切り札:6「ザ・カリキュレーター」
小学生並みの四則計算すら計算機に頼っているデュエリストの皆様、こんにちは。「80008000」はデュエリストならよく電卓に打った数字かと思います。相手がいない?あっ…
さて、今日ご紹介するカードも計算機です。
《ザ・カリキュレーター/The Calculator》
効果モンスター
星2/光属性/雷族/攻 ?/守 0
(1):このカードの攻撃力は、自分フィールドのモンスターのレベルの合計×300になる。
近年雷族は非常に強化されました。サンダー・ドラゴンのカテゴリ化、図ったようにそれと同時期に登場した太陽電池メン、クッソゆるケツな条件で出てくる超雷竜などで瞬く間に環境を席巻しました。その雷族強化と全く関係なかったのがこのカードです。
効果は単純明快。攻撃力が自分フィールドのモンスターのレベルの合計×300になります。攻撃力が自分フィールドのモンスターのレベルの合計×300になるんです。300倍だぁ!!
無限にレベルが上がり続ける《グリード・クエーサー》と組み合わせてザ・カリキュレーターも無限大だぁ!!これが今日紹介したかったザ・カリキュレーターの恐ろしいコンボです!明日から是非このコンボでショップを荒らしてください!以上です!
……私はロマンを求めるのは大好きですが、勝負はあくまで勝たなければ意味がありません。まずグリード・クエーサーのレベルを上げるために相手モンスターを戦闘破壊する必要がありますし、特に自己特殊召喚効果を持たないグリード・クエーサーとザ・カリキュレーターを並べるのは厳しいでしょう。現実的なコンボとは言えません。
私は、ザ・カリキュレーターをワンショットキルのために使用します。
と言うより、特定のデッキにザ・カリキュレーターを挿して、ワンショットキルが可能なデッキにするといった感じでしょうか。
このカードを使いこなすためには以下の点に留意しましょう。
・ザ・カリキュレーターへの召喚権を残しながら、とにかく大型モンスターを並べる
・ザ・カリキュレーターと横のモンスターの攻撃力を合わせて必ずキルラインに乗せる
シンクロや融合に頼っても構いませんが、メインデッキからめちゃくちゃにレベルの高いモンスターを採用しまくるデッキがあったんですね。試しにザ・カリキュレーター入れてみたら、召喚した瞬間相手が青い顔して静かに死んでいったので是非紹介しておきたかったんです。そのデッキとは…
【堕天使】です。今でこそ《悦楽の堕天使》などに召喚権を割くことが多くなっている堕天使ですが、私がザ・カリキュレーターを採用していたのは10期以前。
自己特殊召喚効果を持つレベル7の《堕天使マスティマ》なんかを起点にしながら、《堕天使の戒壇》と堕天使の半共通効果である「墓地の魔法罠効果コピー」を駆使し、徹底して大型の堕天使を並べていきます。
その過程ではレベル8の《堕天使スペルビア》や、レベル10の《堕天使イシュタム》が展開されます。仮にこの時点で召喚権を使わずにマスティマ・スペルビア・イシュタムが並んでいるとすると、合計レベルは25。ここでカリキュレーターをひとつまみ…wすると
レベル合計27×300=8100!!
勝ちましたね。シンクロもエクシーズも必要ねえんだよ!これが本当の打点死ってか!ハハッ!
あぁちなみにレベル12にして《アストラル・クリボー》投げると簡単に攻撃力+3600できますよ。終わったな!
いかがだったでしょうか。普段は色々とやりたいことやできることを長々と書いてしまいがちなんですが、あまりにもやることが単純明快で強すぎるので疾走感のある記事になりました。皆様も明日から良いワンショットキルライフをお過ごしください。