日本語でカジュアルに読める「美術で読むギリシャ神話」系の本に足りないもの

ところで私がCANBEスタープロダクションさんで念願の「文化人」枠になることができました(デビュー前なのでまだ公式サイトには載っておりません)のは、(西洋)美術史(「西洋」がカッコ付きなのは、近現代に入って西洋美術の影響(技法だけでなくテーマや時代背景なども含めて)を受けたいわゆる西洋文明圏でない地域の作品も扱うからです)ネタに詳しいと認めて頂いたからです。勿論まだまだ私も知らないことが多いので、勉強を怠ってはいけませんが)が、ここでクイズです。

  • 西洋美術のテーマにギリシャ神話が多いのは、1つにはそうした古代神話を「キリスト教の神様による人間救済の例え話」として解釈する信仰があったから。

  • キリスト教時代に入ってから制作された「ギリシャ神話をテーマとする美術作品」の中には、古代にはなかった(つまり後の時代に新しく創作された)エピソードを扱ったものも実はいくつかある。

この2点のうち、正しいのはどれでしょうか?

・・・実は、どちらも正解だったのです。
こういうことは、今日本語でカジュアルに読める「美術で読むギリシャ神話」系の本ではほとんど触れられないことが多いですが、こうしたことを扱うのが得意なので、新しいタイプのそうした本をお作りになりたい方は、是非とも私にお声がけくださいますと幸いです。


いいなと思ったら応援しよう!