20200815_中華三昧の天国

酒がうまい、酒がうまい。これぞ夏休みである。

子供のころの夏休みは地獄のようだったが、この年になってからの夏休みはまさに極楽だ。クーラーのきいた部屋で目覚め、二度寝しても誰にも怒られない。昼前に起きて青椒肉絲を作る。トントンとピーマンを切る音が小気味よい。豚ロースをねちねち細切りにする。そろそろ包丁の研ぎ時だな。昨日の晩と同じメニューであるが、文句を言う人はいない。夫と二人で美味しいねと言いあいながら、3人前の青椒肉絲をもりもり食べた。

夫が昼寝してしまったので、私はソファへごろり。人の釣行記を読んで猛烈に釣りに行きたくなる。練習しないので全然うまくならない釣り、10年後も初心者やっている気がするな。釣りに行きたい気持ちをいなしながら、あてどなくネットの海を徘徊していると友人から電話がかかってきた。

特に用のない電話をかけてくる人々、私の人生に常に現れる。自分から電話はかけないけれど、そういう電話嫌いじゃない。最近おしゃれに目覚めた私に、干支一回り年下の友人があれこれと美容知識を教えてくれるので助かる。

夜はウー・ウェンさんのレシピで新鮮トマトのエビチリを作った。トマトを角切りにするとまな板が汁浸しになる問題が発覚。ちょっとまな板が小さいのだよな。台所も広くなったことだし、大きなまな板へ買い替え時かもしれない。

エビチリ、自分としてはよくできたつもりだったが、夫曰くちょっとエビの臭みがあるとのこと。私は鼻が悪いのでよく分からない。次回は解凍の仕方を変えるか。好みのエビチリについて夫に聞くと、エビに衣がついているのが好きだという。あとパリパリを付けてくれと。確かにわたしも衣がついているのが好きだな。次は卵白をまとわせよう。パリパリは正直面倒くさいんだよなぁ。春巻きの皮を別途揚げなくてはならないし。でも次はつけてやるか。

酔うと洗い物をせずに寝てしまうことが多いが、ちゃんと洗い物も余ったごはんの冷凍もしてから寝た。

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