20200810_クビナガモモイロリュウに餌をやる

昨日、夫と恐竜の話をしたせいか、恐竜の夢を見た。
世界で唯一、生きた恐竜の飼育をしている牧場を夫と訪れたのだ。雰囲気としては静岡のまかいの牧場だが、場所はたぶん福井。
見渡す限りの芝生、青い空。そこへ唐突に古代の巨木が生えており、そこで4~5頭の首の長い恐竜が巨木のてっぺんの歯を食んでいる。形としてはブラキオサウルスなのだが、アンバランスに首が長い。首は常に上に伸ばしており、首の先までの高さが15mくらいある。
彼らはクビナガモモイロリュウというらしい。クビナガモモイロリュウはこの地域でしか発見されていない恐竜で、生きた化石と呼ばれているそうだ。
恐竜って絶滅したと思っていたけれど、こんなところで細々とまだ生きていたんだな、。

クビナガモモイロリュウの餌やり体験ができますよ、と係の人が案内してくれたので、これは絶対やろう!と夫と盛り上がった。クビナガモモイロリュウは、その長い首をほとんど曲げることができない。首の根元と頭が少し動くくらいで、長細い部分の骨は癒着し、曲がらないのだそうだ。なので、餌やりにはものすごく長いマジックハンドを使う。

撫でながらでないと餌を食べないそうで、右手で足を撫でながら、左手一本で10m以上あるマジックハンドを操作しなくてはならない。最初に私がチャレンジしたのだが、干し草を掴んだマジックハンドは右へ左へ大きく揺れ、まったく制御できない。見かねた夫が代わると、彼はなんなく干し草をクビナガモモイロリュウの口元へ運んで食べさせていた。亀のような顔だな。

それにしたって、なんだってクビナガモモイロリュウなんて名前なんだろう。クビナガはわかるけれど、モモイロってどこが桃色なんだろうとずっと考えていた。だって体中一面灰色なのである。きっと骨かな。勘だけれど骨がきっと桃色なんだ。

という夢だったと夫に説明したら、クビナガモモイロリュウっておかしな名前だね。と言った。首長竜ってのは実際にいるから、モモイロクビナガリュウならまだわかるんだけど、と。
まぁそこは夢だから大目に見て欲しい。

夕方、夫がようやく福井から帰ってきたので、駅前のBaskin-Robbinsで一緒にアイスを食べた。スイカサマーとショコラカシス。ボストンのBaskin-Robbinsで一人食べたスイカ味のアイスを思い出しながら味わった。

夜はお土産を広げて晩酌。夫が、出張先で飲むのもいいけどさ、こうして家で一緒にゆっくり飲むのは格別だよね、と言っていて最高の気持ちだ。一緒に旅行も行きたいけどさ。家を守っている私としてはその一言は効いた。

明日一日働いたら、盆休みだ。ゆるりと寝よう。


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