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有漢町みちくさプロジェクト part.0 ~地域活性化と「みちくさ」~

有漢町みちくさプロジェクトって何?

地域活性化に大切なのは、ずばり「みちくさ人口」
何気ない「みちくさ」から生まれる人々の交流が地域の元気の種だと信じています。
そんな種を育む交流拠点を町に作るプロジェクトです。
 

有漢町と旧有漢診療所について

有漢町は岡山県のここらへん。

プロジェクトの舞台は、岡山県高梁市有漢町
読みにくい地名ですが、高梁(たかはし)市有漢町(うかんちょう)と読みますm(_ _)m
人口約1,900人(2022年11月現在)、高齢化率は40%を超えます。

この町の中心である有漢地域局の目と鼻の先に位置する建物(旧有漢診療所)。
2017年まで町の診療所として住民に親しまれてきましたが、現在は空き物件となっています。(築48年の鉄筋コンクリート造です)

旧有漢診療所

人・交通の往来も多く、学校やこども園も近くに立地したこの建物を改修し、赤ちゃんから高齢者まで世代を超えた交流が生まれる拠点にしたいと考えています。
 

プロフィール

左から私、長女、次女、妻

申し遅れましたが、西垣陽平と申します。1991年6月15日京都府京都市生まれです。

私は2020年10月に子育てにより良い環境を求めて、妻と長女の3人で大阪から高梁市有漢町に移住してきました。
2022年9月には次女が生まれ、家族4人で有漢町の生活を満喫しています。(鳥の鳴き声の種類が多い!)

現在は地域おこし協力隊として、地域住民のデジタル・IT活用支援や、新規就農・移住者がより暮らしやすい地域づくりを目指して活動しています。
協力隊の任期終了後は有漢町でブドウ農家として就農するべく、ブドウ生産の勉強もしています。

スマホ相談室とブドウの粒間引きの様子

「地域おこし」で気づいたこと

地域おこし協力隊とは、その名の通り、地域の活性化を目指して様々なミッションに取り組む仕事です。
活動しはじめの頃は右も左もわからず、がむしゃらに自分がすべきことを模索する日々でしたが、2年間の協力隊活動と子育ての中で自分なりに気づいたことあります。 

それは、人と人との何気ないコミュニケーションによって地域は活性化されるということです。
特に赤ちゃんから高齢者までが繋がる「世代間交流」が、カギになると考えています。 


子どもから大人へ、大人から子どもへ
互いに経験・知恵・刺激を交換する。 
 

この関係性が日常的に無作為に生まれることが理想です。
そのために、地域内外の誰もが気軽に「みちくさ」できる場所を作りたいと思いました。 
 

子どものため?親のため?みんなのため?

移住者の私たちは親元から離れて暮らしています。
ありがたいことに、2歳の長女と2ヶ月の次女は、地域の多くの方々に可愛がられ成長を見守っていただいています。
そして、私たちも精神的にも肉体的にも支えられています。
(子育ては楽しくも、しんどい ^^; ) 

いろんな人に育ててもらってます。

いわば、シェアばあば、シェアじいじ、シェア孫、です。
親だけでは到底不可能な量の愛情を受けている光景と、ばあば・じいじ達の笑顔を見て「これこそが地域活性のファクターだ!」と頭に光が差した瞬間を覚えています。

そんな関係性がさらに生まれる場を作りたいのです。
家庭や世代の枠を超え、様々な人と触れ合うことで子どもの可能性は親の想像しえないところまで広がると信じています。
 

いかに続けていくかが大事

他の地域にも同じように、コミュニティカフェと呼ばれるような交流拠点はたくさん見られます。しかしその多くが収益性に課題があることも事実です。

このプロジェクトも工事終了からがスタートであり、長く愛されるような、そして我が家の家計を支えられるような形で運営していかなければなりません。

今回の施設の規模はコミュニティカフェにしては異常に大きく(診療所だったので当然)、資金繰りのハードルは低くありません。
カフェ以外での収益性を持たせる必要があり、その具体的な方法は未だ計画途中です。

経験値不足ですが、右往左往するところも含めて、
建物とプロジェクトが成長していく様子を温かく見守ってくださると嬉しいです。m(_ _)m

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