【VRC】たまにはPublicで喋りに行こうかなと思ったお話【1/2】
VRChatの醍醐味として会話は欠かせませんよね。
VRChatにおける会話は、現実世界の対話と同様に、相互理解と共有体験の場を提供するものです。しかし、その本質はさらに深いところにあります。VRChatの会話は、物理的な制約を超え、純粋な意識と意識の交差点で行われる、新しい形のコミュニケーションです。
現実の肉体を持たず、ただ思考と声だけが存在することで、私たちは自己の本質をより自由に表現し、他者の本質を直接感じ取ることができるのです。ここでは、外見や物理的な制約は存在せず、ただ心と心が直接触れ合います。
つまり、VRChatにおける会話は、ただのデジタルコミュニケーションではなく、新しい形の自己探求と他者理解の場です。ここでは、私たちは新たな存在の可能性を探り、相互の存在を深く感じ取り、広がる意識の海で真の共感と理解を追求するのです。
会話のデッキのお話
皆様は会話のデッキをお持ちでしょうか?
会話のデッキとは、切り口や返答を予め考えておき、会話をスムーズに展開して行く為の用意のことだと思ってください。
例えば、切り口として“相手のアバターを褒める”。これはエンジンかずみさんというVtuberの方が仰っていました。
VRChatの魅力の一つとしてアバターは欠かせないものですから、外さなそうですよね。
私の場合、今ここで何をしていたのか、よくこのワールドに来るのか、を聞こうと思っています。
話しかけても良い状態なのかを自然に聞くことができ、普段はどんなワールドに行っているのか、といった話題にも広げやすそうです。
手札が事故しても大きく外れることの無い、良いデッキが組めたと思っています。
組めては、いたのです。
オンラインフレンド0人のお話
最近ではフレンドさんと過ごす時間が多くなり、ここ1ヶ月半ほとんどpublicに出ることなく過ごしていました。
私にとってフィーリングが合っているのでしょう。同じ時空を共有していただけている事に本当に感謝しています。
しかし長い時間プレイしていると、当然ですがフレンドさんがいない時間が来ます。
1人の時間はホラーワールドや謎解きワールドで遊んでいるのですが、誰かと遊ぶ楽しさを知ってしまった今、長く続けられるものではなくなってしまいました。
思い至ったら即行動しかありません。
1分経たずでシミュレーション。いざPublicへ。まだ見ぬフレンド探しの旅へ。
Publicをさまようお話
前々から試そうと思っていたボイスチェンジャーをデッキに加えた私は盤石体制でPublicへ。
まずはワールドの選択から。私がフレンドさんと出会った場所はウシヲポートとFUJIYAMAです。成功体験を得ているこの2つは欠かせません。
加えて有名どころのJPTと、前々から気になっていたENCOUNTERYというマッチングワールド? にも行ってみることにしました。
ウシヲポートは15人のインスタンスを発見。ちょっと人が多くて不安だけど、入ることを決意。
狙い目としては1人でワールドを探している人。理由は簡単、既に形成されたコミュニティに入っていくのが苦手なのです。何か嫌な理由がある訳でもなく、精神的な理由で入っていけないのです。怖気付いているだけです。
ウシヲポート
が、入ってびっくりなんということでしょう。ぼっちは私だけでした。あたかも最初から目的の場所があったかのように交流コミュニティゾーンの一角に逃げ込む私。
次の作戦を立てようと呼吸を整えるその刹那、交流コミュニティゾーンに人影が。
これはまずい。後がなくなった私は、予定になかったjapan talk roomのポータルを押して飛び込みました。
色々割愛
私が誰とも会話できなかった話を5000文字も読んでもらうのは難しいと思ったので話は飛びます。
最後に
結局5つのワールドを回って誰にも話しかけることが出来ませんでした。
大人数がいるワールドの攻略は難しいと判断した私は、1対1の状況さえ作れれば会話しやすいではと考えます。
次回、【VRC】たまにはPublicで喋りに行こうかなと思ったお話【2/2】〜なでなでマッチング編〜