切り札:2「武闘円舞」
一人寂しくカードショップに出かけて風呂に入れと貼り紙で注意される弱者男性の皆様こんにちは。私は24時間風呂に入っているので清潔です。
さて、今日ご紹介するのは誰が知ってんだレベルで激古なこちらのカードです。
《武闘円舞(バトルワルツ)》
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスター1体を選択して発動する。
そのモンスターと同じ種族・属性・レベル・攻撃力・守備力を持つ「ワルツトークン」1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
このトークンの戦闘によって発生するお互いのプレイヤーへの戦闘ダメージは0になる。
とりあえず名前もイラストもシンクロに微塵も関係なくてもやもやするのは私だけでしょうか。誰これ。つい最近エクシーズの方に《亜種羅王》なんてのが来てましたけどシンクロのは知らんなぁ。1年前は最近だよね?Wikiによると阿修羅ではなくシヴァ神だそうで。創造と破壊の神ですね。
アニメで遊星が使ったカード…だった気がする(適当) またまたWikiによると「ワルツトークンを戦闘によって破壊した相手モンスターの攻撃力を、そのターンのエンドフェイズ時までワルツトークンの攻撃力分ダウンさせる効果」を持っていたそうで。…そっちが本命の効果だったんじゃねえの?
実際遊星は《スターダスト・ドラゴン》をコピーしたワルツトークンの自爆特攻で《地縛神 Uru》の攻撃力を下げて、《スターダスト・ドラゴン》で仕留めてるんですよね。まぁこれからご紹介する使い方には全く関係無いんであまり話す意味も無かったですね。地縛神に自爆してて草
このカードは時代が進んで強化されたカードの一つなんです。当時は決して多くなかったある種類のカードが増えたことによって、やれることの幅が増えました。
シンクロモンスターのステータスを全てコピーするワルツトークン。しかし、「シンクロチューナー」に使用した場合、トークンはチューナーの特性は引き継ぎません。
簡単な話、シンクロチューナー対象に撃てばその倍のレベルのシンクロモンスターを出せるワケですね。この特性には《アクセル・シンクロン》が出たあたりで気付きました。それまで汎用シンクロチューナーって《フォーミュラ・シンクロン》くらいでしたからね。そのフォーミュラとワルツトークンで出せるレベル4シンクロも小粒すぎて話にならなかった。
ちなみにその特性に気付くきっかけとなった《アクセル・シンクロン》はおそらく全シンクロチューナーの中でも最も《武闘円舞》と相性の良いカードでしょう。自身がレベル変動効果を持っているので、最終的にあらゆる偶数レベルのシンクロモンスターを出せるようになります。《武闘円舞》を撃ってから《アクセル・シンクロン》のレベルを変動することでレベル6以上のシンクロモンスターを撃ち分けることも可能です。
なんならその「偶数レベルのシンクロモンスター」も着々と追加されていってます。レベル10に鬼みたいなモンスター出ましたからね。いたずらにレベル変動効果使わんでも《アクセル・シンクロン》とワルツトークンで《フルール・ド・バロネス》出せるんですよ。カードプールが拡がることで強化されることがあるカードは、《武闘円舞》はじめ決して少なくないはずです。特に古いカードなんかは同名ターン1が無かったり、制約が無かったりするので漁ってみるのも楽しいと思いますよ。
ちなみにシンクロチューナーに使うことでチューナーモンスターを含むモンスターが2体並ぶので《水晶機巧-ハリファイバー》が出せます。出せるんです。出させて♡
トークンは当然通常モンスター扱いなので、そちらを活かす方向性も全然アリ。ちなみに私は何も考えつかないので各自でテキトーに考えてください(ハナホジ
いかがだったでしょうか。昨今は激しいシンクロ推しの波が来ているので、今後も強力なシンクロチューナーが来ること間違い無し。再録も一度もされていないので、この記事を書くことによって武闘円舞の相場が1枚114514円になってしまうことが危惧されます。お早めにお買い求めください。