20200805_桃はストレスを感じる、若くて健康な時がない

ここ数日、日記を書いては消している。別に大したことは書いていないのだが何だか上手くまとまらなくて。

朝起きた瞬間から頭が痛かった。昨日の晩も痛かったし、参ったものだ。毎日体調と精神の具合をメモしているのだが、一年の5分の3くらいは体か精神かが悪い。残った5分の1のうち、ほとんどが普通の心身で、ごく一握りだけが元気!と感じられる日だ。

思えば幼い頃から健康とは程遠い子供であった。原因不明の腎盂腎炎の繰り返しで入院すること十数回、やっと原因が見つかり手術で完治したと思ったら、精神がやられて暗黒の思春期に突入し、頭の病が治らぬまま成人して今に至る。「若くて健康なうちに色々やっときなさい」と人は言うが、このように若くて健康な時期がない人間もいるのである。

若いときに苦労した分、これからはいいことあるよと、誰かが誰かに言っているのを聞く。私もそうだといいのだが。

頭の痛みが和らいだころを見計らって、とっておいた桃を切った。大好きなんだ、桃。先日友人がくれた桃は香り良くて、皮まで美味しかったな。
切ったそばから甘い香りが漂って、うっとりする。大きな一切れにかぶりつくと、じゅわりと果汁があふれ出して・・・・甘・・・?渋い。何だこれは。果汁に触れた舌、上顎、喉に至るまで、桃の皮のように細かい毛が生えたような感覚がして、そのあたりがすべてイガイガと渋い。変な味の唾液が出る。

皮を付けたままにしたのがマズかったか、と皮を剥いて食べてみても同じ。渋い桃というのを生まれて初めて食べたので、自分が信じられずに渋い渋いと思いながらも1つ完食してしまった。

調べてみると、渋い桃というのは割と存在するようだ。桃が渋くなるのはストレスのせいだとか。桃にもあるんだ、ストレス。梅雨時の雨量が多すぎたりと水分量的なものでストレスを感じるそうだ。今年は長雨だったからなぁ。

夜、居酒屋でバイ貝を食べていると夫からLINEがあった。「内臓が切れた!」と嘆いている。夫はこういう巻貝の身を最後まで取り出すのが苦手なのである。その場に行って代わりに身を出してあげたいよ。私は得意だから。

さぁて寝るかと思い始めたら体調も気分も良くなり始めたので、この日記を書いている。さぁて寝るか。

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