおかしてしまったからです。
わたしは、43歳にして脱サラをしました。
前職は営業マンです。
当時は課長職でした。
年収は620万。わたしの業界で言うと、平均よりすこし上くらい。
妻は看護師、こどもは高校生2人。
今からお金がいる時期。
そんな時わたしは脱サラしたのです。
営業は18年やってました。
駆け出しの頃からくる日もくる日も、飛び込み営業、断られても断られても訪問して、もちろんお客さんは居留守を使う。その度に名刺を置いてきた。あるお客さんは、俺の名刺50枚くらい溜まってたって。(あいつ、また来ましたよ!)そんな、猛烈営業マンやったかもしれない。今やとストーカーやな。
とにかく、必死やった。何もわからん。周りに相談できる人もいなかった。
大学卒業して、就職して、できたっちゃ結婚して、転職して、子供が生まれた。女の子、名前はなっちゃん。可愛い。
その子の為にも、頑張らないと、そんな思いで、活動量だけは負けないでいようと、滋賀県中を駆けずり回っていた。
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