脳みそがエアー抽選器になったはなし

この頃すっかり文章が書けなくなって落ち込んでいる。うまく書けるとか書けないとかそういう次元ではない。

言葉がとにかく出てこない。老化もあるだろうか、なんというかもっと激しく頭の中がごっちゃごちゃなのだ。よくエアーで中身をかき混ぜるタイプの抽選器(透明な球体の中でクジが舞ってるやつ)があるが、あれに近い。

言葉を引っ張り出すには、舞い散るクジの中に手を突っ込まなくてはならない。思い通りのものが掴めるとは限らない。というか掴めないことの方が多い。
今までは整頓されているとまでは言えなくても一応引き出しには入っていたものが、めちゃくちゃにひっくり返された上で常にかき混ぜられている感じ。
そうしてやっとこさ見つけた言葉も、組み上げなければ文章にならない。今までは、脳みそ内のテーブルに集めた言葉をザッと広げて、右へやったり左へやったりして物を書いていた。それが今は、テーブルの広さが1/4くらいになってしまった感じで、非常に効率が悪い。

そんな具合なので、仕事のメールひとつ書くのも億劫なのだ。たまに「筆が乗るなぁ!」と勢いよく書いたものを後から読み返すと、自分でも何を言っているんだかわからないものが出来上がっていて余計に落ち込む。
このまま放っておけば更に気力が衰え、書けなくなり、ますます語彙力が低下して、そのうちクジが一枚もなくなるのではないか。背筋が寒くなってきた。

とりあえずなんでもいいから書かないと(川柳になってしまった)というわけで、余裕があるときは、なるべく何か書くということに決めた。

Twitterもある程度はリハビリになっているとは思うが、ちょっと字数が少ないからね。今日はこんなに書いたので、もうよしておこう。

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