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天秤の月とリリス〜MC に土星が与えた試練〜
占星術のお話
リリスについてはまだ謎が多く、勉強していてもなんだかよくわからないと思います。
今日はそのリリスについて発見した内容です。
こちらは私のネイタルチャート
![](https://assets.st-note.com/img/1732804422-yPNb9Bt68L70DlqWTY2VGJjF.png?width=1200)
MC 、天秤23°度
リリス、天秤20度9ハウス
月、天秤29度10ハウス
MC とのオーブは3度〜4度
ほぼコンジャンクションと言っていいでしょう。
社会に出ようとしている時、得体のしれない恐怖に飲まれて苦しくもがいていました。
現実に試練を与える 土星がちょうど天秤座に入った時のことです。
自分をよく見せたいと思う欲にかられ、人から非難されるのではないか、どんな風に思われるだろうか、
自分がどんな価値を提供でき、 それに見合った対価をもらえるだろうか、自分にはその価値があるだろうか
そしてどんどん自信を失い、いつしか人の目が気になって、自分を出せなくなっていきました。
土星が与えた試練に応えられず、月とリリスに惑わされてしまったのだと思います。
学生時代に獲得した、「これだと思う 信念」それをことごとく 否定されたような気持ちでした。
なかなか 光明が見えない日々を過ごし 、あちこち 掛け持ちしながら鍼灸師として働き始めました。
自分のビジョンもはっきりしない中、唯一 思い描けたのは
「家族」でした。
人生で最も幸せなことは、老衰し生を終える時に大勢の家族に囲まれて、
慣れ親しんだ家の暖かい布団の中で最後を迎えること
ずっと先のことのようで、人が目指すゴールはそこではないかと考えていました。
また、開業するなら女性と子供のための鍼灸院にしたいと、女性特有の体調不良や不妊治療、小児 鍼の専門治療院で研修を始めました。
しかしまだ若く、独身で子供もいない私では、その人達の辛さや苦しみは分からず
お役に立てる段階ではない、と思っていた時に妊娠がわかり、順序は逆になりましたが結婚しました。
それは望んだことだと思います。
辛く苦しかった日々に光が差したように感じましたが、反面現実から目を背け隠れるような気持ちでした。
私のネイタルチャートに、子供が生まれた日のトランジットを重ねると
リリス がとても強く主張しています。
私のネイタルは、月とリリスが合していて、どちらの影響なのかよくわからず、リリスとは一体何なのだろうか
ずっと迷宮入りしていましたが
この子は私のリリスなんだ、と腑に落ちました。
娘は満月生まれ、太陽とリリスの合
彼女のチャートを眺めていてはっきりと気づきました。
時折、彼女に対して畏怖の念のようなものを感じることがあるのはおそらくこういうことでしょう。
私がリリスに惑わされ、土星 の試練に耐えられず結果的に逃げ、その因果やカルマを彼女に渡してしまった
しかし彼女は
私のリリスという闇を強く照らす太陽でもあります。
私のもとに現れ、教訓を与えてくれる導き手なのだとそう確信した2024年11月28日、これを記録しておきます。
彼女はきっと 、
天界から私を見ていて、私が太陽を輝かせてないので、助けに来てくれたのだと解釈しました。
私が、魂の目的を思い出せるように。
やや余談ですが
私は子供って天から預かりものなのでは?と、
溺愛というより恐れ多く神々しい存在に感じながら育ててきました。
幼少期の彼女は、積み木で鳥居 ばかり作り、神社やお寺に行くと手を合わせ丁寧にお参りするので、「とても信心深い子だな、転生 何回目?」と面白がっていましたが、今思うとそれも頷ける度量の広さのある人が私のバックアップをよくしに来てくれたものだと驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。
受け取れる意識がある、そのタイミングで読み取れる不思議。
ありがとう
私の元へやってきてくれて
彼女が背中を押してくれるので、頑張っています。自分の描いてきたホロスコープを楽しめるように。
ここまで読んでくださってありがとうございます。